月別アーカイブ: 2007年5月

ボランティアの医師らは、アフガニスタンに発つ

ニューヨーク市から、双子の外科医は、カブールの病院へ6月1日に発つ
(ポーランド、オレゴン州-2007年5月31日)その地方で不安定さが増す中で、メディカル・チーム・
インターナショナルと共に、2人の医師たちは、地雷爆破と、他のトラウマの負傷に苦しむ、アフガニスタ
ンの子供たちを治療するために、アフガニスタンのカブールへ向かった。ニューヨーク市の双子の外科医
―心臓病専門医と、泌尿器科専門医-は17ヶ月ぶりに、この国へ2度目の訪問をする。
医師、VinceとVance Mossは、4週間滞在する予定をしており、Tanghi Saidan Commu
nity Health Clinicで、病院の構造改革的な手術を行い、またヘルスケア提供者を最新の外科
処置について訓練するつもりである。
医師たちは、カブールの医療診療所で、リハビリ設備を設立することに役立っている。モス兄弟は、添
え木、包帯、松葉杖、折りたたみ式車椅子などの医療供給物資$10,000以上相当の寄付を
集めた。―それらは、彼らが6月2日に到着するときに運び込む。医療供給物資と設備と薬は地方に
は存在しておらず、危機的な不足のため、患者は、しばしば手足と、動きやすさを失う。
“アフガニスタンは、再建と復興を続けており、モス兄弟の働きは、多くの希望と助けをもたらすでしょ
う。特に、子供たちへの地雷爆破の苦しみと、他の人びとが、外科治療へのアクセスがなかったこと
へ。”“彼らの働きは、地方の医療専門家を、彼らが人々へおこなう治療の質を改善するためにも助け
る。”と、Medical Teams International の国際発展計画の指揮者、Brian Heidelは話
す。
Medical Teams Internationalは、コミュニティの開発を通して、アフガニスタンと、アフガニスタン
の家族の再建を目的にしている、カブールに本拠を置く救済組織であるMorning Star Develop
mentとこの任務のために提携している。
Medical Teams Internationalは2001年11月から、戦争によって引き裂かれている中で活
動している。国は、ソビエト侵略、絶え間ない内戦、繰り返されるタリバンによっての攻撃、何年もの干
ばつに耐えた。―――過去30年間。市民の争いは、ばらばらになったほとんど訓練されていない専門
家のヘルスケアをもたらした。Medical Teams Internationalはアフガニスタンの人びとの必要性
を満たすため、医療供給物資の輸送とボランティアの医療チームを通して、活動している。当局は、2
008年の間に、アフガニスタンに9つのチームを送ることを計画している。
―30-
連絡先
Barbara Agnew
503-624-1022(直通)
503-341-6620(携帯)
情報源:Medical Teams International
原文URL:relief web.int
*著作権は情報源に帰属します

モルジブ:国連人道問題調整研究所(OCHA)による海岸の洪水状況レポート No.3

モルジブ : 国連人道問題調整研究所(OCHA)による海岸の洪水状況レポート No.3
この状況レポートはバンコクのOCHAのアジア、太平洋地域事務所だけでなく、モルジブの国立災害
管理センター(国連常駐調整官事務所)からの情報によるものである。
I)状況
1、2007年5月15-17日の間に、10-15フィート(約3-4.5メーター)の高潮がモルディブの16の
環状さんご地帯の推定68の島に押し寄せ、海岸から600メーターの地域が浸水した。最も影響を受
けたのははGaafu Dhaalu, Dhaalu, ThaaとLaamu環状地帯であり、それらは24以上の島を含んで
いる。これらの高潮は例年発生するのであるが、今回のような規模ではない。高潮により影響を受け
たモルディブの島の大半は通常の状態に戻ったが、最も影響を受けた4つの島では軽微な復興作業
が進行している。
2、今回の沿岸の洪水による死者は無かったが、結果として、1,649人が避難した。最近のNDMCの
リポートによると886人が各自の家に戻ったが、763人は、自宅の修復を待ちながら、ホストファミリー
宅での生活を続けている。
3、住居 : 総計579の住居が高潮による洪水で損害を受けた。
4、生活 : 33の島において、多くの人々が生活や食糧調達の為に依存している農作物、農園、
住居の庭園、植物に塩水が浸透することにより多大な損害を受けた。被害を受けた人々の生活を
改善する為に迅速な復旧が必要である。
5、インフラ :17島の港や突堤が高潮による軽微な損害を受けた。
6、環境 : 洪水の被害を受けた68島の内、計58島では非常に多くの地域が海岸侵食されてい
ると報告した。海岸線と浜辺の侵食の範囲は注目されるべきもう一つの地域である。これらは長期
的に海岸環境に脅威をもたらすことになる。これらの島々の自然環境への影響を総合的に評価する
ことにより、被害の程度の解明と、将来の災害の回避に対応する緩和対策を計画することが求めら
れている。
II)各国の反応
7、モルジブ国政府、環状さんご島事務所、近隣の島の地域社会はGaaf Dhaaluの5つの島に緊
急援助を提供したが、人々は災害からの効率的な復興支援の為に迅速かつ長期的な援助を求め
ている。
即時必要な援助とは :
a, ジェリー缶を増やす為に貯水槽を追加する。現在、人々は移動式淡水化装置から水をジェリー缶
に汲んできている。被災した島の多くの人々が井戸水を料理や洗濯に使用していたが、地下水源が
汚染されている為、給水量が不十分で、今後の解決すべき課題である。
b、清掃活動援助
c、台所と必要な調理器具
d、7つの島と3つの環状地帯への移動式逆浸透装置の取り付け
e, 基礎生活の復旧
長期的に必要性があるものとして、
f、港、突堤の修復
g、崩壊した境界壁の修復
h、将来の高潮防備の為の防波堤の建設
i, 海岸環境への影響の広範な調査
III) 国際援助
8、米国政府はモルジブ政府による早期復旧作援助要請を受け10万ドルの援助金をUNICEFと通
じて提供した。
情報源:UNOCHA
原文URL:reliefweb.int
※著作権は情報源に帰属します

インドネシア:女性の元戦士は、Acehで小売業を始める

IOMは818人の女性Aceh人、元戦闘士を彼女らの生活を再建するために、彼女らに、訓練と小
売業を始める手段を提供する手助けをした。これは、約4957人の元GAM(Free Aceh Move
ment)戦闘士と政治犯を再統合するための、幅広いプログラムの一部である。
2006年7月に発足された、日本により基金を提供された再統合プログラムは、Inong Baleeとし
て地域に知られる女性たちが、Acehの10のInformation Counseling and Referral Serv
ice(カウンセリング・情報・紹介センター、ICRS)センターを通して、小売業、農場を設立すること、
家畜を育てることを助けた。
“女性は、しばしば、衝突の矢面に立たされる。男性が山へ行った時、置き去りにされ、子供たちや農
場、村の世話をするのは女性達である。そして、彼女らは、しばしば、拘留や、性的虐待へ直面する
など、自身の生命を危険にさらす。”と、AcehのIOMのPost Conflict and Reintegration 
Unit(紛争後の再建部隊)を率いるMark Knightは、説明する。
“彼女らが、銃を持っていようがいまいが、スパイ、料理人として働いたり、兵学を供給したり、他の補
助を与えたり、もし、彼女らがGAMを支持したら、私達は、彼女らを女性兵士としてみなす”と彼は
言及する。
元女性戦闘士らは、様々に違ったタイプの小売業を立ち上げ、彼女らの多くは、とても成功してい
る。
Tya、Aceh Besarの前Inong Balaeは、携帯電話店を設立し、それにより、最終的に、大学へ
行くことが可能になるのを彼女は望んでいる。“このことからの利益は、私に、もっと勉強することを助け
てくれる。私は、このビジネスの結果で、私が医者になる夢をかなえることができると望む。”と彼女は言
う。
Calongの他の前Inong Baleeは、キオスクで、IOMによって供給された商品を売る事を始めた。
彼女はその時、キオスクからの利益を、コーヒーショップにあて、そして、彼女の毎日の収入は、現在、
5倍に増えた。
Acehの中央高地のいくつかの、他の前女性戦闘士は、再統合プログラムからの援助で、コーヒーシ
ョップを設立したり、復活させたりした。Aceh人のコーヒーは、インドネシアで、最もすばらしく生産され
たもののいくつかである。
ICRSスタッフは、前女性戦闘士へ、1対1のカウンセリングを提供し、適切で、持続可能な小売業、
農業、漁業のチャンスを見分けることを助ける。そして、ビジネスを始めたり、経営したりするための物
資の購入を監督する。それぞれの前兵士は、1千万Rp(US$ $1,100)を、商品とサービスに
あてる資格を与えられている。
さらなる情報、IOM Banda AcehのMarianne Kearneyへ連絡下さい。
Tel:+62 812 698 9308 E mail:Mkearney@iom.int
情報源:IOM (International Organization for Migration)
原文URL:reliefweb.int
*著作権は情報源に帰属します

地域の人びとがアフガンの学校を見張っている

国を超えて多発する、放火攻撃へ立ち向かう事ができない政府は、学校と子供たちを保護するため、一般市民の助けを求める
Sayed Yaqub Ibrahimi in Mozar-e-Sharitによる(APR No.239,19-Jan-06)
モハメド・ガルは、かつて教師になることを夢見ていた。13歳のとき、ヘルマンドの問題の多い、南方地方のMaarja地方にある高等学校へ行った。そこで、彼は、大学へ行けるよう、良い学位を得るために、熱心に勉強した。
それは、州当局を徐々に衰退させることを求めている反乱者によって放火された―彼の学校が、昨年、全焼する前であった。
“私は、私の夢をかなえられるとは思っていない” “もし、政府が学校を再建したとしたら、タリバンは、再び学校を燃やすでしょう。これが、私達すべてがどのように感じているかです。政府は、学校のためにテントを供給したが、私達は、テントと共に燃やされるのではないかと恐れている。”と、 モハマド・ガルはIWPRに話した。
モハマド・ガルは、ちょうど、未来が、アフガンでの学校攻撃の風潮の増加によって危険にさらされている、何千もの子供たちのうちの一人である。
過去何年間か間に、100以上の学校が全焼された。これは、大統領ハメド・カーザイの内閣の、主要な目標の一つとはうらはらに、脅かす。
国内中、しかし、特に南部地方で、タリバンの崩壊の後、すばらしいファンファーレの幕を開けた学校は、静かに閉鎖された。なぜなら、両親と生徒たちは、武装した反乱者からの報復を恐れている。ほとんどの人は、特に、女子の安全な学校教育への原理主義者達の対立を引用して、タリバンを責めている。様々な代弁者達によってなされた陳述の中で、タリバンは、これらの攻撃の実行を否定した。
誰が学校を放火しようとも、それはアフガニスタンの新たな世代への教育に広く行き渡った否定的な衝撃を与える。
正確な統計は、得難い。しかし、ほとんどの専門家たちは、すべての就学機関の子供たちの半分が、現在、入学を許可されたにすぎないと見積もっている。
アフガン保安部隊は、問題によって打ちのめされた。そして、政府は、それがすべてのその学校を保護するための許容量を欠いている、と率直に認めた。
“警察の数には限りがある。”と内務省の代弁者、ザルマイ・バシリは言った。“だから、今、民間人が、彼らの学校を警察が守ることを助けている。”
バシリは、教育保護委員会へ、言及している。-グループは、彼ら自身の学校を防御するために、コミュニティーを結集するために、政府によって設立された。
モハメド・セディク・パトマン、教育大臣代理は、IWPRに、委員会は彼の省によって、共同で計画された、と話した。アフガン防衛内務大臣、そして、国家保安省、両方の地区は、地区政府主任によって配置された、中央委員会を持つでしょう。地方保安長官、教育監督、牧師、村の長老、それから低い水準で、副委員会、地方のコミュニティーからメンバーを新しく入れる村や学校、貯水池地域の住民らは、夜間学校を守るために、代表者を選ぶでしょう。
それは、最も攻撃が起こる時間である。攻撃の事件の中、彼らは、地方住民たちに、警報機、又は、電話の音によって、警報するでしょう。
パトンによると、過去の問題は、地方の人びととの強調関係がなかったことによる、ということである。住民らは、保安部隊が彼らを守ることを期待した。だから、彼らは、彼らの学校のための責任を考えてはいなかった。
今、中央当局が学校を安全に守ることができない。地方の人びとが、彼ら自身でそれをしなければいけないだろう。
パトマンは、その新しい計画がすでに実を結んだと言った。
“私達は、過去の数ヶ月の間、より少ない攻撃しか見ていない”と彼は言った。“さらに、試みがあった時、地方の人びとは、地方当局との協力関係によって攻撃を防ぐ。”
先月のヘルマンドでの一つのこのような出来事の中で、委員会の護衛たちは、反乱者たちが学校を焼き払おうとした時、村人たちに警告した。
“彼らはすべて、現場に押し寄せ、そして、火を防ぐだけでなく、攻撃者らを捕らえようともした”とパトマンは言った。地方住民は、労働でも財政でも、貢献している。もし、彼らが、彼らの学校を防ぐことへの交替要員導入ができなかったら、彼らは、している人々へ資金を供給する。ほとんどの学校は、当番で、2~3人当てるでしょう。ナザール・モハンマド、アフガニスタン北部のBalkh地方のチャムタル地方の住民は、計画が実行していることに、賛成した。
過去数年間、私達の学校のいくつかは、火を放たれた。と彼はIWPRに話した。“私達は、すべて、私達の子供らが傷つくのではないか、と懸念している。”
村人たちが、安全を供給しているので、彼は言った。両親らは、たとえ攻撃が起きようとも、確実な休憩を取ることができる。損傷、怪我を防ぐために、誰かが回りにいるでしょう。
“3つの村人たちは、私達の子供たちが通っている学校を守っている。”と彼は言った。“私達は、彼と働いている。そして、私達は、もし、必要であれば、彼らを助けるでしょう。私達は、すべて、警察の電話番号を持っている。そして、もし、何か起こったら、私達はとてもたやすく彼らに連絡を取ることができる。”安全を確保するのに最も良い方法は、態度を変える事である、と彼は議論する。
マウラウイ・アブダル・マクスッド Sar-r-pul地方のSayyad地区の、そして、北部のその場所で、いくつかの学校は、過去数ヶ月に火をつけられた、と彼は言った。彼の同僚たちは、攻撃への参加から人びとを思いとどませるための教えと、宗教のキャンペーンを始めた。
”戦争の間、アフガニスタンの敵は、学校は内輪の場所である、と人びとに話した。そして、彼らは、いくつかの感受性の強い若者が学校を放火、するために使っている、と話した“と彼はIWPRに言った。“しかし、私達は人びとに、これが本当ではないことを伝えるべきだ。”
アブダル・マクスッドによると、聖職者たちは、彼の意見を信じ込ませるための祈りの会合や、結婚のような大きな集会を使うに違いない。
ダラム・ハイダー・カヌーン、Balkhの教育監督代理は、ほとんどの地方の教育保護委員会を周り、それらは、成功するであろうと、楽観的である。
この男性は、彼が多くの他の地区が同じことをしていたということを知っている、と付け加えた。
“もし、政府がもっと早くに、彼らが学校を守ることができなかった、と話したら、私達はすでに歩みを取れ、学校は、焼かれなかっただろうに”と彼は主張した。“私達は何をするかを知っている。”
Sayed Yaqub Ibrahimi はIWPRMazar-e-Sharifの報道陣である
情報源:セーブ・ザ・チルドレン
原文URL:reliefweb.int