スリランカ大統領、ノルウェー政府なしでの和平交渉はあり得ないとの発言

2005年4月7日、コロンボ
スリランカ大統領チャンドリカ・クマラトゥンガは、ノルウェーの政府との仲介がなければ、少数派タミル人武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)との和平交渉は有ありえないと述べた。
水曜日、公衆の場で、スリランカ大統領は、ノルウェー政府の仲介を反対する人々や国から追放することを要求している人々は、LTTEがノルウェー人なしでは和平交渉に応じないと言うことを理解していないと、述べた。
クラマシンハ首相は、平和促進を担うノルウェー政府を追放するキャンペーンをしている大統領の左翼支持者であるスリランカ人民解放戦線、あるいは人民解放戦線に対して激しく非難している。
スリランカ人民解放戦線は、反逆者グループへ偏見がかけられた事で彼らを非難し、LTTEとの和平会議におけるノルウェー政府の役割に対する騒々しい公の抗議へ反発した。
ノルウェー政府はクラマシンハ首相の依頼に応じて2000年に現在の和平促進の役割を担った。
最近3年間でのノルウェー政府の仲介的役割は、過去の一時的な中断や2002年9月と2003年4月に行われた直接交渉6回をまとめあげることに成功した。
スリランカ人民解放戦線の政府内の反対は、行き詰まりを打開しようとするノルウェー人によるねばり強い努力にもかかわらず会談の不再開の要因となった。
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情報源: 新華社通信
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