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ユニセフ北スーダン洪水状況報告―外部2007年7月

1.北スーダンでの洪水による影響を受けた地域
スーダン政府は、北、南、西ダルフールと同じく、北Kordofan、White Nile、KassalaとRed S
ea州に、鉄砲水の警告を出した。この緊急事態は、雨季のかなり初期で、洪水状況は、さらに悪化
すると予想されている。
ピークの洪水時期は、7月15日から8月終わりの間である。Kassalaでは、EI Gasha川がすでに
洪水しており、1988年の巨大洪水期間より、さらに水位が高い。同様に、ナイルは、Khartoum
地域で監視されており、エリトリアとエチオピアの政府監視機関と緊密に連絡をとり合っている。ユニセ
フは、少なくとも、111,000人を援助し、そのうちの55,000人以上が子供達である。
KASSALA州、Kassaka町:7月5日木曜、EI Gosh川の水位は、5.7メートルに上昇し、その
7箇所の堤防が、決壊し、KassalaとAl Gash地方を水浸しにした。これは、主流の東と西側を抜
けて、川に新しい流れをつくる結果になった。そして、ひどい、家屋の損失を引き起こした。Kassala
町の各機関協力組織の調査は、22箇所が影響を受け、損害を受けた数は、1067世帯を超え、
さらに、342の家が全部崩壊した、と示している。AI Gash地域の5つの村が、影響を受けた。Ka
ssalaの町で、水供給、電気、通信のネットワークは、現在のところ、影響はない。エリトリアからの報
告によると、エリトリアの集水地域で、さらに多くの雨量が、予測されている、と示されている。このレポ
ートの執筆時点では、川は安定し、更なる鉄砲水はここまで無い。Kassala町へとKassala町から
のアクセスは、影響を受けていない。
Aromaの町;KASSALA:7月11日にEI Gasha川は、堤防を壊し、Aroma町の一部とKas
salaの北45km、取り囲んでいる4つの村に氾濫を起こした。この町は、洪水の後の始めの2日間、
アクセスできないようになった。州市民が守備(防衛)している間、軍と警察は、人びとを避難させよう
としたが、大多数の影響を受けた世帯は、その地域を離れないことを選んだ。町から洪水の水を排
水するために、地域の当局は、アスファルト舗装の道路を壊し、孤立の一因となっている。これは、現
在、救援物資を運ぶトラックを通すために修復された。航空写真は、地域が大量の水で埋め尽くさ
れていること示している。Aromaでは、水のパイプラインは、洪水の水からの被害を受けた。衛生も
又、地域の簡易公衆便所の損傷で影響を受けた。
WHITE NILE STATE:およそ2,000人の人びとは、White Nile州の豪雨によって、直接被
害を受けた。多くの家―主に、泥のブロック、草ござや材木で作られている―は壊された。洪水によっ
て被害を受けた人びとは、伝えられるところによると、崩壊した家の横の戸外で住んでいる。これらの
地域の一般的な衛生は、極端に貧しい。そして、被害を被った地域の健康施設は、AWD(Acute
Watery diarrhoea 急性水様性下痢症)や他の伝染性の疫病を防ぐことを含む、ニーズの増加に
応じるのには、十分でないかもしれない。
BLUE NILE STATE:被害を受けたダムからの洪水の波は、家屋を崩壊させ、見積もって、Blu
e Nile州のBout町の1500の家庭に影響を与えた。100人の全壊した家の住人を含む、200人
を超える緊急避難支援が必要とされる。町の構造基盤は、被害を受け、道路でのアクセスは難し
い。4箇所の学校は、部分的に、被害を受け、それは、女子の学校の3教室を水害で失ったものを
含む。最も近い病院は、事実上、住民から遮断された。安全な水と簡易公衆便所のアクセスは制
限され、道での公然排便が起こっている。多くの被害をおった家庭は、町の被害を被っていない世帯
によって受け入れられた。Tadamonでは、報告によると、500を超える家が、洪水によって損害を受
けたり、破壊されたりした。常設の学校の4つの教室は、洪水により被害を受けており、遊牧民学校
の3つの教室は崩壊した、と報告された。洪水の前に、1週間に平均8人であった下痢の患者は、洪
水後、15人までに上昇した。町には避難民を受け入れる許容量があり、現在、損害に応じる物資
が十分にあるが、アクセスは、ヘリコプターが唯一の被災地へ通じる手段であり、主要な課題である。
KHARTOUM:Khartoumは、Jebel Awlia地帯が洪水に襲われた。そこは、すべての家屋の
3/4が損害を受けたと見積もられている。きれいな水へのアクセスは、欠如しており、すべての簡易公
衆便所は、ほとんどその地域で使う事ができない。孤立した学校もあり、ほとんどの店は開かれてい
ない。Khartoun北部では、見積もって、4450の家庭が、洪水によって深刻な被害があり、彼らの
家々は、部分的に、又は完全に崩壊した。3箇所の学校が破壊し、1箇所の健康センターは水浸し
になり、アクセスすることができない。MayoとEI Salaamキャンプでは、2000にも上る世帯が被災
した。衛生施設はひどく損害を受けた。
NORTH KORDOFAN:6箇所の場所では、洪水によってかなりひどく襲われた。政府―INGO
調査は、8800を超える世帯が被災し、早急の支援が必要と見積もっている。洪水の水は、いくつ
かの被災した村を孤立させた。
情報源:United Nations Children’s Fund (UNICEF)
原文URL:reliefweb.int
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低所得・食料不足国にとって2007度の作柄予想は様々

28カ国が食糧不足に直面
ローマ、2007年7月17日-国連食糧農業機関(FAO)の最新の作柄予想
および食糧事情報告書によると、低所得・食料不足国で予想される穀物生産
の成長減速は、引き続き高い国際価格の見通しとあいまって、来年度の食糧
供給の状況を厳しいものにするだろう。
その報告書によると、4年連続の比較的力強い成長の後、低所得・食料不足国(LIFDC)での穀
物生産は、2007年には1%以上の伸びしか予想されておらず、その伸びは人口増加率よりも低い
ということだ。さらに、中国、インドのような最大の生産国を除外するなら、残りの低所得・食料不足
国での食糧生産高は、昨年よりもわずかに下回ると予想されている。
アフリカ
北アフリカでは、モロッコの今年の穀物収穫高は、旱魃によって台無しとなり、昨年の4分の1しか見
込めない。南アフリカでは、最近の主要穀物の収穫結果は、様々だ。ジンバブエ、ナミビア、レソト、ス
ワジランドでは旱魃のために収穫高が激減したが、マラウイ、アンゴラ、モザンビーク、マダガスカル、ザン
ビアでは、記録的か平均以上の収穫があった。
西アフリカでは、今までのところサヘルでは、不規則な降雨のために実りの季節が遅れている。東アフ
リカでは、2007年度の穀物収穫高は、ほとんどの国で有望だと予想されている。しかし、ソマリアの
主な栽培地域では不規則な降雨のため、収穫高が減少すると予想されている。
アジア
アジアでの2007年度の主な粗粉と米の収穫高は、極東では、適時に季節的なモンスーン雨の到
来した後、概して有望だと報告されている。
2007年度、小麦の豊作は、中国、インド、パキスタンに集中し、バングラデシュでは、不利な天候
条件のために小麦の収穫高が減少した。
危機に立つ国々
FAOの最新のアセスメントでは、世界の28カ国で深刻な食糧不足の問題が続いていると指摘され
ている。
ジンバブエ、スワジランド、レソトでは、長引く日照りと不安定な降雨の結果、これまでで最悪の収穫
期の1つとなった。これらの国の主要作物であるトウモロコシの2007年度の生産高は、2006年度
と比べるとジンバブエでは約43%、レソトでは51%、スワジランドでは60%減少する見込みだ。
以前より低い食糧生産高と、上昇する国内価格と地域価格は、ジンバブエの400万人以上の立
場の弱い人々の食糧安全保障に不利な影響を与えると見られている。5月に起こった4500%を超
えるハイパーインフレーションは、低所得層と中間所得層の購買力と手に入る必需品を徹底的に減
少させた。
東アフリカでは、南ソマリアの状況は、主に首都モガディシュでずっと続いている暴力のために、特に懸
念される。そこでは、何十万人もの人々が、居場所を追われ、貿易と経済活動は制限されている。
スーダンでは、主に不安定さが食糧へのアクセスを妨げる要因となっており、紛争中のダルフール地方
では特に問題がある。
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国では、食糧供給の展望が不安定なままだが、伝えるところによ
れば、韓国から約束された40万トンの米の食糧支援の第一便が6月末に届いたようだ。
Nepalareの75地区のうち42地区で食糧不足が見込まれている。慢性的で広範囲にわたる食糧
不安が極西部や中西部の山岳地帯に広がっており、そこでは、立場の弱い人々への食糧支援が制
限されたままだ。
イラクでは、全体的な食糧安全保障の状況は、戦闘や安全面の問題のために、悪影響を受け続け
ている。人道的機関によると180万人以上が国内での強制退去を余儀なくされ、200万人以上が
国外に避難している。
人道的支援は、ボリビアの立場の最も弱い地方の家族に与えられている。その人たちは、今年初め
の主な実りの季節に旱魃と洪水に遭い、作物と家畜を深刻なほど失った。
支援が必要な国のリストを見るには、ここをクリックしてください。
情報源:Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)
原文URL:reliefweb.int
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モザンビーク:援助を求める数千人からの緊急要請は3倍に上る

赤十字は先月モザンビークに被害を与えた洪水とサイクロン“FAVIO”による被災者への救助要請を
見直している。今後6ヶ月の間に11万7000人の被災者を援助する為に修正された援助要請は2060万
スイスフラン(1,690万USドル、1,280万ユーロ)に上る。当初2月16日に予定された750万スイスフラン
(560万USドル、430万ユーロ)からほぼ3倍の金額である。
モザンビークの災害はもはや重大ニュースではないが、多くの人々が全てを失い、緊急援助を
求めている。モザンビーク赤十字社の事務局長であるFernanda Teixeira氏によると復興には
時間がかかり、おそらく数ヶ月はかかると考えている。16万人以上の人々が洪水の被害を受け、
今も尚、約10万人が収容施設での生活をしており、一方で55,000人が再定住施設に住んでいる。
我々はまた、彼らの家の再建、生活の回復を援助しなければならない。
援助活動は洪水の被害を受けたSofala, Manica, Zambezia, Teteや、同じくサイクロンFavioにより
被災したInhambane, Sofara地域へ集中するだろう。
避難所への増大する援助依頼に応えて、修正援助要請によりモザンビーク赤十字社は23,000以上
の家族に防水シート、テント、敷布団、ジェリー缶、棒状の石鹸、蚊避けネットを供給することができる。
被災した人々の健康状態を改善し、水から感染する病気を防止する為に健康と衛生状態改善の
意識が高まっている。100万個の浄水キット(water-maker sachet)が配布される。また、約1,500の
トイレが建設される。家族達はなたや、ペンチ、ワイヤ、ローブ、農機具を含めた避難用具等の
復興生活用品を受け取ることになり、果樹の苗も配布される。
それら緊急援助を与える他に、今後は復興段階に重点が置かれる。2001年の洪水の経験により、
多くの人々はより安全で標高が高い地域へ再定住したが、未だ川沿いに農作物を耕していると
ジュネーブにある南アフリカ国際連盟のJohn Roche氏は説明している。今回、赤十字の
ボランティアにより、将来の災害による食糧不足の危機を減らす為、住民達の農作物をどのように
適切な場所へ移動させることができるかの助言をすることになると付け加えていた。
12月以来猛烈な雨がモザンビークを襲い、中央部、南部に大きな洪水をもたらした。2月22日、
政府は洪水による被災者を救助する為に奮闘している。モザンビークは非常に激しいサイクロン
”FAVIO”により、9人が死亡し、13万人以上が被災し、6,000軒の家屋、20,800ヘクタール分の
農作物が破壊された。中でもVilanculos, Inhassoro, Goburoでの被害が多かった。
情報源:国際赤十字・赤新月社連盟
原文URL:reliefweb.int
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モザンビーク:食糧危機発生

モザンビーク中央部では、数千人もの洪水による被害者が避難キャンプへ流れ込み、
救援活動に支障を起こし、食糧危機への不安感につながっていると当局担当者が
月曜日に語った。
ザンベジ川やその支流では、数週間の大雨により激しい洪水が発生し、中央部の
4つの州において家屋や橋、家畜、農作物等が流された。
洪水により約17万人の人々が難民となり、少なくとも45人が死亡した。
2000-2001年の洪水以来最大規模の洪水が旧ポルトガル領を襲ったのだ。
月曜日、救援隊員は急増する避難民に食糧と新鮮な水を供給する為に奮闘していた。
赤十字や他機関により設立された一時避難所には一日当たり約2,000人もの避難民が
集まってくる。モザンビーク国立災害対策所の次長であるJoao Ribeiro氏は、食糧はまだ
あるが十分ではないと語った。
粗末な生活環境
Ribeiro氏は避難所の衛生状態はトイレの不足により非常に悪化しており、避難所に住む
5万人にのぼる避難民はコレラや赤痢の発生に怯えていると言う。
しかしながら、モザンビークのArmando Guebuza大統領は、救援活動は滞りなく進んでおり、
政府がより広範な救援依頼をする必要はないと語っている。大統領は状況を変える手伝いを
してくれる国際機関に対して宣言している訳ではないが、我々は正しい方向に進んでいると述べた。
大統領は月曜以前に、洪水による被害が激しいザンベジ渓谷へ向かって出発した。
南アフリカとEUによる救援宣言
国連食糧計画(WFP)は既に被災した地方に食糧の配給を行っている。
隣国の南アフリカと欧州連合(EU)もまた、救援活動の申し入れをしている。
今週、南アフリカはモザンビークに2機のヘリコプターと移動式の浄水装置を送り、
野戦病院を設立し、さらに雨や風に強いテントを設けることに貢献した。
しかし、救援隊員によると1991年に終わった16年続いた国内戦争後いまだ再建中の
モザンビークのひどい道路事情により避難民への救援活動は困難を極めている。
さらに、来週の雨により避難民への食糧、水の供給活動は困難になる。
3月はモザンビークでは最も雨が多い季節にあたる。
“FAVIO”損害調査
CaiaにあるWFP緊急援助調整役のPeter Rodrigues氏は、多くの地域では未だ困難な
生活を送っており、新たな災害が発生している地域もあると述べた。
避難民が広がっていることが救援活動をさらに困難にしているという難題がある。
南モザンビークでは当局が木曜日に上陸した風速270Kphの勢力を保持した
サイクロン“ Favio”による被害を調査していた。そのサイクロンは海岸沿いを遅い、
建物を倒壊させ、木々もなぎ倒し、Vilanculos近郊では5人の死者が出た。
情報源:Mozambique News Agency
reliefweb.int
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流血のダイヤ・金・銅

映画「Blood diamond」の上映が始まったが、鉱山で働く百万人を超す子供が死や大怪我の
危険に面し、学校にも行けないでいる。シエラレオネは「Blood diamond」の舞台で、ダイヤ
モンドを含む鉱物の危険な採掘作業のために、子供たちが日々搾取されている国のひとつ
で、これらの国は世界中に50以上ある。
◆ニジェールやブルキナファソのような国のアフリカのサヘル地域では約20万人の子供達が
小さな金や鉱物の鉱山や採石場で働いており、この数はこの産業全体の労働力の3分の1
以上に当たる。
◆コンゴ民主共和国では、約4万人の子供達が地下深くでダイヤモンド、金、銅、コバルトを
含む鉱物の採掘業を行っている。
◆フィリピンでは1万8千人近くの子供達が金、銀、銅の採掘業に関係している。
鉱山労働は最も命の危険がともなう児童労働のひとつであり、たった5歳の子供が耐えがたい
状態で長時間働いている。子供達は崩壊する危険にある悪い状態で建築された鉱山で深い
地下で何時間も働かされた。彼らは川や洪水のトンネルに飛び込まされたり、小さな危険な
場所へ行くためにモグラのように使われている可能性がある。他数十万人が岩を粉砕・運搬、
鉱石を加工したりして、鉱山のまわりで日々を過ごしており、しばしば、大変に危険な鉱石を
扱ったり水ぶくれになるような熱や埃にさらされている。
鉱山業は地上でも地下でも全ての子供達の権利を侵している。鉱山の身体への危険に加え
て子供達の健康は重金属に汚染された土、水や空気によりとても悪くなっている。子供の鉱
山労働者は学校に行けず清潔な水を飲むことが出来ないため健康管理が出来ない。孤立し
た鉱山の地域では周知のように広まっている暴力、犯罪、売春の恐怖が多く存在している。
セーブ・ザ・チルドレンの、搾取された子供たちのアドバイザーであるDaniela Realeの話:
「とても多くの子供達がいまだに世界中の鉱山でそのようなひどい危険にさらされているなん
て考えられない。非公式な鉱山があるところはどこでも自分の命、健康、未来に危険がとも
なっている子供達がいる。子供達は待てない。緊急活動は子供達が適切に鉱山の危険から
守られる事を確かめる必要がある」
セーブ・ザ・チルドレンは以下の事を求めている。
◆全ての政府が緊急問題として鉱山の子供労働者をなくすこと
◆鉱山事業は子供達が掘らされてなくて彼らの周りの鉱山で確実に守られるよう意味の
ある実用的な対策を講じること
◆鉱山会社は仕事状態や非公式な鉱山を含む家族の暮らしを改善するために積極的に
支援開始をすること
情報源:セーブ・ザ・チルドレン国際連盟
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「アフリカの角」でますます増加する苦難に直面する子供たちと家族

セーブ・ザ・チルドレンはアフリカの角の子供たちを手助けするために活動しています。アフリカの角に
住む人々はその地方に何十年も続く洪水によって住居を追われ危険に晒されていますが、紛争に
よって更なる危険が押し寄せています。
ソマリアでは、エチオピアがイスラム法廷会議の勢力拡大を阻止するために侵攻してきたため、
12月中旬までに推定75,000人の人々が故国を追われてしまいました。治安が悪いために、子供た
ちは学校にも行けず、家族からも引き離されて紛争に巻き込まれ負傷する危険性が高くなっていま
す。ケニアにあるソマリア人難民キャンプでは167,000人の人々が最近の洪水による被害を受けま
したが、その洪水によりケニアでも推定723,000人がより困難な状態に直面しています。
救援専門家によると、ケニア、ソマリア、エチオピアのいくつかの地域で過去二ヶ月間非常に激しい
雨が降り続いたために1,800,000人の子供たちとその家族が危険に晒されているそうです。セーブ・
ザ・チルドレンはその地域で、42トンの毛布、蚊帳、給水コンテナ、避難所で使うビニールシートな
どを含む生活援助物資を配布しています。 ケニアではリフトバレー熱やマラリアに感染する危険
性が高まっているために、セーブ・ザ・チルドレンはWajir 地方で子供用衛生キット3000個、蚊帳
3000帳を配布しています。
The agency はソマリアのShabelle 川沿いの地域にいる80,000 人以上のソマリア人に対し集中的に
援助活動を行っています。 セーブ・ザ・チルドレンはそこにいる約6,000家族に向けて活動していま
す。The Agency はまた、洪水のために2,000人ほどの人々が避難しているケニアのマンデラ地方
の被害状況を調査しています。
セーブ・ザ・チルドレンUSAの緊急対応活動を率いているRudy Von Bernuth氏は「我々は最も必要
に迫られている子供たちやその家族への避難所や清潔な水の補給を優先しています。そして、世界
中のセーブ・ザ・チルドレンのメンバーが深刻な危機的状況を認識し、最適な救援を行うために努力
を続けています。」と述べています。
最も劣悪な状況に瀕している地域の一つである Belet Weyne にいるセーブ・ザ・チルドレンのス
タッフは既にビニールシート、蚊帳、毛布を含む救援物資の配布を始めています。また、洪水で
被害を受けた町の仮設滑走路の補修工事に取り掛かっています。沢山の道路が流されてしまっ
たために街へのアクセスが非常に困難になっているのです。
崩壊しやすい(自然災害や社会不安に対する備えが弱い)地域での活動
ソマリアやアフリカの角一帯は継続的に紛争、干ばつ、洪水などに苦しんでいる地域ですが、そこ
に住む人々にとっての最近の脅威は大洪水です。セーブ・ザ・チルドレン’s aid の活動家は、政治
的不安定と広範囲に及ぶ紛争によって恐怖を与え続けられているコミュニティーは人道的に危険
な状況に陥っていますが、その状況は洪水によって更に悪化している、と警告しています。子供た
ちは既に非常に危険な状況にあり、幼児と母親の死亡率は世界でも最も高いレベルにあります。
不安定な状況下でのタイムリー本格的な対応がますます難しくなっています。
セーブ・ザ・チルドレンは最近の紛争の最前線となっていた中央ソマリアのHiran 地方での救援
活動を一時中止しています。安全が確保されれば再開する予定です。The agencyはソマリランド
の Puntland と Togdheer 地方で緊急支援、教育支援、基礎的医療支援、食糧支援、生活支援
などの集中的な活動を続けています。
セーブ・ザ・チルドレンはこの地方の調査を続け、子供たちのニーズに適した支援を行っていき
ます。
情報源:セーブ・ザ・チルドレン同盟
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洪水で1万人以上が家を失う

アンゴラ北部のクワンザ・ノート(Kwanza Norte)地区での洪水によって、避難するところもなく、マラリアや下痢といった病気に対する整った環境のないというところにいる人々は少なくとも1万人に上っている。
被災地区から撤退している国連のチームによると、MINARS (Ministry for Assistance and Social Reintegration)の支持を得た地方政府が、地域への緊急支援の運営をしていたが、人々は未だに被害を受けやすい状態のままである。
「私たちは広範囲に影響を与える結果となったこの大きなスケールの災害について話しているのではありません。まだ緊急ニーズに対応できていないことを話しているのです」とOCHAのTransitional Coordination Unitでシニア現地調整員をしているマシュー・オリンズ(Matthew Olins)は言いました。
「幸いに、今までにコレラの事例は報告されていない。しかし水によっておこる皮膚感染や下痢、マラリアの発生増加させる結果をもたらしうる状況は続いている」と彼はIRINに言った。
この地域は通常の雨期よりも激しい雨に悩まされた。12月中旬と1月末の雨によって、312軒の家が壊され、1140人の人々が住むところを失ったと報告された。
つい最近のことでは、3月11日の豪雨で、769の家が破壊され、更に1799の建物が住めなくなってしまった。その上、約9965人の人々は避難するところがないままである。
「私たちは自分たちが訪れた場所以外は信用のおけるデータ、確かな数字を確認することはできない」オリンズは言った。
彼はさらに人々が隣人や家族と住んでいたり、テントを張ったキャンプや仮設の避難所の仮の住まいに住んでいると言った。
ルアンダ(Luanda)の北部にあるBengoでの豪雨によって、クワンザ・ノートにあるドンド(Dondo)のおよそ南30�に位置するMassanganoで4000人もの人々が家を失った。地方事務所と州のメディアはこの報告したこの出来事が、また関心事をもたらした。
ドンドの地方行政と州政府は上手く協力しているが、支援のための人道主義的パートナーも必要であるとオリンズは述べた。
「とても明るい兆候の一つは、政府が自分たちの資源と能力を信用できると考えているにも関わらず、外部の支援の余地もあると考えていることです」と彼は指摘する。
「食べ物、薬、医療品、蚊帳、日用品やその他食糧品以外の物は、2、3日中に必要なものです。特に大変淀んだ水のなかで、避難する所もなく暮らしているたくさんの人々のために与えられる蚊帳は、緊急に必要な物です」彼は加えた。
「2、3週間後には水が引いて、干上がってしまうことが想定されています。そのため人々が家を再建するのに、波形鉄板が必要になってくるでしょう。最終的には、たくさんの農地が洪水でダメになってしまったから、農機具や種が必要となってくるはずです。」とオリンズは言った。
原文URL:http://www.reliefweb.int
情報源: IRIN
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世界食糧計画、6月から受給者への援助を削減

世界食糧計画(WFP)は食糧不足の危機に直面しているため、6月からアンゴラの受給者に対する食糧支援をカットする予定だ。国営アンゴラプレス(ANGOP)は今日、国連のプレスノートで知った。国連機関は、今の状態では少なくとも3ヶ月間は穀物の配給をしないと語った。
文書には4月と5月の間、世界食糧計画はあらゆる手段の中から、帰還者や再定住支援プログラムによって社会復帰した約130万人のアンゴラ人への食糧供給を半分に縮小すると発表している。
アンゴラでのこのプログラムへの援助要請に対して満足のいく対応がもらえなかったために、世界食糧計画は今、深刻な物資の不足に陥っている。この機関は2004年に約158万人を支援するために1億3600万ドルが必要なところ、約3600万ドルしかドナーから受け取っていない。
先週の水曜日、アンゴラ何部Benguela地方に公式に渡された日本政府による支援330万ドル分の4200トンの食糧では30日間、約36万4千人への食糧供給は不十分と考えられている。
しかしながら、最近、Technical Unit of Humanitarian Aid (UTCH)の所長Pedro Wallipi Calengaは国内の最も助けが必要な人々への支援を政府が継続していくことを保証することで状況を緩和させた。
原文URL:http://www.reliefweb.int
情報源:アンゴラ政府
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