西部ヘラート州で起こった激雨と洪水で、1,000家族以上が避難し、多くの居住地域や耕作地が被害を受けた。
アフガニスタン赤新月社(ARCS)によると、木曜日の洪水はGuzara地区と、州都ヘラート市の一部に被害をもたらした。家を失った家族に加えて、何千エーカーもの耕作地が完全につぶされた。
GuzaraのKul、Becharkhy、Shamaka村で「500以上の家族が家をなくし、約500件の家族ヘラート市で家を失った。」
と、ARCSの西部地域の会長であるNooruddin Ahmadiが、月曜日にHeratからIRINに対して述べた。災害は橋、学校、モスクも破壊した
と、Ahmadiは付け加えた。約8千万平方メートルの耕作地も破壊された。」と続けた。
被害を受けた家族たちは、食糧や食糧以外のものでは、主にテントを早急に必要としている、とARCSは言った。「彼らは近隣の村の家に避難しており、食糧、衣服、住居が必要だ。」とAhmadiは説明した。
災害緊急会議が、国連と政府共同調査団を、被災地に派遣することを決定したと、カブールの国連が報告した。「避難民の正確な数は現段階では出ていないが、もし人道的な援助が必要ならば、即時援助が可能である。」と、アフガニスタンの国連援助使節団(UNAMA)のスポークスマンであるAlmeida e Silva報道官がIRINに言った。
最新のARCSの報告によると、ニーズ調査が行われ、最も被害を受けた家族に食料や他の品物が火曜日に配給された。「私たちは、明日配給されるARCSの緊急対応に対し、他の援助団体がどのように貢献できるかを見るために、今日UNAMAとPRTs(アメリカ主導の市軍共同の地域復興チーム)と会合を行う。」とAhmadiが言った。
一方、UNAMAは、強風と雨あられをともなった1月15・16日の激しい雪で、カブールから北部の地域へ続く主要な人道支援のルートであるサラントンネルが閉鎖された、と報告した。「全ての国連の陸路移動は、サラン経由の行程と同様にShiber Pass (サランの東部)のルートも、更なる雪の可能性があるので、次の指令が出るまで一時的に延期した。マザールとクンドゥズの陸路移動はいずれの道を経由しても、現段階では不可能である。」と国連のスポークスマンは記している。
サラントンネルは、昨年の6月に始まった何ヶ月もの再建の後、12月28日に24時間の通行が、公式に再開された。
サランの道路とトンネルは、日曜日に小型自動車に対して再開され、フランスのNGO,ACTED(技術協力開発事業団)によると、片側車線通行となっている。アフガニスタンの公共事業省とともにサランの交通の安全を管理しているACTEDは、トンネルとトンネルからの道路の通常の動きはまもなく回復するだろう、と発表した。
原文URL:
http://www.reliefweb.int
情報源:国連人道問題調整事務所 統合地域情報ネットワーク(UNOCHA IRIN)
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