依然続くヘラートでの女性に対する抑圧-RAWAの報告

Revolutionary Association of the Woman of Afghanistan(RAWA)の会員によると、地元の独裁者Ismail Khanに支配されているアフガニスタンのヘラートでは、イスラム原理主義タリバン政権の時代に逆行するような抑圧的な社会状況のために自殺する女性達や若い少女ですらますます多くなっている。
「ヘラートで政権を握っている指導者はまさにタリバンのようである。彼は民主主義者ではなく女性達や少女達に制限を加えた。そしてそのことは多くの女性達の自殺の原因になった。」と、ひとつの名前だけを使うSuhailaがパキスタンの首都イスラマバードでIRIN(統合地域情報ネットワーク)に述べた。
ヘラートでは女性は無理矢理結婚させられ、そのため学校へ行ったり仕事を探す機会を奪われている、と彼女は付け加え、「そういうわけでこれらの女性達は自殺している。」と、Suhailaは主張した。
RAWA会員によると、自殺の報告の大半はヘラートで起こっているが、傾向もNimruzのような他の地方の農村地域にも広がっている。
「アフガニスタンの女性達や少女達はJihadisやタリバンの時代と同じような状況下にいる。地方で政権を握っているこれらの軍閥はやりたい放題にしている。政府はこれらの地方や指導者を抑制するべきだ。彼らは政権を握るべきではない。」と、Suhailaはかっかした。
政府は特に女性の情況を改善しようとする計画を取り入れる必要があると、彼女は強調した。アフガニスタンでの人権と社会正義のために活動する独立した政治的・社会的団体として、1997年に女性の知識人によって設立されたRAWAは民主主義や政教分離を促進し、女性の人権の向上に努める。
原文URL:http://www.reliefweb.int
情報源:国連人道問題調整事務所(UNOCHA)
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