この3ヶ月間~5月12日の地震における香港のオックスファムから~

この3ヶ月間~5月12日の地震における香港のオックスファムから~
情報源:オックスファム
2008.08.25
オックスファム香港の復興訓練とこれからの救援活動計画
第一段階の緊急援助は完了しつつあるなか、オックスファムは被災者たちの生活を元に戻し、コミュニティーや学校の再建、精神的トラウマからの回復、災害に対する事前準備ねどに焦点をあてるようになってきた。推定総額1億3千万HDKだといわれている。
オックフファムはChengduにオフィスをおき、これからの5年間、四川での復興支援に協力したり経過をモニターすることにした。(仮設学校の設立やインフラ整備など)
また、Gansuにある、大きな被害を受けた貧困地であるWen省やWudu地域にも多くのお金を投資して、これからの3年間において救援活動を行う予定である。
活動内容
・地震に被害を受けにくい場所に、16この小学校を設立
・水道システムや道路など、地元の農業、養殖業の回復支援
都市部に遠く、多大な被害を受けている地域における被災者を優先的な援助対象に
オックスファム香港は、運送問題を乗り越え、最も被害を受けたとされるWenchuanやQingchuan、Maoにおいて救援活動を行っている。
オックスファムのこれまでの経験に基づくと、貧困地域は災害における被害がひどいかった。彼らは自分たちを守る手段が少なく、食糧支援が止まると、ひどく困る状況になる。貧困は、災害後の悲惨な被害を引き起こす、一つの大きな問題であるのだ。
これらの地域は、移動手段の貧困さやアクセス情報の少なさから、軽視されてしまうことが多く、そこに住む人々も外部の援助を受けるのは難しいと感じている。地震による被害は広く、Gansuでは100億棟以上の家が完全に破壊され、その他1,441,300棟の家が被害を受けている。それゆえ、1,564,000人の人が仮設シェルターをひつようとしているのだる。
この地震で大きな傷を負った人々や亡くなった人たち、普段の生活を壊されたことなどから、被災者たちはこの被害に立ち向かう元気をなくしていたため、オックスファムは速急な助けを求める人々への救援を焦点においた。それと同時に、将来起こりうるリスクを最小限にする活動も行っている。オックスファムは、現地を視察し、そのリスクを検証した。
安全確保を最も重要視しており、仮設学校を建てる際も、マグニチュード7まで耐えることができる材料を使うなどした。
オックスファムは、経済回復活動も行っている。この地震で貧困地域に影響がで、経済状況が回復していた地域もまた貧困に悩まされるよになってしまった。オックスファムは、この経済回復はインフラ整備や農業関連の回復とつながってくると考えている。