2014/10/29スリランカ・バッドゥラ地滑り 速報1

昨日10月29日、スリランカ南部バドゥッラで大規模な地滑りが発生しました。土砂は付近の集落に流れ込み、100棟以上の住宅が土砂に巻き込まれました。AFP通信によると、これまでに16名の死亡が確認されており、さらに約100人が生き埋めになっているようです。軍などはおよそ500人体制で不明者の捜索を行っていましたが、現在も断続的に雨が降り二次災害の危険もあるとして、捜索は中断されています。

スリランカでは10月は雨期にあたり、今月初めから連日のように雨が降っていました。また26日からは雨が強くなり地盤がゆるんでいたようです。
バドゥッラは茶葉の産地としても有名で、今回の地滑りの被災地も茶農園地域でした。雨はおいしい茶葉を育てるために必要であり、雨が多い同地域は茶栽培が盛んに行われておりました。しかし丘陵地であるため、これまでにもたびたび土砂災害が発生し、政府は住民に移住を求めていました。

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