アフガニスタンの学校へ資材供給が急ピッチで進行中

アフガニスタンで新たな教育の年が人々に門戸を開く学校が始まるちょうど2週間前、ユニセフに支援されているアフガニスタン教育省は、文房具や教材が学校の初日に間に合うように、子どもたちや先生に届くことを確認する努力をいっそう強めている。
南カブールの教育ロジスティックセンターの大臣は、今週8000人の生徒たちに文房具一式を生産し始めるだろう。それぞれのセットには、ペン、練習帳、消しゴム、鉛筆などの基本的なもの70人分が含まれている。昨年の夏にできたセンターは、ユニセフと共同で提供されている技術協力とともに、完全に教育省によって所有、運営されている。40人の女性を含む200人の労働による荷造り作業、9つの製造ラインスタッフ。ユニセフは、以前の倉庫街を、現在5万ドルの予算で、ロジスティックセンターに建てかえ、6つのビルを修復し、トイレとモスクを設置している。
今セットされている文房具一式は、国内で最も多い生徒と先生がいる中央アフガニスタンの学校に、来週配布される予定である。昨年アフガニスタンの学校に戻った300万人の生徒のうち、約150万人は中央地方にいた。2003年、ユニセフは合計で400万人の小学生、5万人の先生たちに教室の資材を調達している。2003年の学校へ戻ろうキャンペーンの供給物資だけで、1500万ドルの経費がかかっている。
カブールのロジスティックセンターでの荷造りと配給の焦点は、アフタニスタン政府がどのように教育プログラムの管理を強めていくかということにある。昨年荷造りは、アフガニスタン自身の限られた能力のために、パキスタンで行っていた。教育省の援助の一部として、ユニセフは、尚一層国内の能力を増加させるために、ロジスティックセンターで教育省の使用人に対して、供給管理、データベースの利用、倉庫の管理に対する指導を行っている。ユニセフは地方まで学校の資材を配給する教育省の能力を改善するために、地方や地域水準で300の倉庫の復旧も行っている。
原文 http://www.reliefweb.int