ロヤジルガ代表者Sa'era Sharifのインタビュー

カブール、2003.12.19(IRNI)-憲法制定のための歴史的な国民大会議ロヤジルカは、首都のカブールで6日目に入るが、その500人のメンバーをもつ大評議会は、会議の本質的な議題、戦後の憲法の草案の決議に未だ達していない。
Sa’era SharifはKhowstの東部からの代表で、わずか100人の女性代表の一人である。IRINとのインタビューで、彼女はこの1週間の進行状況と、その会議に対する彼女の期待について見解を述べた。
質問:このような大きな歴史的な会議をどう思いますか?
回答:社会科学の研究員として、アフガニスタンの女性として、このような会議はひとつの挑戦です。女性がロヤジルカのメンバーの20%を占めるにも関わらず、私たちは暴力、超保守主義、非識字、出産に関わる女性の死亡率、他の多くの損失を被っている何百人という女性の明るい未来を確保するために、苦戦を強いられていることもチャレンジです。
私はロヤジルカの一員であること本当に誇りに思います。この会議には大きな歴史的な意義があるし、長年の悲痛と無秩序の後、アフガニスタン人は男性も女性も共に、少なくともある種の進歩を平和的手段で遂げるために集まったのですから。
質問:先週の動きをどう評価しますか?
回答:私はイスラム前時代から現在まで、アフガニスタンでロヤジルカを研究しています。現在のロヤジルカにはかなりの重みがある。なぜならアフガニスタン人に負わせた30年間の戦闘に結びついた緊張と紛争にも関わらず、様々なグループが国の将来を決めるためにともにここに集まったから。しかしこの5日間で私が気づいたのは、多くの代表者が、立憲上の討論に不適切な論点を挙げていることです。代表者の中には、男性、女性に関わらず、自身の支持者を拡大するためにこの伝統的な会議を利用している。
質問:このロヤジルカにおける女性の代表は重要ですか?
回答:はい。私たちは責任を感じるべきです。なぜなら何十万人もの女性が、自分達の現在や将来に対して変化をもたらすことを私たちに期待しているからです。しかし多くの女性は国の統一や結束については関心がないようです。政治的な意識が欠如しています。一緒に座ってアフガニスタンの女性の問題について議論するよりは、ほとんどの人が、休憩時にグループでの外出や、カブールでの観光を楽しんでいる。
質問:憲法の草案について特別な懸念はありますか?
回答:私は憲法の草案に関して、全ての条文を研究しましたが、特に心配はありません。わずかな変更をすべきところはありますが、これらは民主的な雰囲気の中で討論されるべきであって、今週見ているような脅威や暴力の状況下ですべきではありません。
質問:この討議はこれまでの遅延を鑑みると、どのくらい続くと思いますか?
回答:もし会議がこのような状態で続くなら-つまり議題と関係のない論点を討議するのであれば、何週間もかかるでしょう。これは私たちにとって大きな挑戦です。なぜなら国連や国際的な団体の介入がなく、私たちはそれを自分たちで決定し、作り上げなければならないからです。私たちは成功しなければならない。私たちはこのことを認識し、過去の論争、不適切な党派的あるいは政治的な討議を忘れるべきです。
質問:何人かの代表団、主に軍閥指導者をロヤジルガにおける重要な地位を占めるよりは、むしろ裁判にかけられるべきだと批判したMalalai Juyaが脅され代表団から外されたことについてどう考えますか?
回答:私たちはこれについては黙っていませんでした。そして女性の代表者たちは、その女性の除名を妨げました。しかしアフガニスタンの人々は非常に苦しんできたし、女性は他の者たちよりも苦しんできた。従って、Malalaiは女性としてより苦しい困難を経験し、その会議の年配者たちはこれを理解するべきだった。
原文URL:http://www.code-jp.org/wv/