AMDAの救援活動

AMDAの救援活動
情報源:AMDA
2008.09.19
AMDAの幹部は9月1日に四川地震で被害を受けた地域の病院に医療器具などを寄付するために、中国を訪れた。これは、2回目の訪問であり、初めて中国を訪問したときは、緊急救援活動のシスタントとして6週間、Chengduを中心として活動した。今回、AMDAは血圧測定器や薬をDujiangyan, Peng Zhou, Mian Yang 、 Guang Yuan の病院に寄付した。
Mian Yangでは、 40セットの薬を伝統的な中国の病院に寄付し、大いに感謝をされた。
病院の中には、地元政府によって丁寧な治療が行われているところもあるが、いまだに患者を収容する場所の確保に悩んでいるところもある。ゆえに、病院のなかには、仮設テントを建てているところもある。
今回の訪問の2、3日前に四川ではまた地震が起き、Mian Yang, AMDAは、救援活動をしつつ、幹部はPanzhi Huaと5月の地震の震央地点を訪れた。
震央地点の様子
震央であったLa Zhaでは、政府が十分な食糧を供給してあり、軍隊や地元警察がそこのコミュニティーにおいて、必要な助けを全て行っていた。このことは、ここがとても貧困で都市から離れた田舎であること、ここに住む人のほとんどがお年寄りや子供、女性であることを明らかにしている。大多数の若者達は、いまだに山の中で働いている。グルコースが欠落してしまっている人や風邪にかかっている人が多く、現地の病院が無料クリニックを開設した。深刻な状況の患者はすでにPanzhi Huaの病院に送られていた。
一行は、Chengduに戻ってJintang病院を含めた様々な病院に医療機器を提供した。