インド:タミルナドゥのハビタット・共同プロジェクト、35名の女性を石工に育成

アーンドラ・プラデーシュの村人、建設・修繕支援に40時間
【アーンドラ・プラデーシュ、2006年10月13日】
南インド、アーンドラ・プラデーシュ州の沿岸にあるTummalapalliの村人は、津波後の
コミュニティ再建の責任を自身で担っている。
インド、Bapatlaにあるハビタット・フォー・ヒューマニティ支部が行うプロジェクトでは、
延べ40軒の家が建設・修繕される予定である。
先月、5家族が着工式を取り仕切り、10人の男性が壊れたコンクリートの屋根を引き
剥がして家の再建の準備をした。
「再建される家は、1977年のサイクロンの後に政府のプログラムによって建てられた
ものです。ほとんどがひどく劣化していて、安全ではありません。」津波復興プロジェク
トの現場監督であるT. Ravi Kumarさんはそう説明する。
修繕された家は新築のようだが、ただの新築以上に優れている。壁は強化され、窓と
ドア、そして屋根が取り替えられた。トイレも取り付けられた。床は浸水を避けて高くさ
れた。通風口が新たに取り付けられ、天井の高さは7フィートから9.5フィートになった
ので、より快適に過ごしやすくなった。
「20人の石工を雇いましたが、単純労働はすべて地元の男女が担いました。」と、
Baptla 支部の代表であるRaja Shekar は言う。
「田んぼでの手作業には慣れているのですが、今では建設もできます」セメントの容器
を運ぶ手を止めて、Uhardeviさんは笑顔で言います。「これは私のお隣りさんの家。
明日は彼の家の分をやります。」と彼女は言い、ショベルで作業している隣の男性を
指した。「その次は私の家なの。」
低地の水田が灌漑用水路に囲まれているこの地域では、サイクロンと洪水による危機
が頻発しているのである。
情報源:Habitat for Humanity International
原文URL: reliefweb.int
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