イタリア地震後の復興

イタリア地震後の復興
情報源:American Red Cross
2009.5.5
赤十字は、地震から1ヶ月ほど経ったいまも、引き続いて食料や飲料水、ブランケットなどを提供しており、赤十字のキャンプには、いまも4,500人以上の被災者が生活している。
そこでは、750人の赤十字ボランティアがシフト制活動していて、来月からは新たに2,500人の追加メンバーが加わる予定である。
雨や寒さでキャンプでの生活を困難に思う被災者は海岸沿いへ移動し、一時的な居住地としてホテルで生活を始める人も出ている。
赤十字は、2年間の復興計画を立てており、被災者が通常の生活に戻ることができるように活動を行う予定である。この計画の中には、赤十字の支部強化や地元コミュニティ、市民社会の強化も含まれている。移動可能なシェルターの確保や心のケア、被災した際の学校教育などについての項目も含まれていると予想される。
その他、地震の被害を大きく受けたOnna村にドイツ政府が、復興のために140,000ユーロを提供した報道もあった(情報源:Government of Germany)