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- 2024.09.17 台風ヤギ(11号)の救援を開始します
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- 2024.05.01 学生・若者による「やさしや足湯隊」を応援してください!
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学生・若者による「やさしや足湯隊」を応援してください!
学生・若者を中心に令和6年(2024年)能登半島地震の支援として結成した「やさしや足湯隊」のクラウドファンディングを始めました。皆様からいただいたご寄付は学生・若者が活動する際の交通費半額補助・消耗品費として使わせていただきます。
私達の活動では足湯ボランティアを中心に行っています。足湯ボランティアは、阪神・淡路大震災の際に被災地KOBEで始まり、全国に広まった活動です。タライにお湯を張って足をつけ、被災者の方の手に触れ、さすることにより様々なつぶやきが聞こえてきます。世代を超えて活動できるのが足湯ボランティアです。足湯につかりのんびりした空間を作ることで、疲れやストレスを少しでも解消していただきたいと思っています。
みなさまの温かいご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
詳細は以下から↓↓
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学生・若者による「やさしや足湯隊」を応援してください!
学生・若者を中心に令和6年(2024年)能登半島地震の支援として結成した「やさしや足湯隊」のクラウドファンディングを始めました。皆様からいただいたご寄付は学生・若者が活動する際の交通費半額補助・消耗品費として使わせていただきます。
私達の活動では足湯ボランティアを中心に行っています。足湯ボランティアは、阪神・淡路大震災の際に被災地KOBEで始まり、全国に広まった活動です。タライにお湯を張って足をつけ、被災者の方の手に触れ、さすることにより様々なつぶやきが聞こえてきます。世代を超えて活動できるのが足湯ボランティアです。足湯につかりのんびりした空間を作ることで、疲れやストレスを少しでも解消していただきたいと思っています。
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ご支援・参加のお願い
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3 days ago
被災地NGO恊働センターからのニュースです。
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.102 水害編―10
能登半島支援 緊急支援のお願い!
深見集落(鹿磯から山を越えた隣の集落)も、2007年の地震後に足湯でお世話になった集落だ。元日の地震でも、停電・断水のため一時はほぼ全村避難されたが、「避難所より、やはり深見の方が、住みやすい」と、何処よりも早くみなさん帰村され、これからという時に再びこの度の水害で孤立だ。すでに何度も深みに入っているボランティアのTさんのFBでは、未だ徒歩でしか行けないと。私は、先月28日、徒歩で深見地区に入った。地震の時は集落の真ん中を流れる川は大きな被害がなかったと聞いていたが、見事なまでに河口から奥へと両岸が壊れ、車は走れない。山からの土砂と泥水が、細い道路や家、家を2m近くまで押し寄せた。国際協力を専門とするボランティアKさんが一早く泥出しに駆け付けていた。
集落の住民も10人ほど帰っていて、片付けをされていた。スコップを持っているお母さんたちのスタイルが何か違うなぁと。よく見たら作業服の上からしっかり黒いコルセットをしていたのだ。重たい泥の除去のために、腰に負担がかからないような姿勢で泥を一輪車に乗せ、運んでいた。2007年に足湯をさせていただいた深見集会所が、川を挟んで正面に見えた。70代半ばの女性に「2007年の時に、あの集会所で足湯をさせて貰いました。深見には女性水防隊がありましたよね。男性が、遠洋航路へ出て1年の半分以上が女性だけになるので、集落を守るのは女性だ!」と聞いていましたと。その女性曰く「今では遠洋航路に出る若い者もいないし…女性水防隊と言っても、こんな年になってね…」と笑っていた。どの地域も同じように高齢化が進んでいるが、あのコルセットスタイルを間近に見ると、またこの集落に戻って暮らすという意気込みを感じられ、こちらが元気を貰った。やはり、深見はやはり「女性水防隊の魂」が残っているなぁと思った。あのコルセット姿が目に焼き付いている。深見は、素晴らしいボランティアグループの支えもあって、被災者による自主・自立の先駆的なモデルの集落だ。せめて集落の入り口まで車が通れるようにして欲しい。(次に続く)
(被災地NGO恊働センター顧問
村井雅清) ... See MoreSee Less
6 days ago
9月上旬に東南アジアを襲った台風ヤギ(11号)では、ミャンマーの少数民族の地域にも大きな被害をもたらしました。
軍事政権にある中で、厳しい状況にある方々に国際的な支援が十分に届いていません。CODEは日本政府に向けた以下の要請文に賛同しました。ご一読ください。 ... See MoreSee Less
1 week ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.100 水害編―8
「宝物にするわ」
輪島の中心部に住むOさん(80代女性)は、ご主人と息子さんの3人暮らしだ。このお宅にも1m以上の泥水が襲った。
Oさんは、泥まみれになった棚を外に出してほしいという。
「もう捨ててもいいわ。どうせ主人も仕事できないし。。。」とこぼす。
話しを聴くと、ご主人は伝統工芸である輪島塗の職人さんで、最近は認知症が進行していて、Oさんは泥まみれになったご主人の仕事道具の処分に頭を悩ませていた。
度重なる震災や水害による疲れやショックから少しやけになっているように見えた。輪島塗の器を保管する貴重な棚を捨てようとするOさんを少しなだめて、「ご主人の大事な道具だから、少し待とうか」と声をかける。
泥をかぶった棚がボランティアの力できれいなっていく姿を見て、Oさんは「こんなにきれいにしてもらって、もう少しお父さんに頑張って働いてもらおうかな。。」と涙を流していた。
別れ際にボランティアと記念撮影をした時、Oさんはきれいになった木片を抱きしめて「捨てようと思ったけど、宝物になったわ。」と笑ってくれた。
2度の大災害で心が折れそうになって自暴自棄になっている被災者がいる。(吉椿) ... See MoreSee Less
1 week ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.99 水害編―7 能登半島支援 緊急支援のお願い!
9月21日の水害から1週間後の28日~30日に、輪島市門前鹿磯、同深見、同市稲屋仮設団地、同市マリンタウン仮設、同市西保地区上大沢、同市町野町粟蔵、同市曽々木、同市金蔵、珠洲市馬緤を回ってきた。
偏向報道とはいわないが、何処からこれだけの倒木が流れ込んでくるのかという町野町粟蔵の目を覆うような甚大な被害の他は、神戸にいるとあまり水害の被害報道は目にしない。
鹿磯では、2007年の能登半島地震以来おつきあいしていたU宅の前の神社(この神社は地震で全壊)の山が崩れ、空き家だった家を押し流し、U宅の隣屋に直撃。神社の真下の家は、元日の地震では大きな損傷がなかったのが、今回の地滑りで住めなくなった。Uさんは、7年前に奥さんが他界し一人暮らしだが、地震のあった元日は近くの家の姉の家で、家族5人が正月を過ごしていた。しかし姉の家が壊れ5人が生き埋めになり、奇跡的に屋根裏を突き破って全員が助かった。Uさんは、地震前に脳梗塞で倒れ、後遺症が少し残っており、加えて腰痛で悩む身体を引きずりながら、月に一度30世帯の在宅被災者に救援物資を配っている。「同じ被災者なのに、在宅の人には支援が十分でない…」と嘆いていた。(次に続く)
(被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) ... See MoreSee Less
1 week ago
本日の神戸新聞に掲載されました。
www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202410/0018186805.shtml?fbclid=IwY2xjawFrZ7JleHRuA2FlbQIxMQABHcYY2_sk... ... See MoreSee Less
「地震より大変や」能登豪雨の被災者はつぶやいた 寄り添い支援を、神戸の2団体がボランティア募集
石川県・能登半島を襲った記録的豪雨の被災地で、神戸市兵庫区中道通2の「被災地NGO恊働センター」と「CODE海外災害援助市民センター」が支援活動を展開している。浸水した民家の泥出しや家財道具の搬出だ...1 week ago
先週の土日に一緒に活動していただいたコミュニティリンクの窪さんが、活動の様子をショート動画にしていただきました。
みなさんに、活動の様子がイメージできればと思います。
また、現地はまだまだボランティアさんが足りていません。一人でも現地で活動するボランティアさんが増えるように、そんな想いで作っていただけました。
お話を聞いたり、掃除をしたりと体力必要ない作業も必要なボランティアです!
ボランティアが1人でも多ければ、被災者の気持ちも楽になります!
年代、性別関係なくボランティアさんお待ちしております。
今後ともお力添えよろしくお願いいたします。
【ボランティア募集中】
第4便 10月11日(金)~14日(月)
第5便 10月25日(金)~28日(月)
・第20次足湯ボランティア 11月1日(金)~4日(月)
足湯ボランティアと水害ボランティアの両方を実施する予定です。 ... See MoreSee Less
1 week ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.98 水害編―6
「大変どころじゃない。」
9/21の能登半島豪雨から1週間以上が経ったが、被災地では依然泥に埋もれている。
9/21は能登中島の祭りのために小牧地区にいたが、一度神戸に戻り、27日から関西のボランティアの人たちと共に豪雨の被災地、輪島を訪れた。
街は、乾燥した泥による細かな砂埃に覆われ、目を赤くしている人もいた。この日、被災地輪島の中心部からほど近い旧市街地のKさん宅の床下の泥出しをさせていただいた。
すぐ近くを流れる河原田川の川底が地震で隆起した事が影響したのか氾濫してK3宅を泥水が襲った。
このお宅には80代の男性が一人で住んでいたが、泥水が1m近く自宅に浸水した。
この日、土曜日だったこともあり、Kさんの子どもや孫たちが片付けに来ていた。
自宅に入る際にKさんに「大変でしたね・・・」と声をかけたら、「大変どころじゃない。」と返ってきた。
息子さんは「地震よりひどいわ・・・」と言っていたが、いくつかの場所でも同じ言葉を聞いた。
70年近く経つKさん宅の床下は、コンクリートではなく土で、そこにかぶった泥を除去するのは難しかったとボランティアの人たちは口々に言っていた。
休憩時間、息子さんは「うちは他の家と違って床下が土間だから、土間の一番低いところに穴の空いたペットボトルを
埋めているんだ。そうするとそこに自然に水が溜まるんだよ。生活の知恵だよ。」と少し自慢そうに語る。
よく聞いてみると、息子さんが小さい時に輪島では何度か水害があったという。
「ふれあい健康センターにモニュメントがあるよ」と教えてくれたので見に行った。
そこには昭和33年、昭和31年、昭和20年の水害の時のあふれた水位がひっそりと記されていた。ペットボトルの知恵はそんな経験から生まれたそうだ。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「ネパール洪水情報」
CODEです。
ネパールの首都カトマンズでは、9月28日から降り続く雨によって洪水が発生しています。ネパール当局によると、24時間で240ミリという1970年の観測以来最大雨量の雨が、洪水や土砂崩れを引き起こし、死者192名、行方不明者32名の被害が出ています。盆地であるカトマンズにつながる3つの幹線道路がいずれも土砂崩れで寸断され、市内を流れるバグマティ川が氾濫し、一時陸の孤島状態に陥りました。
CODEは引き続き情報収集を行っていきます。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.96 水害篇―4
能登半島支援 緊急支援のお願い!!
昨日26日午後、輪島市西保地区上大沢の区長さんとお父さんが、「やつとヘリで、緊急搬送されました。輪島市の仮設住宅です。ここは水害の被害はないので水も出ます。父親も元気です。ご心配をかけました。5日間上山に避難していました・・・・」と一報が入り、ホッとしました。同集落のNさんが一度歩いて上大沢を行かれた時に、「間垣も流され、田んぼも泥だらけになり、林道の途中は倒木と土砂で大変な状態だ・・・・」と悲鳴を上げていたので、心配していたのです。区長さんはあの21日に父親と、上流の上山地区に避難しかけたのです。しかし、途中で大雨に会い足止め状態だったのですが、何とかそこを脱出して、上山地区の知人宅に避難できたとのこと。「あの避難時の状況を思い出せば、上大沢に住めるようになるには、相当な時間がかかるでしょうね」と意気消沈されたようなお声でした。ほんとうに今回の記録的大雨は、想像以上の被害です。
一方遅くなりましたが、以下24日に珠洲市や輪島市内で活動してきたレポートです。学生スタッフのTとSに大阪ボラ協のKさんが同行して、まず珠洲市は外浦の高屋町の仮設団地を訪問し水を届けて来ました。
輪島市内の現場は継続4案件と浄明寺経由で新規案件1件の現場調査に行きました。 継続ニーズは床下にもぐっての泥だしと掃除(おもやいの尾崎、四番隊の加藤、新宗連、個人ボラなどで)対応、もう一軒はお食事処“やぶ新橋”の泥だしでこの店は地震で冷蔵庫など全て入れ換えて再開したばかりでの水害被害でした。ここは新宗連2名で対応。別の個人宅伊川邸は、泥だしと家財搬出(三宅、ともこ、住民さんの職場の応援部隊で対応)。23日に学生スタッフTが入り、椅子に上って家屋に入っていたところで、重機ボランティアに家の前の土砂を撤去してもらい、家に入れるようになりました。その隣はやぶ新橋の自宅で、ここはパルシステム8人に入ってもらい、泥だしと家財搬出です。
もう一軒は現場調査で、現在仮設に住んでいて、必要なものは公費解体予定の自宅に保管していたところ、1階が胸くらいまでの高さの浸水で多くの家財が浸水し、かなり諦めモード。
みなさんそうですが、2度の被災で、やけになって家財を捨ててしまう傾向がとても強いです。できるだけ無事なものは捨てないで、一時置いておきましょうとアドバイスをさせて頂きました。 随分道路は乾き始めた部分もあり、土埃が酷いです。家屋の中はシャバシャバな泥水がドンドンでて来る状態で、水切りワイパーを重宝しています。角スコップもいまは必要です。断水箇所もあるので、バケツを設置できるタイプの高圧洗浄が必要です。電源も必要なところもあります。いつもの水害後より、かなり手ごわい感じがします。
(増島智子、被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)
*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。
*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。
ブログはこちら→ ■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。
ngo-kyodo.org/.../%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6.../ ... See MoreSee Less
2 weeks ago
【能登半島豪雨 ボランティア募集】
今日、水害ボランティア第一便が現地入りしました。明日から本格的に活動する予定です。
水害ボランティアは、スピードとマンパワーが大切です。
そのため、10月以降もボランティアを募集しますので、お助けいただければありがたいです。
情報の拡散等もよろしくお願いいたします。
第3便:10月4日(金)~6日(日)
第4便:10月11日(金)~14日(月)あと2人先着順!
第5便:10月25日(金)~28日(月) あと4人! ... See MoreSee Less
2 weeks ago
CODEは、ミャンマーの台風被災地を支援します!ご支援、ご協力お願いいたします!
台風ヤギ(11号)が東南アジア諸国を襲いました。特にミャンマーやベトナムなどで大きな被害が出ています。
国軍による弾圧の続くミャンマーでは、対立する少数民族エリアを台風が襲いました。CODEは、ミャンマー難民を支援しているNGOを通じて被災地の少数民族地域を支援します。
関東に住むミャンマーの人達が2月に能登の被災地に来てボランティアをしてくれました。
www.facebook.com/share/p/oyUKF6JpkWvUcdBg/
能登も大変ですが、ミャンマーやベトナムの被災地にも同じように厳しい状況にさらされている人達がいる事を忘れないで下さい。よろしくお願いいたします。 ... See MoreSee Less
2 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.95水害篇―3
昨日(9/24)の報告です。
前日に引き続き、輪島市内へ。
地震から約9ヶ月が経ち、祭りなども行われ活気を取り戻し、少しずつ公費解体も進み出して景色が変わりつつあるように感じていました。ですが、今は土に汚れ、住民さんが言われた『また、リセットや。』という言葉が悲しく響きます。
この日も4つの現場に分かれ、泥のかき出しや家財の搬出、床板の洗浄などを行なっていました。自分が作業していると、隣のお宅のご夫婦が不安定な椅子を足場に窓から入ろうとしいました。危険を感じ、声をかけて家に入るのを少し補助させて頂きました。詳しくお話を聞くと、
『地震で隣の家が崩れ、自宅の玄関が潰れてしまった。準半壊だが、勝手口を玄関にしてここで生活しているけど、勝手口も土砂が溜まって出入りできなくなったからこの窓から入るしかない。』
『昨日ようやく家に入れて、少し片付けたけど、夫婦2人じゃ全然進まない。社協に電話したけど、いつ来てもらえるかわからない。周りが片付けてるのを見ていると焦ってしまうけど、何をすればいいかわからない。』
とおっしゃられており、地震に次ぐ水害に混乱されている様子でした。我々もお手伝いできることを伝え、翌日から対応させていただきました。
被災者の方々の状況は多種多様で、地震被害を乗り越えて、生活を取り戻そうとしている中での豪雨被害は本当に心が痛みます。『もうこんな所、人がいなくなるよ。本当に。』と肩を落とす住民さんもいます。今こそ、数多くのボランティアが必要だと強く感じます。どうかお力をお貸しください。
(学生スタッフ 南太賀) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
ご支援、ご協力お願いいたします!
・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
2 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.94 水害篇―2
能登半島支援 緊急支援のお願い!!
記録的大雨に見舞われ3日目を迎えました。行方不明者および安否不明者の懸命な救命活動、捜索活動が続いています。未だ孤立集落は46カ所を数えます。残念なことに死者が8名になりました。衷心よりご冥福をお祈り致します。
通信状況も悪く、なかなか電話も通じないので気持ちが落ち着かないのですが、今回の水害によるダブルパンチを受けた被災者は、通信ができないという事態よりも、とにかく地震より酷いという現実に、「どうすればいいの?」という虚脱感が襲い、立ち直る術もないという状況です。
昨日、やっと上大沢(輪島市西保地区)のNさんと連絡が取れたのですが、Nさんは今日歩いて集落までたどり着いたと。「(上大沢の観光の目玉)間垣も流され、住宅も押しつぶされ、集会所はぎりぎり無事だったけれど、林道の応急措置としてあったブロックや黒いトンバックも流され、元の上大沢の風景は、崩れてきた岩や土砂に埋まった状態です」と。「歩いてと言っても、自衛隊か私のように慣れた者しか歩いては行けないです」とのこと。地震後何度も足を運び、足湯も行ってきたので言葉がありません。
さて、当NGOの小牧拠点から。昨日は、2班に別れて、一昨日の輪島の継続ニーズ3件と珠洲に島村、三宅と視察に行きました。昨日の朝七海屋さんでお水を購入、珠洲市の三崎の断水地域と大谷小中学校の避難所に届けました。七海屋さんも「弱り目に祟り目で、地震の次に水害で、言葉が出ない。能登はこんなところじゃなくて、何にもなくても自然豊かで風光明媚ないい所だったのに」とうっすら涙を浮かべながら話してくれました。
三崎町寺家の4つの集落のうちのひとつの断水になった川上本町に飲料水を届けました。 被災者の男性は「地震の次は水害でここの集落も三軒くらいしか残ってないよ。みんな戻ってくるのか。でも、都会には住めないから、やっぱり田舎が住みやすいよ」と。
午後からは大谷地区を訪問しました。避難所となっている大谷小中学校に行きました。当センターともつながりのある日本災害看護学会酒井明子さんが詰めていて、 飲料水や土嚢袋など物資を降ろし 、出入り口の泥かきの作業をしました。そこまでの峠の道は至る所で土砂崩れが起きていて、またいつ土砂崩れが起きるかわからない状況で、緊急車両と住民さんしか通れない道です。訪問した現場では自衛隊の給水車が来るはずだったのに来なくなってしまったので、トイレの水などももっても1日~2日しかかと話していました。
輪島でも学生スタッフの南がリーダーとして、3件の家屋の清掃作業をしました。床下の泥だしをできる家屋もあれば、家屋の中に入るのもままならないくらいの泥が押し寄せその周りの泥出しからしている家屋もあります。店舗の次に自宅、資材置き場と自営業の人は何か所も掃除をしなければなりません。 背丈ほど水が入ってしまったところもあり、片付け作業に人手がいります。
そんな中、突然当センターが拠点を置く小牧に、地元の宮本水産の奥さんが輪島の親戚を訪れ、「そっちは大丈夫だったから一緒に手伝わせて!」と一緒に作業をしました。こちらでいう お互いに助け合う古くからの知恵「えー」(結) ですね。
こんな時だからこそ諦めません! 地震でやっとこれからの暮らしにいて考えようと思った矢先のこの水害に、被災された方の気持ちを考えるとほんとに言葉もでません。
マンパワーが圧倒的に足りませんが、地震直後から一緒に活動している佐賀の(一社)おもやいや(一社)はちはち、資機材を懸命に集めてくれている地元の「チームこのへん」、やさしや足湯隊、岩手県の不動院からタオル、新宗連、四番隊、個人・学生のボランティアのみなさんなど、いまできる範囲で対応しています。ご支援をよろしくお願いします。
(増島智子、被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
【能登半島豪雨ボランティア緊急募集】
みなさんもご存知の通り、能登半島では現在水害による被害が発生しています。
水害の支援においてスピードが大切なので、
今週の金曜日出発(出発時間は要相談)で、日曜日まででボランティアを募集したいと思います。
日程:9月27日(金)~29日(日)
内容:どろかき、掃除、家財運びなど
移動手段:神戸からレンタカーを借りる予定
急ではありますが、みなさんのお力添えよろしくお願いいたします。
来られる方は、ご連絡ください。 ... See MoreSee Less
3 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.93 水害篇―1
能登半島支援 緊急支援のお願い!
1月1日の奥能登地震の復旧途上の中、記録的豪雨が容赦なく被災地を襲いました。21日から降り続いた雨もようやくおさまり朝晩は肌寒いくらい気温がグッと下がりました。
当センターが拠点置く七尾市中島町小牧でも、床下浸水の被害が出ています。仮設住宅でも床下浸水があり、お熊甲祭り(豪雨のため中止)に参加しようとしていたボランティアとともに様子を見に行きました。「避難しようと近くの中島コミセンに行ったが開いておらず、市に電話したところ担当外だからと対応してもらえなかった。」との声が…。不安な時間を過ごされた方もおり、仮設住宅の被災者には避難所の周知がまだできていなかったようです。「朝は床下の土が見えないくらい水に浸かっていた」という住民さんもいました。
水が溜まっているところもあるようなので、七尾市と【連携】を取りながら対応していきます。
昨日23日は 「やさしや足湯隊」のメンバーと当センターの学生スタッフおよび東北大学の学生と今回の地震でつながった中島町のお寺からのSOSで 裏山が崩れた 浄明寺さんの境内の泥かきのお手伝いをし、その後輪島市の浸水被災地を視察しました。
もうひとつは、「やさしや足湯隊」つながりのOさん宅で(輪島市西新橋通)床上浸水の対応、もう一軒は地震の初期に問い合わせのあった漆を届けたおはし屋さんの実家の床上浸水の三軒を視察と片付け作業をしました。以下に被災者のみなさんの声を紹介します。
「4人でこの土砂を片付けようと思って、気持ちが沈んでいたけど、学生さんがたくさん来て助かりました!」
「地震で被害はなかったけど、やっと落ち着いてきたのに心が折れる」
「漁師をしているけど、地震で漁はできないし、年齢も60歳を超えるとパートもできない、家を直すにもお金がかかるしどうすればいいの」
「みなさんが来てくれて助かりました」
地震でほんの少し落ち着きかけたところの豪雨被害に被災者の人たちは途方に暮れています。諦め感が強く、いち早いボランティアの手が必要です。また孤立状態の地域も多数あります。(増島)
今回の能登半島を襲った記録的豪雨により、死者7名、行方不明6名、孤立集落115カ所(56集落とも)という甚大な被害が発生しました。ご存知のように同地域は今年の元日に大規模な地震があり、10ケ月を前にして、やっと地震被害からの暮らしの再建の一歩を踏み出した、あるいは一歩を踏み出そうと心づもりができたところなのです。
特に今回の豪雨水害でダブルパンチを受けた被災者は、口々に「心が折れた」「もうやる気がでない」「泣きっ面にハチ」「踏んだり蹴ったり」「弱り目に祟り目、弱い人に重なってる。」などと、当方に暮れた叫び声ばかりが聞こえてきます。
いまこそ、毎日この水害報道を観ている私たちが、今まで以上に支援の声を、行動を起こさなければ、本当に心が折れ、立ち上がれないのではないかと胸が痛くなります。
災害の多いこの国なので、みなさまにはご支援のお願いが続き、恐縮ですが一人ひとりが少しでもできることをしませんか・・・・。どうかよろしくお願いします。
記録的豪雨水害による輪島市や珠洲市、能登町の甚大な被害報道があり、再び悪夢のような孤立地域に住む被災者に安否確認を始めました。元日の地震以来おつきあいを始めた輪島市および珠洲市の外浦の、地震で一時孤立した集落の中で、何とか電話が通じたMさん(珠洲市真浦)は、「この水害で道路が塞がれ、また孤立しました」と。また、輪島市西保地区の上大沢被害者には連絡がつかず、「上大沢はダメだろう」という情報も入り心配したのですが、今日23日になってやっと無事が確認できましたが、上大沢に行く林道で土砂災害が多発し、「車では行けないけれど歩いて行く」と言われた被災者もおられました。仮設住宅に当たってやっと入居できたところに、今回の豪雨で「床上浸水」(770戸)という被災者は、「どうすればいいの・・・?」と途方に暮れていました。
9月14日の午後に足湯をしてきたばかりの輪島市町野町の唯一1件しかない「もとやスーパー」さんは、大量の流木が流れ、店内には2mほどの泥が積み上がり、見るも無残な光景になっています。いち早く仲間のNPOが泥出しに入ったようですが、「もとや」の女将さんは、気丈にも「やるしかない!」と取材に応じておられましたが、むしろ痛々しく感じました。みなさん、あらためて能登半島を注視してください。そして可能な限りのご支援をこころよりお願いします。
(被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) ... See MoreSee Less
3 weeks ago
台風ヤギ(11号)救援ニュースNo.3
東南アジア諸国を襲った台風ヤギ(11号)は、ベトナムでは過去30年で最も強い脅威をもたらしたと言われています。
ベトナム北部の25の省市のうち20で洪水を引き起こし、首都ハノイを流れる河川でも過去最高の水位に達し、氾濫しました。その他、カオバン、ホアビン、ラオカイ、イェンバイ、クアンニンなどの地域でも地滑り、洪水、鉄砲水などを引き起こしています。そのうち、チェンバイ省だけでも1000件以上の地滑りが発生しています。
ラオカイ省やチェンバイ省は、この8月1ヶ月だけでも3週間以上が雨だったそうで、土壌中の水分が飽和状態にあったと言われています。
死者281人、行方不明者67人(9/16時点)の人的被害以外にも田んぼ、畑、果樹園、家畜などの農業などの被害も深刻であると現地メディアが伝えています。(吉椿)
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「台風ヤギ(11号)」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
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3 weeks ago
台風ヤギ(11号)救援ニュースNo.2
東南アジアを襲った台風ヤギ(11号)は、ベトナムやミャンマーなどで甚大な被害を出しています。
ミャンマーでは、226人の命が犠牲になったと当局が発表しています。また、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)は、今回の洪水の被災者は63万人以上に上ると報告しています。
ミャンマーでは、2021年に国軍がクーデターを起こし、抗議活動を行った市民を弾圧し、これまでに2900人の 民間人が犠牲になっています。これまで軍事政権は国際社会の介入を嫌っていましたが、今回の台風被害では国際社会に支援を要請しています。
ミャンマーの難民支援に詳しいSさんは、「軍事政権に敵対する少数民族の人たちに届く支援が必要だ」といいます。
CODEは、現在、ミャンマーやベトナムなどの関係者と連絡を取り合いながら支援を検討しています。ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿)
*写真は現地の関係者から。 ... See MoreSee Less
3 weeks ago
東南アジアでの台風被害のご支援、ご協力お願いいたします! ... See MoreSee Less
4 weeks ago
台風ヤギ(11号)の支援を開始いたします!ご支援、ご協力お願いいたします!
CODEです。
東南アジア5か国に被害を出した台風ヤギ(11号)の支援を開始いたします。阪神・淡路大震災の際に世界から支援をいただいたお返しにCODEは、世界の被災地での支援を行ってきました。この台風支援で71回目の支援活動になります、
現在、最も被害の甚大なベトナムを中心に現地の情報を取集しています。
現地に詳しい友人からの情報によると、ベトナムでは、スーパー台風は7日に北部に上陸し長時間の雨を降らせた事で、観光名所ハロン湾のあるクアンニン省やハイフォン市、ラオカイ省、ハノイ市など複数の省で被害が出ています。
現在のところ、死者281人、行方不明者67人、負傷者1921人、被害家屋約25万7000戸の被害が報告されています。
CODEは、現地のNGOなどと連携して支援を展開していきます。
ご支援、ご協力お願いいたします。(事務局長 吉椿)
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「台風ヤギ」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
台風11号ベトナム直撃から1週間 死者250人超 日系企業被害も | NHK
【NHK】南シナ海で一時、猛烈な勢力に発達した台風11号がベトナムを直撃して14日で1週間です。現地では、土砂崩れや洪水などにより...Facebook Posts
3 days ago
被災地NGO恊働センターからのニュースです。
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.102 水害編―10
能登半島支援 緊急支援のお願い!
深見集落(鹿磯から山を越えた隣の集落)も、2007年の地震後に足湯でお世話になった集落だ。元日の地震でも、停電・断水のため一時はほぼ全村避難されたが、「避難所より、やはり深見の方が、住みやすい」と、何処よりも早くみなさん帰村され、これからという時に再びこの度の水害で孤立だ。すでに何度も深みに入っているボランティアのTさんのFBでは、未だ徒歩でしか行けないと。私は、先月28日、徒歩で深見地区に入った。地震の時は集落の真ん中を流れる川は大きな被害がなかったと聞いていたが、見事なまでに河口から奥へと両岸が壊れ、車は走れない。山からの土砂と泥水が、細い道路や家、家を2m近くまで押し寄せた。国際協力を専門とするボランティアKさんが一早く泥出しに駆け付けていた。
集落の住民も10人ほど帰っていて、片付けをされていた。スコップを持っているお母さんたちのスタイルが何か違うなぁと。よく見たら作業服の上からしっかり黒いコルセットをしていたのだ。重たい泥の除去のために、腰に負担がかからないような姿勢で泥を一輪車に乗せ、運んでいた。2007年に足湯をさせていただいた深見集会所が、川を挟んで正面に見えた。70代半ばの女性に「2007年の時に、あの集会所で足湯をさせて貰いました。深見には女性水防隊がありましたよね。男性が、遠洋航路へ出て1年の半分以上が女性だけになるので、集落を守るのは女性だ!」と聞いていましたと。その女性曰く「今では遠洋航路に出る若い者もいないし…女性水防隊と言っても、こんな年になってね…」と笑っていた。どの地域も同じように高齢化が進んでいるが、あのコルセットスタイルを間近に見ると、またこの集落に戻って暮らすという意気込みを感じられ、こちらが元気を貰った。やはり、深見はやはり「女性水防隊の魂」が残っているなぁと思った。あのコルセット姿が目に焼き付いている。深見は、素晴らしいボランティアグループの支えもあって、被災者による自主・自立の先駆的なモデルの集落だ。せめて集落の入り口まで車が通れるようにして欲しい。(次に続く)
(被災地NGO恊働センター顧問
村井雅清) ... See MoreSee Less
6 days ago
9月上旬に東南アジアを襲った台風ヤギ(11号)では、ミャンマーの少数民族の地域にも大きな被害をもたらしました。
軍事政権にある中で、厳しい状況にある方々に国際的な支援が十分に届いていません。CODEは日本政府に向けた以下の要請文に賛同しました。ご一読ください。 ... See MoreSee Less
1 week ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.100 水害編―8
「宝物にするわ」
輪島の中心部に住むOさん(80代女性)は、ご主人と息子さんの3人暮らしだ。このお宅にも1m以上の泥水が襲った。
Oさんは、泥まみれになった棚を外に出してほしいという。
「もう捨ててもいいわ。どうせ主人も仕事できないし。。。」とこぼす。
話しを聴くと、ご主人は伝統工芸である輪島塗の職人さんで、最近は認知症が進行していて、Oさんは泥まみれになったご主人の仕事道具の処分に頭を悩ませていた。
度重なる震災や水害による疲れやショックから少しやけになっているように見えた。輪島塗の器を保管する貴重な棚を捨てようとするOさんを少しなだめて、「ご主人の大事な道具だから、少し待とうか」と声をかける。
泥をかぶった棚がボランティアの力できれいなっていく姿を見て、Oさんは「こんなにきれいにしてもらって、もう少しお父さんに頑張って働いてもらおうかな。。」と涙を流していた。
別れ際にボランティアと記念撮影をした時、Oさんはきれいになった木片を抱きしめて「捨てようと思ったけど、宝物になったわ。」と笑ってくれた。
2度の大災害で心が折れそうになって自暴自棄になっている被災者がいる。(吉椿) ... See MoreSee Less
1 week ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.99 水害編―7 能登半島支援 緊急支援のお願い!
9月21日の水害から1週間後の28日~30日に、輪島市門前鹿磯、同深見、同市稲屋仮設団地、同市マリンタウン仮設、同市西保地区上大沢、同市町野町粟蔵、同市曽々木、同市金蔵、珠洲市馬緤を回ってきた。
偏向報道とはいわないが、何処からこれだけの倒木が流れ込んでくるのかという町野町粟蔵の目を覆うような甚大な被害の他は、神戸にいるとあまり水害の被害報道は目にしない。
鹿磯では、2007年の能登半島地震以来おつきあいしていたU宅の前の神社(この神社は地震で全壊)の山が崩れ、空き家だった家を押し流し、U宅の隣屋に直撃。神社の真下の家は、元日の地震では大きな損傷がなかったのが、今回の地滑りで住めなくなった。Uさんは、7年前に奥さんが他界し一人暮らしだが、地震のあった元日は近くの家の姉の家で、家族5人が正月を過ごしていた。しかし姉の家が壊れ5人が生き埋めになり、奇跡的に屋根裏を突き破って全員が助かった。Uさんは、地震前に脳梗塞で倒れ、後遺症が少し残っており、加えて腰痛で悩む身体を引きずりながら、月に一度30世帯の在宅被災者に救援物資を配っている。「同じ被災者なのに、在宅の人には支援が十分でない…」と嘆いていた。(次に続く)
(被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) ... See MoreSee Less
1 week ago
本日の神戸新聞に掲載されました。
www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202410/0018186805.shtml?fbclid=IwY2xjawFrZ7JleHRuA2FlbQIxMQABHcYY2_sk... ... See MoreSee Less
「地震より大変や」能登豪雨の被災者はつぶやいた 寄り添い支援を、神戸の2団体がボランティア募集
石川県・能登半島を襲った記録的豪雨の被災地で、神戸市兵庫区中道通2の「被災地NGO恊働センター」と「CODE海外災害援助市民センター」が支援活動を展開している。浸水した民家の泥出しや家財道具の搬出だ...1 week ago
先週の土日に一緒に活動していただいたコミュニティリンクの窪さんが、活動の様子をショート動画にしていただきました。
みなさんに、活動の様子がイメージできればと思います。
また、現地はまだまだボランティアさんが足りていません。一人でも現地で活動するボランティアさんが増えるように、そんな想いで作っていただけました。
お話を聞いたり、掃除をしたりと体力必要ない作業も必要なボランティアです!
ボランティアが1人でも多ければ、被災者の気持ちも楽になります!
年代、性別関係なくボランティアさんお待ちしております。
今後ともお力添えよろしくお願いいたします。
【ボランティア募集中】
第4便 10月11日(金)~14日(月)
第5便 10月25日(金)~28日(月)
・第20次足湯ボランティア 11月1日(金)~4日(月)
足湯ボランティアと水害ボランティアの両方を実施する予定です。 ... See MoreSee Less
1 week ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.98 水害編―6
「大変どころじゃない。」
9/21の能登半島豪雨から1週間以上が経ったが、被災地では依然泥に埋もれている。
9/21は能登中島の祭りのために小牧地区にいたが、一度神戸に戻り、27日から関西のボランティアの人たちと共に豪雨の被災地、輪島を訪れた。
街は、乾燥した泥による細かな砂埃に覆われ、目を赤くしている人もいた。この日、被災地輪島の中心部からほど近い旧市街地のKさん宅の床下の泥出しをさせていただいた。
すぐ近くを流れる河原田川の川底が地震で隆起した事が影響したのか氾濫してK3宅を泥水が襲った。
このお宅には80代の男性が一人で住んでいたが、泥水が1m近く自宅に浸水した。
この日、土曜日だったこともあり、Kさんの子どもや孫たちが片付けに来ていた。
自宅に入る際にKさんに「大変でしたね・・・」と声をかけたら、「大変どころじゃない。」と返ってきた。
息子さんは「地震よりひどいわ・・・」と言っていたが、いくつかの場所でも同じ言葉を聞いた。
70年近く経つKさん宅の床下は、コンクリートではなく土で、そこにかぶった泥を除去するのは難しかったとボランティアの人たちは口々に言っていた。
休憩時間、息子さんは「うちは他の家と違って床下が土間だから、土間の一番低いところに穴の空いたペットボトルを
埋めているんだ。そうするとそこに自然に水が溜まるんだよ。生活の知恵だよ。」と少し自慢そうに語る。
よく聞いてみると、息子さんが小さい時に輪島では何度か水害があったという。
「ふれあい健康センターにモニュメントがあるよ」と教えてくれたので見に行った。
そこには昭和33年、昭和31年、昭和20年の水害の時のあふれた水位がひっそりと記されていた。ペットボトルの知恵はそんな経験から生まれたそうだ。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
「ネパール洪水情報」
CODEです。
ネパールの首都カトマンズでは、9月28日から降り続く雨によって洪水が発生しています。ネパール当局によると、24時間で240ミリという1970年の観測以来最大雨量の雨が、洪水や土砂崩れを引き起こし、死者192名、行方不明者32名の被害が出ています。盆地であるカトマンズにつながる3つの幹線道路がいずれも土砂崩れで寸断され、市内を流れるバグマティ川が氾濫し、一時陸の孤島状態に陥りました。
CODEは引き続き情報収集を行っていきます。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.96 水害篇―4
能登半島支援 緊急支援のお願い!!
昨日26日午後、輪島市西保地区上大沢の区長さんとお父さんが、「やつとヘリで、緊急搬送されました。輪島市の仮設住宅です。ここは水害の被害はないので水も出ます。父親も元気です。ご心配をかけました。5日間上山に避難していました・・・・」と一報が入り、ホッとしました。同集落のNさんが一度歩いて上大沢を行かれた時に、「間垣も流され、田んぼも泥だらけになり、林道の途中は倒木と土砂で大変な状態だ・・・・」と悲鳴を上げていたので、心配していたのです。区長さんはあの21日に父親と、上流の上山地区に避難しかけたのです。しかし、途中で大雨に会い足止め状態だったのですが、何とかそこを脱出して、上山地区の知人宅に避難できたとのこと。「あの避難時の状況を思い出せば、上大沢に住めるようになるには、相当な時間がかかるでしょうね」と意気消沈されたようなお声でした。ほんとうに今回の記録的大雨は、想像以上の被害です。
一方遅くなりましたが、以下24日に珠洲市や輪島市内で活動してきたレポートです。学生スタッフのTとSに大阪ボラ協のKさんが同行して、まず珠洲市は外浦の高屋町の仮設団地を訪問し水を届けて来ました。
輪島市内の現場は継続4案件と浄明寺経由で新規案件1件の現場調査に行きました。 継続ニーズは床下にもぐっての泥だしと掃除(おもやいの尾崎、四番隊の加藤、新宗連、個人ボラなどで)対応、もう一軒はお食事処“やぶ新橋”の泥だしでこの店は地震で冷蔵庫など全て入れ換えて再開したばかりでの水害被害でした。ここは新宗連2名で対応。別の個人宅伊川邸は、泥だしと家財搬出(三宅、ともこ、住民さんの職場の応援部隊で対応)。23日に学生スタッフTが入り、椅子に上って家屋に入っていたところで、重機ボランティアに家の前の土砂を撤去してもらい、家に入れるようになりました。その隣はやぶ新橋の自宅で、ここはパルシステム8人に入ってもらい、泥だしと家財搬出です。
もう一軒は現場調査で、現在仮設に住んでいて、必要なものは公費解体予定の自宅に保管していたところ、1階が胸くらいまでの高さの浸水で多くの家財が浸水し、かなり諦めモード。
みなさんそうですが、2度の被災で、やけになって家財を捨ててしまう傾向がとても強いです。できるだけ無事なものは捨てないで、一時置いておきましょうとアドバイスをさせて頂きました。 随分道路は乾き始めた部分もあり、土埃が酷いです。家屋の中はシャバシャバな泥水がドンドンでて来る状態で、水切りワイパーを重宝しています。角スコップもいまは必要です。断水箇所もあるので、バケツを設置できるタイプの高圧洗浄が必要です。電源も必要なところもあります。いつもの水害後より、かなり手ごわい感じがします。
(増島智子、被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)
*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。
*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。
ブログはこちら→ ■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。
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2 weeks ago
【能登半島豪雨 ボランティア募集】
今日、水害ボランティア第一便が現地入りしました。明日から本格的に活動する予定です。
水害ボランティアは、スピードとマンパワーが大切です。
そのため、10月以降もボランティアを募集しますので、お助けいただければありがたいです。
情報の拡散等もよろしくお願いいたします。
第3便:10月4日(金)~6日(日)
第4便:10月11日(金)~14日(月)あと2人先着順!
第5便:10月25日(金)~28日(月) あと4人! ... See MoreSee Less
2 weeks ago
CODEは、ミャンマーの台風被災地を支援します!ご支援、ご協力お願いいたします!
台風ヤギ(11号)が東南アジア諸国を襲いました。特にミャンマーやベトナムなどで大きな被害が出ています。
国軍による弾圧の続くミャンマーでは、対立する少数民族エリアを台風が襲いました。CODEは、ミャンマー難民を支援しているNGOを通じて被災地の少数民族地域を支援します。
関東に住むミャンマーの人達が2月に能登の被災地に来てボランティアをしてくれました。
www.facebook.com/share/p/oyUKF6JpkWvUcdBg/
能登も大変ですが、ミャンマーやベトナムの被災地にも同じように厳しい状況にさらされている人達がいる事を忘れないで下さい。よろしくお願いいたします。 ... See MoreSee Less
2 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.95水害篇―3
昨日(9/24)の報告です。
前日に引き続き、輪島市内へ。
地震から約9ヶ月が経ち、祭りなども行われ活気を取り戻し、少しずつ公費解体も進み出して景色が変わりつつあるように感じていました。ですが、今は土に汚れ、住民さんが言われた『また、リセットや。』という言葉が悲しく響きます。
この日も4つの現場に分かれ、泥のかき出しや家財の搬出、床板の洗浄などを行なっていました。自分が作業していると、隣のお宅のご夫婦が不安定な椅子を足場に窓から入ろうとしいました。危険を感じ、声をかけて家に入るのを少し補助させて頂きました。詳しくお話を聞くと、
『地震で隣の家が崩れ、自宅の玄関が潰れてしまった。準半壊だが、勝手口を玄関にしてここで生活しているけど、勝手口も土砂が溜まって出入りできなくなったからこの窓から入るしかない。』
『昨日ようやく家に入れて、少し片付けたけど、夫婦2人じゃ全然進まない。社協に電話したけど、いつ来てもらえるかわからない。周りが片付けてるのを見ていると焦ってしまうけど、何をすればいいかわからない。』
とおっしゃられており、地震に次ぐ水害に混乱されている様子でした。我々もお手伝いできることを伝え、翌日から対応させていただきました。
被災者の方々の状況は多種多様で、地震被害を乗り越えて、生活を取り戻そうとしている中での豪雨被害は本当に心が痛みます。『もうこんな所、人がいなくなるよ。本当に。』と肩を落とす住民さんもいます。今こそ、数多くのボランティアが必要だと強く感じます。どうかお力をお貸しください。
(学生スタッフ 南太賀) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
ご支援、ご協力お願いいたします!
・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
2 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.94 水害篇―2
能登半島支援 緊急支援のお願い!!
記録的大雨に見舞われ3日目を迎えました。行方不明者および安否不明者の懸命な救命活動、捜索活動が続いています。未だ孤立集落は46カ所を数えます。残念なことに死者が8名になりました。衷心よりご冥福をお祈り致します。
通信状況も悪く、なかなか電話も通じないので気持ちが落ち着かないのですが、今回の水害によるダブルパンチを受けた被災者は、通信ができないという事態よりも、とにかく地震より酷いという現実に、「どうすればいいの?」という虚脱感が襲い、立ち直る術もないという状況です。
昨日、やっと上大沢(輪島市西保地区)のNさんと連絡が取れたのですが、Nさんは今日歩いて集落までたどり着いたと。「(上大沢の観光の目玉)間垣も流され、住宅も押しつぶされ、集会所はぎりぎり無事だったけれど、林道の応急措置としてあったブロックや黒いトンバックも流され、元の上大沢の風景は、崩れてきた岩や土砂に埋まった状態です」と。「歩いてと言っても、自衛隊か私のように慣れた者しか歩いては行けないです」とのこと。地震後何度も足を運び、足湯も行ってきたので言葉がありません。
さて、当NGOの小牧拠点から。昨日は、2班に別れて、一昨日の輪島の継続ニーズ3件と珠洲に島村、三宅と視察に行きました。昨日の朝七海屋さんでお水を購入、珠洲市の三崎の断水地域と大谷小中学校の避難所に届けました。七海屋さんも「弱り目に祟り目で、地震の次に水害で、言葉が出ない。能登はこんなところじゃなくて、何にもなくても自然豊かで風光明媚ないい所だったのに」とうっすら涙を浮かべながら話してくれました。
三崎町寺家の4つの集落のうちのひとつの断水になった川上本町に飲料水を届けました。 被災者の男性は「地震の次は水害でここの集落も三軒くらいしか残ってないよ。みんな戻ってくるのか。でも、都会には住めないから、やっぱり田舎が住みやすいよ」と。
午後からは大谷地区を訪問しました。避難所となっている大谷小中学校に行きました。当センターともつながりのある日本災害看護学会酒井明子さんが詰めていて、 飲料水や土嚢袋など物資を降ろし 、出入り口の泥かきの作業をしました。そこまでの峠の道は至る所で土砂崩れが起きていて、またいつ土砂崩れが起きるかわからない状況で、緊急車両と住民さんしか通れない道です。訪問した現場では自衛隊の給水車が来るはずだったのに来なくなってしまったので、トイレの水などももっても1日~2日しかかと話していました。
輪島でも学生スタッフの南がリーダーとして、3件の家屋の清掃作業をしました。床下の泥だしをできる家屋もあれば、家屋の中に入るのもままならないくらいの泥が押し寄せその周りの泥出しからしている家屋もあります。店舗の次に自宅、資材置き場と自営業の人は何か所も掃除をしなければなりません。 背丈ほど水が入ってしまったところもあり、片付け作業に人手がいります。
そんな中、突然当センターが拠点を置く小牧に、地元の宮本水産の奥さんが輪島の親戚を訪れ、「そっちは大丈夫だったから一緒に手伝わせて!」と一緒に作業をしました。こちらでいう お互いに助け合う古くからの知恵「えー」(結) ですね。
こんな時だからこそ諦めません! 地震でやっとこれからの暮らしにいて考えようと思った矢先のこの水害に、被災された方の気持ちを考えるとほんとに言葉もでません。
マンパワーが圧倒的に足りませんが、地震直後から一緒に活動している佐賀の(一社)おもやいや(一社)はちはち、資機材を懸命に集めてくれている地元の「チームこのへん」、やさしや足湯隊、岩手県の不動院からタオル、新宗連、四番隊、個人・学生のボランティアのみなさんなど、いまできる範囲で対応しています。ご支援をよろしくお願いします。
(増島智子、被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) ... See MoreSee Less
2 weeks ago
【能登半島豪雨ボランティア緊急募集】
みなさんもご存知の通り、能登半島では現在水害による被害が発生しています。
水害の支援においてスピードが大切なので、
今週の金曜日出発(出発時間は要相談)で、日曜日まででボランティアを募集したいと思います。
日程:9月27日(金)~29日(日)
内容:どろかき、掃除、家財運びなど
移動手段:神戸からレンタカーを借りる予定
急ではありますが、みなさんのお力添えよろしくお願いいたします。
来られる方は、ご連絡ください。 ... See MoreSee Less
3 weeks ago
被災地NGO恊働センター
「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.93 水害篇―1
能登半島支援 緊急支援のお願い!
1月1日の奥能登地震の復旧途上の中、記録的豪雨が容赦なく被災地を襲いました。21日から降り続いた雨もようやくおさまり朝晩は肌寒いくらい気温がグッと下がりました。
当センターが拠点置く七尾市中島町小牧でも、床下浸水の被害が出ています。仮設住宅でも床下浸水があり、お熊甲祭り(豪雨のため中止)に参加しようとしていたボランティアとともに様子を見に行きました。「避難しようと近くの中島コミセンに行ったが開いておらず、市に電話したところ担当外だからと対応してもらえなかった。」との声が…。不安な時間を過ごされた方もおり、仮設住宅の被災者には避難所の周知がまだできていなかったようです。「朝は床下の土が見えないくらい水に浸かっていた」という住民さんもいました。
水が溜まっているところもあるようなので、七尾市と【連携】を取りながら対応していきます。
昨日23日は 「やさしや足湯隊」のメンバーと当センターの学生スタッフおよび東北大学の学生と今回の地震でつながった中島町のお寺からのSOSで 裏山が崩れた 浄明寺さんの境内の泥かきのお手伝いをし、その後輪島市の浸水被災地を視察しました。
もうひとつは、「やさしや足湯隊」つながりのOさん宅で(輪島市西新橋通)床上浸水の対応、もう一軒は地震の初期に問い合わせのあった漆を届けたおはし屋さんの実家の床上浸水の三軒を視察と片付け作業をしました。以下に被災者のみなさんの声を紹介します。
「4人でこの土砂を片付けようと思って、気持ちが沈んでいたけど、学生さんがたくさん来て助かりました!」
「地震で被害はなかったけど、やっと落ち着いてきたのに心が折れる」
「漁師をしているけど、地震で漁はできないし、年齢も60歳を超えるとパートもできない、家を直すにもお金がかかるしどうすればいいの」
「みなさんが来てくれて助かりました」
地震でほんの少し落ち着きかけたところの豪雨被害に被災者の人たちは途方に暮れています。諦め感が強く、いち早いボランティアの手が必要です。また孤立状態の地域も多数あります。(増島)
今回の能登半島を襲った記録的豪雨により、死者7名、行方不明6名、孤立集落115カ所(56集落とも)という甚大な被害が発生しました。ご存知のように同地域は今年の元日に大規模な地震があり、10ケ月を前にして、やっと地震被害からの暮らしの再建の一歩を踏み出した、あるいは一歩を踏み出そうと心づもりができたところなのです。
特に今回の豪雨水害でダブルパンチを受けた被災者は、口々に「心が折れた」「もうやる気がでない」「泣きっ面にハチ」「踏んだり蹴ったり」「弱り目に祟り目、弱い人に重なってる。」などと、当方に暮れた叫び声ばかりが聞こえてきます。
いまこそ、毎日この水害報道を観ている私たちが、今まで以上に支援の声を、行動を起こさなければ、本当に心が折れ、立ち上がれないのではないかと胸が痛くなります。
災害の多いこの国なので、みなさまにはご支援のお願いが続き、恐縮ですが一人ひとりが少しでもできることをしませんか・・・・。どうかよろしくお願いします。
記録的豪雨水害による輪島市や珠洲市、能登町の甚大な被害報道があり、再び悪夢のような孤立地域に住む被災者に安否確認を始めました。元日の地震以来おつきあいを始めた輪島市および珠洲市の外浦の、地震で一時孤立した集落の中で、何とか電話が通じたMさん(珠洲市真浦)は、「この水害で道路が塞がれ、また孤立しました」と。また、輪島市西保地区の上大沢被害者には連絡がつかず、「上大沢はダメだろう」という情報も入り心配したのですが、今日23日になってやっと無事が確認できましたが、上大沢に行く林道で土砂災害が多発し、「車では行けないけれど歩いて行く」と言われた被災者もおられました。仮設住宅に当たってやっと入居できたところに、今回の豪雨で「床上浸水」(770戸)という被災者は、「どうすればいいの・・・?」と途方に暮れていました。
9月14日の午後に足湯をしてきたばかりの輪島市町野町の唯一1件しかない「もとやスーパー」さんは、大量の流木が流れ、店内には2mほどの泥が積み上がり、見るも無残な光景になっています。いち早く仲間のNPOが泥出しに入ったようですが、「もとや」の女将さんは、気丈にも「やるしかない!」と取材に応じておられましたが、むしろ痛々しく感じました。みなさん、あらためて能登半島を注視してください。そして可能な限りのご支援をこころよりお願いします。
(被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) ... See MoreSee Less
3 weeks ago
台風ヤギ(11号)救援ニュースNo.3
東南アジア諸国を襲った台風ヤギ(11号)は、ベトナムでは過去30年で最も強い脅威をもたらしたと言われています。
ベトナム北部の25の省市のうち20で洪水を引き起こし、首都ハノイを流れる河川でも過去最高の水位に達し、氾濫しました。その他、カオバン、ホアビン、ラオカイ、イェンバイ、クアンニンなどの地域でも地滑り、洪水、鉄砲水などを引き起こしています。そのうち、チェンバイ省だけでも1000件以上の地滑りが発生しています。
ラオカイ省やチェンバイ省は、この8月1ヶ月だけでも3週間以上が雨だったそうで、土壌中の水分が飽和状態にあったと言われています。
死者281人、行方不明者67人(9/16時点)の人的被害以外にも田んぼ、畑、果樹園、家畜などの農業などの被害も深刻であると現地メディアが伝えています。(吉椿)
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「台風ヤギ(11号)」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
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3 weeks ago
台風ヤギ(11号)救援ニュースNo.2
東南アジアを襲った台風ヤギ(11号)は、ベトナムやミャンマーなどで甚大な被害を出しています。
ミャンマーでは、226人の命が犠牲になったと当局が発表しています。また、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)は、今回の洪水の被災者は63万人以上に上ると報告しています。
ミャンマーでは、2021年に国軍がクーデターを起こし、抗議活動を行った市民を弾圧し、これまでに2900人の 民間人が犠牲になっています。これまで軍事政権は国際社会の介入を嫌っていましたが、今回の台風被害では国際社会に支援を要請しています。
ミャンマーの難民支援に詳しいSさんは、「軍事政権に敵対する少数民族の人たちに届く支援が必要だ」といいます。
CODEは、現在、ミャンマーやベトナムなどの関係者と連絡を取り合いながら支援を検討しています。ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿)
*写真は現地の関係者から。 ... See MoreSee Less
3 weeks ago
東南アジアでの台風被害のご支援、ご協力お願いいたします! ... See MoreSee Less
4 weeks ago
台風ヤギ(11号)の支援を開始いたします!ご支援、ご協力お願いいたします!
CODEです。
東南アジア5か国に被害を出した台風ヤギ(11号)の支援を開始いたします。阪神・淡路大震災の際に世界から支援をいただいたお返しにCODEは、世界の被災地での支援を行ってきました。この台風支援で71回目の支援活動になります、
現在、最も被害の甚大なベトナムを中心に現地の情報を取集しています。
現地に詳しい友人からの情報によると、ベトナムでは、スーパー台風は7日に北部に上陸し長時間の雨を降らせた事で、観光名所ハロン湾のあるクアンニン省やハイフォン市、ラオカイ省、ハノイ市など複数の省で被害が出ています。
現在のところ、死者281人、行方不明者67人、負傷者1921人、被害家屋約25万7000戸の被害が報告されています。
CODEは、現地のNGOなどと連携して支援を展開していきます。
ご支援、ご協力お願いいたします。(事務局長 吉椿)
☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「台風ヤギ」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。
code-jp.org/donation/ ... See MoreSee Less
台風11号ベトナム直撃から1週間 死者250人超 日系企業被害も | NHK
【NHK】南シナ海で一時、猛烈な勢力に発達した台風11号がベトナムを直撃して14日で1週間です。現地では、土砂崩れや洪水などにより...