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ペルーでの深刻な寒波が、子供たちの生命に脅威を与える

冬の気温と高い湿度は、ペルーの地震によって家が崩壊した、何千もの子供たちと彼らの家族の
生命を、危機にさらしている。
昨夜、国に到着した私達の緊急対応チームは、ピスコ(Pisco)とチンチャ(Chincha)の周りの、最もひ
どい被害を受けた家の80~100%が、地震によって取り壊された、と報じている。その地域には、1
00万人に昇る人びとが住んでおり、そして、被災した可能性がある。
夜に気温は下がり、高水準の湿度は空気を冷たくし、湿り気のある状態にした。そして、家族らは、
避難所がなく、毛布もほとんどなく、生き残るためにもがいている。何千人もが野外で寝ており、温かく
しようと、薪をあさることを強いられている。食料、衛生の良い水、医療供給の欠如が、大きな脅威を
ひきおこしている。
“現場の状況は恐ろしい”現在リマにいる、セーブ・ザ・チルドレン、イギリスの南アメリカプログラムディレ
クターのRichard Hartillは言う。“子供たちは、彼らの家、服、食料―すべてを失い、夜、極度に寒
い気温の中で過ごしている。被害の全範囲は知られていない。しかし、全体のコミュニティーは、緊急
に必要とされている医療供給、食料、水から遮断されている。未だ、人々は廃墟の下に留まってい
る。そして、毛布や避難所なしで、寒さの中に家族が取り残されるのが、長ければ長いほど、死者数
は大きくなる。
450万人の人びとの死亡が確認された。しかし、セーブ・ザ・チルドレンは、数字が急激に上昇するだ
ろう、と懸念している。道路と陸上通信線と携帯電話のネットワークへの深刻な被害は、大部分の
被災した地域から、荒廃の範囲に関して、信頼できる情報をほとんど利用できなくし、未だ、救助努
力を妨げている。
今日、私達は、被害と子供たちニーズを調査するため、2チームの調査隊をピスコに送るつもりであ
り、1チームめは、ピスコに行く。そこでは、続いている震動が、まだ子供たちにトラウマを与えている。寒
さの中で寝る事に付け加え、多くの子供達は、混沌の中、彼らの家族からも引き離され、そして、街
の秩序が悪化するため、虐待へ、極度にさらされやすくなる。
2回目のチームは、イカ周辺の田舎地帯に向かっている。ここは、小さい銀や、石灰石の鉱山で働く
家族によって、シアン化合物のような、高い毒性の化学薬品が使われており、それが水供給を汚染
したかもしれないと、私達は懸念している。
マグニチュード8.0の地震は、水曜の現地時間、6:40に襲った。首都リマの南東約90マイルの震
央で、その後、マグニチュード6と6.3の2つの強い余震が続いた。
あなたのできること
私達は、この地域で、緊急応対として、100万ポンドの募金を上げることのアピールを立ち上げた。
寄付をするには、
―私達のペルー地震アピールウエブサイトを見てください。
―私達への寄付は、ホットライン08008148148に電話してください。
情報源:Save the Children Alliance
原文URL:reliefweb.int
*著作権は情報源に帰属します