お知らせ
- イベント
- 2020.12.24 【震災26年企画】ポストコロナを見つめて、「いま」、1.17とどう向き合うか?
- イベント
- 2020.10.22 【3回シリーズ】コロナとこれからの市民社会に向けて~SDGs・若者・災害の視点から~
- ニュース
- 2020.10.01 フィリピン新型コロナ救援プロジェクトご寄付のお願い
- ニュース
- 2020.02.04 新型コロナウイルス感染症の救援活動を開始します
- ニュース
- 2019.08.22 事業報告の訂正とお詫び
救援ブログ新着
現行救援プロジェクト概要
最新イベント

【3回シリーズ】コロナとこれからの市民社会に向けて~SDGs・若者・災害の視点から~
国内外の様々な支援の現場から、コロナ禍におけるそれぞれの活動を報告し、「SDGs」「若者」「災害」の3つ視点からこれからの市民社会について考える3回シリーズのセミナーです。
【第3回 コロナと災害・気候変動】
多発する自然災害の原因のひとつでもある気候変動とコロナ禍での災害支援を考えます。
日時:2021年1月16日(土)14:00~16:00
スピーカー:
伊与田昌慶さん(気候ネットワーク主任研究員)
寺本弘伸さん(日本災害救援ボランティアネットワーク常務理事)
方 法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
詳細・お申込みはこちらから

【3回シリーズ】コロナとこれからの市民社会に向けて~SDGs・若者・災害の視点から~
国内外の様々な支援の現場から、コロナ禍におけるそれぞれの活動を報告し、「SDGs」「若者」「災害」の3つ視点からこれからの市民社会について考える3回シリーズのセミナーです。
【第3回 コロナと災害・気候変動】
多発する自然災害の原因のひとつでもある気候変動とコロナ禍での災害支援を考えます。
日時:2021年1月16日(土)14:00~16:00
スピーカー:
伊与田昌慶さん(気候ネットワーク主任研究員)
寺本弘伸さん(日本災害救援ボランティアネットワーク常務理事)
方 法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
詳細・お申込みはこちらから
ご支援・参加のお願い
SNS最新情報
Facebook Posts
6 hours ago
インドネシア・スラウェシ島地震情報No.1
CODEです。
本日15日午前2時28分(日本時間午前3時28分)、インドネシア・スラウェシ島の西スラウェシ州でM6.2の地震が発生しました。震源は、西スラウェシ州マムジュ(Mamuju)の南、約36kmの地点で、深さは18kmとのことです。
国家災害対策庁(BNPB)の発表では、現在のところ死者34名、負傷者637名、倒壊家屋は約300棟、避難者は1万5000人以上にのぼっています。被害の最も甚大なのは、マムジュ県で複数個所で土砂崩れも起きており、街中でも停電も発生しているようです。
インドネシアでは、新型コロナウイルス感染症の感染者が約87万人、死者2万5000人以上と東南アジア最多となっています。
CODEは、2018年のスラウェシ島中部の地震後の支援で連携した建築家のRahmatさん(中スラウェシ州パル在住)に連絡を取り、情報収集を行っています。(吉椿) ... See MoreSee Less
16 hours ago
今朝の毎日新聞に掲載されました。 ... See MoreSee Less
2 days ago
震災26年企画「ポストコロナに向けて、『いま』、1.17とどう向き合うか」のご案内
まもなく阪神・淡路大震災から26年を迎えます。この26年間を振り返り、「いま」コロナ禍で何が問題なのか、何がおかしいのか、そして今後に向けて何をすべきか、参加者の皆さんと共に考えます。ぜひご参加ください。
日 時:2021年2月1日(月)18:30~20:30
場 所:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込み:以下のフォームからお申込みください。 https://forms.gle/JdzVurgHxWopAY917
主 催:CODE海外災害援助市民センター
内 容:
・震災26年企画に寄せて:村井雅清(CODE理事)
・テーマ①:コロナ禍の「いま」何がおかしいのか?
・テーマ②:ポストコロナに向けて
参考資料:
登壇する村井が、2020年7月豪雨の支援と関連し、「神戸宣言」「自助・共助・公助」「被災者主体と補完性の原理」「ボランティア元年の意義」「阪神・淡路大震災が生んだ創造的復興」等について以下の「支援ニュース」で書いています。
当イベント参加のご参考に、ぜひご一読ください。
(第103報:7・4+新型コロナウイルス感染症から1・17へ)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/22/2020%e5%b9%b47%e6%9c%88%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e6%b0%b4%e5%ae...
(第104報:神戸宣言1995年12月10日①)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/22/
(第105報:神戸宣言1995年12月10日②)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/25/2020%e5%b9%b47%e6%9c%88%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e6%b0%b4%e5%ae...
(第107報:創造的復興①)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/28/2020%e5%b9%b47%e6%9c%88%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e6%b0%b4%e5%ae...
(第108報:創造的復興②)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/28/
(第109報:ボランティア元年の意義)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/29/
(第110報:被災者主体、補完性の原理、自助・共助・公助)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/30/ ... See MoreSee Less
7 days ago
近畿ろうきんさんとCODEのコラボ企画「コロナとこれからの市民社会に向けて」第3回コロナと災害・気候変動のご案内
昨年11月から3回シリーズで「コロナとこれからの市民社会」を開催してきましたが、いよいよ最終回です。阪神・淡路大震災から26年になるタイミングで、コロナ禍における災害、そしてその要因の一つでもある気候変動についてNGOの方々とともに考えます。ぜひご参加ください。
日時:2021年1月16日(土)14:00~16:00
開催:オンライン(zoom)
スピーカー:
伊与田昌慶さん(気候ネットワーク主任研究員)
寺本弘伸さん(日本災害救援ボランティアネットワーク常務理事)
コーディネーター:
吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
参加費:無料
申し込み:以下のフォームからお申し込みください。
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。)
主催:CODE海外災害援助市民センター
共催:近畿労働金庫
日本災害救援ボランティアネットワーク
関西NGO協議会
後援:神戸新聞
コープこうべ ... See MoreSee Less
1 week ago
新年明けましておめでとうございます。昨年は、新型コロナウイルス感染症で厳しい状況でしたが、今年は少しでも状況が良くなること、災害が少ないことを切に願っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ... See MoreSee Less
3 weeks ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.46
【「コロナとこれからの市民社会に向けて」
第2回コロナと若者】を開催しました !!!
先日、12/20(日)に「コロナとこれからの市民社会に向けて」の第2回コロナと若者を開催し、91名の方々のオンラインで参加していただきました。ワンワールドフェスティバル for Youthの企画の一部として同時開催させていただいた事もあり、たくさんの高校生や大学生にも参加していただきました。
登壇者:
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
・矢田七海さん(兵庫高校1年生)
・黒田瑞穂さん(京都女子高校3年生)
アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
・長尾美穂さん(関西外国語大学3年生)
CODE未来基金
・金山大輝さん(舞子高校2年生)
・柳瀬彩花さん(追手門学院大学2年生)
第2回は、高校生、大学生たち若者が、コロナ禍で何を感じ、どのように過ごしてきたか、そしてどのように一歩を踏み出し、今、新たに何を考え、何を始めたかなどを語り合いました。
年齢も環境も違う高校生、大学生たちが、それぞれ自粛期間中に感じていた「友達家族の厳しい状況で何もできない自分へのもどかしさ」、「ニュースで見聞きするコロナの状況と自分の身の回りとのギャップ」、「高校に入学したが、独りぼっちだった孤独
感」、「留学を途中でやめざるを得なくなった事による無力感」、「家族に医療従事者がいることの不安や恐怖」などネガティブな事を共有しました。
その後、そんな中でもそれぞれが一歩踏み出せたきっかけや新しい日常についても語り合い、「周りのために動くことで自分も元気になる」、「足元を見つめ直してみたら大変な人がいた」、「家族や友達とのコミュニケーションが大切だ」、「当たり前のありがたさに気づいた」、「オンラインも便利だけど対面だからこそできる事もある」、「普段からNGOとつながっておくこと」などのとても大切なキーワードが出てきました。
5名の若者たちの語る等身大の一つ一つの言葉を聴いて、僕たちはいかに「自分の目に入ってくる情報」しか知らないか、いかに地域とつながっていないか、見えないということは何も起きてないという事になってしまう事、声をあげることができない人たちに対して時にお節介も必要である、NGOや市民社会は、困っている人たちと若者をつなぐ役割を担っている事などを再確認する貴重な機会になりました。僕たち大人が、NGOが、市民社会が、若者の声をしっかりと受け止めていかなくてはならない事に気づかされました。(吉椿)
【次回のご案内】
「コロナとこれからの市民社会に向けて」第3回コロナと災害・気候変動近年多発する自然災害(気象災害)の要因のひとつでもある気候変動とコロナ禍での災害支援について考えます。
日時:2021年1月16日(土)14:00~16:00
スピーカー:
伊与田昌慶さん(気候ネットワーク主任研究員)
寺本弘伸さん(日本災害救援ボランティアネットワーク
常務理事)
コーディネーター:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター
事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。) ... See MoreSee Less
3 weeks ago
震災26年企画「ポストコロナを見つめて~いま、1.17とどう向き合うか」のご案内
CODEです。
2020年がまもなく終わろうとしていますが、今年は新型コロナウイルス感染症に世界が翻弄された1年でした。現在、世界191の国と地域で感染拡大し、未だ収束の兆しすら見えていません。
日本でも、第3波による感染が再拡大し、厳しい状況が続き、平素から厳しい人たちがより厳しい状況に追いやられています。 CODEは、2月より中国のNGOからの要請を受けて、オンラインボランティアによる武漢支援や国際アライアンス「IACCR」を立ち上げ、14の国と地域のメンバーと経験や取り組みを共有してきました。
まもなく震災26年の1.17を迎えるにあたり、今一度この26年間を振り返り、何が問題で、何が解決されていないのか、コロナ禍で何を学んだのか、などを皆さんと議論する場を持ちたちと思います。ぜひご参加ください。(吉椿)
震災26年企画
「ポストコロナを見つめて~1.17とどう向き合うか」
日 時:2021年2月1日(月)18:30~20:30
場 所:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申し込み:以下のフォームからお申込みください。 https://forms.gle/JdzVurgHxWopAY917
主 催:CODE海外災害援助市民センター ... See MoreSee Less
4 weeks ago
CODE未来基金ニュースNo.63「デイキャンプでの学び③」
先日、CODE未来基金の企画として六甲山でのデイキャンプを開催し、大学生・大学院生5名が参加しました。
参加した学生のみなさんの感想を、順にご紹介しています。
今回は、山村太一さん(神戸学院大学2年生)の感想です。
********************
今回私は、CODEのデイキャンプに参加させてもらった。参加する契機となったのが、大学での吉椿さんの授業だ。そこからお声がけいただき、参加することとなった。一人も面識がない状態だったので、駅で少し緊張はしたものの話していくうちに打ち解けあい、すぐに緊張はほぐれた。振り返ってみると、全く初対面の人同士だからこそ有意義で楽しい時間を過ごすことができたと感じる。
このデイキャンプで、一番に印象に残っているのが火起こしだ。そもそも、私はライターかチャッカマンで起こすものとばかり考えていたので、「まさかそこからするの!」と衝撃だった。はじめに、道具だけ並んでみた時に、何をどう使うのか全く見当もつかない状態で、とにかく手探りで道具を手に取った。どれも見たことがない道具が大半で、興味はそそった。たまたま、ファイアスターターを手に取って火花を飛ばしていたが、これがなかなか燃え移らない。もとより、ファイアスターターを使ったことがないので、火花が出る量も微量で、擦っても出ない時が大半だった。何回も何回も、試行錯誤するうちにコツを掴むことができた。薄い葉っぱや枝、麻縄、ポテトチップスなどにひたすら火花を浴びせたが、上手くいって煙が上がるくらいで炎らしい赤い物は一切出なかった。前日に雨が降ったこともあり、全体的に湿気が多く火がつきにくい状況下ではあったものの、あまりのつきにくい具合に驚いた。けっきょく、吉椿さんに火をつけてもらったのだが、私たちが出した煙の何十倍もの量が出ており目を見張った。けっきょく、火をつけることはできなかったが私たちは、2時間近く格闘した。だが、吉椿さんは10分ほどで起こしており、とても簡単なようにも思えた。しかし、付け方が分かったから、じゃあもう自分でできるというわけではないことが、この二時間で身に染みて理解している。火起こしは付け方の知識よりも、経験やコツの方が重要であると感じた。その後の、お昼ご飯は自然の中でいただいたこともあり、非常に美味しく大満足であった。
デイキャンプを振り返って、非常に有意義な時間であったと感じている。是非とも機会があれば参加したいと思う。また、今回のデイキャンプで終わりではなく、また集まって何か社会に貢献できるようなことをしたと感じた。コロナ禍で、難しいとはいえ何もできないわけではない。裏を返せば。コロナ禍だからこそできることもあるかもしれない。こういった事を、またみんなで話し合いたいと思う。今回話し合いで学んだことの一つは、農業の重要性だ。あまり農業と聞いても、まだ理解はできていないが興味はある。また、次の機会が楽しみだ。
(山村太一) ... See MoreSee Less
1 month ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.45
【「コロナとこれからの市民社会に向けて」第1回コロナとSDGsを開催しました。】
CODEは、近畿ろうきんさんとのコラボで「コロナとこれからの市民社会に向けて」というタイトルで、SDGs・若者・災害/気候変動という3つの視点から新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを考えようと企画しました。
先日、11/22に第1回目の「コロナとSDGs」を開催し、三輪敦子さん(関西NGO協議会代表理事、ヒューライツ大阪所長)にコロナ禍における人権やジェンダー、SDGsについて講演していただきました。
SDGsの前文には、「誰一人取り残さない」という最も大切な理念が掲げられていますが、このコロナによって取り残されている人たちがより明らかになったと三輪さんは語りました。また、「ウイルスではなく、失業や排除や偏見、不安に命を奪われている現実がある」とも話されました。
コロナ禍における人権問題では、ニューヨークではエッセンシャルワーカーである黒人、ヒスパニックの方がコロナで多く亡くなよっていること、女性や子どもへのDV、虐待がより深刻になっていること、ケアワーカーの女性への過度な負担、ジェンダーに基づく暴力などシャドウ・パンデミックと言われる隠れた問題が世界中で顕在化していることなども報告されました。
このような深刻な問題に対して、三輪さんは、「グローバルな問題は、グローバルな対応でしか解決できない、国際協調、国際協力を通じた共存と共生が不可欠である、世界中のすべての人が同じ問題を共有し、影響を受けている今こそ、SDGsの理念と存在意義を再確認すべき、それが羅針盤になる」という言葉で講演を締めくくられました。
閉会のあいさつでは、村井雅清CODE理事は、「わたしたちは、25年前の阪神・淡路大震災の後から{最後のひとり}とは、誰なのかという事をずっと議論する事で少しずつ見えてきた。{誰一人取り残さない}でいう{誰}とは、どういう人、どういう状況の人の事なのかを活動してるわたしたちが具体的に発信していなかなくてはならない。また、わたしたちは、もっとアドボカシーの力をつけていかなくてはならない。25年を機に振り返って、今一度、何が課題だったのか、今はどうなのかを考えていかなくてはならない。」という言葉で、会は終了しました。
内容の濃い1時間の三輪さんの講演でしたが、CODEも2月からコロナ支援を行ってきた中で実感してきた事とまったく同じ言葉も三輪さんから語られました。「わたしたちが、これまで、 見えていなかった 、見えない事にしてきた、対応してこなかった、もろもろの平時の問題やゆがみがコロナで露わになった。」
まさに災害後の被災地で起きていることと同じです。(吉椿)
【次回のご案内】「コロナとこれからの市民社会に向けて」 第2回コロナと若者 高校生、大学生が、コロナ禍でどのような想いで過ごしていたのか、コロナで何が変わってしまったのか、悪いことばかりじゃなく新たに見えた事などを語り合っていただきます。なお、この企画はワンワールドフェスティバル for Youthとの同時開催ですので、たくさんの高校生たちも参加します。どうぞ若者の声に耳を傾けてください!ご参加お待ちしています。
日 時:2020年12月20日(日)10:50~12:20
スピーカー:
アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
・長尾美穂さん(関西外国語大学3年生)
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
・矢田七海さん(兵庫高校1年生)
・黒田瑞穂さん(京都女子高校3年生)
CODE未来基金
・金山大輝さん(舞子高校2年生)
・柳瀬彩花さん(追手門学院大学2年生)
基調講演:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。) ... See MoreSee Less
1 month ago
CODE未来基金ニュースNo.62「デイキャンプでの学び②」
先日、CODE未来基金の企画として六甲山でのデイキャンプを開催し、大学生・大学院生5名が参加しました。
参加した学生のみなさんの感想を、順にご紹介しています。
今回は、金澤諒平さん(神戸学院大学3年生)の感想です。
********************
【感想】
今日一日有馬温泉周辺や六甲山を散策してみて感じたことは、地元についてまだまだ知らないことがあり、新たな発見がたくさんあったことです。私は、神戸に二年間住んでいるのにも関わらず六甲山を一度も訪れたことがありませんでした。有馬温泉や六甲山を訪れた偉人がいたり、子宝神社と言われている湯泉神社があったりするなど、神戸には訪れるべき場所があることに今回のキャンプで気づかせてもらいました。昼食時には、自分たちで一から火を起こしました。火起こしでは、火を起こすのに苦労し、普段の当たり前が当たり前ではないことを認識させられました。普段の生活がいかに恵まれているかを感じることができ感謝の気持ちが芽生えました。この経験は私にとって一生忘れない体験になりました。コロナ禍でリモートのやりとりが続く中、現地に足を運んで自分の目で見て確かめることの大切さが身に染みて感じました。百聞は一見に如かずと言いますが本当にその通りです。今は興味のあることの知識を貯め、コロナウイルスが終息したらフィールドワークがスムーズにできるように前向きに取り組んでいきたいと考えています。
【共有したこと】
座談会では教育に関する話題について7人中3人意見が出ました。私もその3人の中の1人でやはり教育は生きる上で大切だと思います。日本の識字率は99.9%であり、世界で見ると15歳以上の6人に1人が文字の読み書きができないとされています。ですから、世界の子供たちに教育を施すことが最優先課題ではないかという意見があがりました。SDGsの目標でも取り上げられるほど重要な問題です。他には、被災地の仮設施設においてトイレの問題や農業を学ぶことで世界と繋がれるのではないかという意見も出ました。農業を学ぶことで飢餓の方を救うことができ私たちの健康にも良い影響を与えるので次回は農業を体験してみたいです。
(金澤諒平)
******************** ... See MoreSee Less
1 month ago
CODEの紹介動画です。(動画の作成、出演は、ボランティアの原田さんです!)
ワンワールドフェスティバル for Youthより
m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=wSjrwqdA7Ok ... See MoreSee Less
災害支援から考えるSDGs_CODE海外災害援助市民センター_ワンフェスユース動画配信活動紹介ブース
m.youtube.com
【ワンフェスユース動画配信活動紹介ブース】 「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2020 Online~私たちが描く持続可能な社会の未来図~」の企画の一部として、関西圏の高校生チームによる活動紹介ブース出展および....1 month ago
CODE未来基金ニュースNo.61「デイキャンプでの学び①」
先日、CODE未来基金の企画として六甲山でのデイキャンプを開催し、大学生・大学院生5名が参加しました。
森を歩きながら、六甲山の歴史や山の文化、災害との関係について学んだり、
自分たちで火起こしをして昼食を作り、参加者同士の交流を深めたり、
関心のあるテーマや、今後やってみたいことなどについて意見交換をしたりと、
とても充実した時間となりました。
今回のデイキャンプで出たアイデアを、今後みんなで形にしていきたいと思います。
参加した学生のみなさんの感想を、順にご紹介していきます。
今回は、柳瀬彩花さん(追手門学院大学2年生)の感想です。
********************
当日の朝は有馬温泉駅に集合し、途中湯泉神社へ参拝に立ち寄ってから、目的地である六甲山の中腹まで登りました。湯泉神社は六甲山の麓にあり、そこで吉椿さんから日本の山林や里山の管理について解説がありました。
その中で、「日本には山林や資源が豊富だと思われがちであるが、手入れが行き届いていない木(材木として使える時期が過ぎたもの)が沢山あり、状態が良くない。」「一度人間が山林に手をつけたら、必ずそれ以降も管理しなければならない。」という言葉が特に印象に残りました。なぜなら、私はこれまで日本の山林に対してあまり意識を向けられておらず、正しい知識を持っていなかったことに気付いたからです。また、人間の都合や異常気象によって日本の山林や里山の状態は悪化しており、上手く循環して人間と自然が共存する生活で成り立っていたものが、現在は壊れていることを実感しました。その後は休憩を挟みながら山を歩きました。
昼食作りのための火起こしを、2チームに分かれて行いました。火起こしでは、吉椿さんが用意した道具をいくつか選んで使うということだけが伝えられ、どの道具をどうやって使うのか分からず、1時間ほど苦戦しました。最終的には全員の協力(主に吉椿さんの力)で起こした火でお肉を焼いたりお湯を沸かしたりして、タイ料理風のご飯ものとスープが完成しました。野外で食べる手作りご飯は本当に美味しかったです。
そして、下山してからはこれからのCODE未来基金について意見交換をしました。その中で出た共通テーマは「教育」や「国際協力」です。「教育」の分野では、私は不登校支援に関心があり、他に参加された方は紛争地帯の教育に関する研究をしていたり、この先教師を目指したりしている方がいました。そこで、私はCODEの職員さんや専門家、他団体の方などに海外の教育現場の事例を共有していただいてから、「日本の教育現場のあり方」を大人と若者でディスカッションをしてみたいです。
また、CODEでは「農業」も重要視しており、吉椿さんは「日本で良い土や悪い土を知っておくと、海外に行ったときにその土地の理解が深まったり、現地の方に詳しく話を聞けるきっかけになったりする。」と仰っていました。
ちなみに、私は小学生の頃には家族で、自分たちの手で採った新鮮な野菜を使って調理をするデイキャンプに行ったり、高校生の頃には農業に携わることに興味を持ち3日間トマト農家さんのところで農作業の勉強をしたりしてきました。そのため、「農業」にも関心があります。
そこで、若者が農家さんから農業の良いところや抱えている課題についての、生の声を聞く機会をつくりたいです。他にも、エリアを決めて実際に作物を1年間育て、その地域の環境や風土を学ぶ合宿を定期的に開催したいです。
最後に、今回のイベントでは山歩きや野外でのご飯作りなど非日常な経験ができた上に、関心のある分野が明確である同世代の人たちと語り合い、充実した時間を過ごすことができました。心から楽しかったです。これからも意見を出し合い、それぞれのやりたいことを形にしていきたいです。参加させていただきありがとうございました!
(柳瀬彩花)
********************
【ご案内】
「コロナと若者」をテーマにしたオンラインセミナーが近日開催されます。
柳瀬さんも登壇者の一人として、コロナ禍で取り組んでいるボランティア活動などについてお話します。ぜひご参加ください!
「コロナとこれからの市民社会に向けて―第2回 コロナと若者」
日 時:2020年12月20日(日)10:50~12:20
スピーカー:アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
CODE未来基金 ←柳瀬さんはこちらで登壇
内 容:コロナ禍を若者の視点で語り、Withコロナの時代をどのように乗り越えていけばいいのかを若者と語ります。
※ワン・ワールド・フェスティバル for Youthの企画として実施
コーディネーター:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。)
チラシ:https://code-jp.org/images/rokin-code_corona.pdf ... See MoreSee Less
1 month ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.44
「中国のNGOより感謝状が届きました !!!」
CODEは、中国四川大地震(2008年)以降、連携してきた四川のNGO備災センター(新安世紀教育安全科技研究院:院長、張国遠さん)よりSOSを受けて、2/4に新型コロナウイルス感染症を「災害」とみなして支援を行ってきました。
武漢に誰も入れない状況の中、四川のNGOたちは、SNSで約3000人のオンラインボランティアとつながり、 76日間ロックダウンをした湖北省武漢で高齢者や障がい者の買い物サービスやボランティアでもできる感染者への心のケア、ホームレスの方への救援物資の提供など数万人と言われる武漢市民のボランティアたちを支えました。
その後、CODEは四川のNGO、大阪大学の渥美公秀教授と共に国際アライアンス「IACCR」を立ち上げ、14の国と地域のNGOや研究者と共に新型コロナウイルス感染症の各地の取り組みや経験を共有してきました。CODEにお寄せいただいた寄付金は、武漢の支援やこのアライアンスの運営などに活用されています。
その立役者である四川のNGOリーダーの張国遠さんは、「今、中国は世界から厳しい目を向けられている状況の中、そして中国の政治環境が厳しい中、日本の人たちからの暖かい寄付は本当にうれしいです。国と国がどんな関係であれ、俺たちは民間でつながっていこう。すべての日本の支援者の皆さんに感謝しています。」と語っていました。
今、中国でのNGO活動は非常に厳しい状況にあり、日本のように国内で寄付を集めることやそれを海外に使う事はできません。そんな時こそ、「困った時はお互いさま」の被災地KOBEの精神で国を超えて支え合い、分断を乗り越えていかなくてはなりません。また、国を超えた学び合いを実践していく事で相互理解や共通課題を共に解決していく力になります。引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿) ... See MoreSee Less
1 month ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.43
「フィリピンのコロナ支援の目標額40万円を達成しました !!!」
フィリピン・バンタヤン島の女性たちの支え合い支援のための寄付の目標額40万円を達成いたしました。
11/30の最終日時点での寄付額は、434,500円となりました。2団体、67名の方々から寄付を寄せていただきました。郵便振り込みなどはタイムラグがあるため、もう少し増えるとか思いますが、
5歳から70代までの方々から、関西だけでなく、北陸や関東の方々からもご寄付をいただきました。一人ひとりの想いをありがとうございました。
この寄付を活用してフィリピン・バンタヤン島の女性たちが、自ら野菜を育て、地域で困窮している子どもや高齢者の方々へ食事を提供していきます。
リゾート地であるバンタヤン島では、コロナの感染が収束しないことには女性たちは、収入を得ることができません。これを機に地域で女性たちが自立し、コロナ禍を共に乗り越えていく姿をどうぞ見守ってください。引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.42
「フィリピン・コロナ支援募金キャンペーン、本日が最終日です !!」
2013年の台風Haiyanの被災地、バンタヤン島の女性たちが、コロナ禍で生活困窮に陥っています。地域の中で食べるのに困っている高齢者や子どもたちを女性中心の自助グループで助け合いをまもなく開始します。皆さまからの寄付は、女性たちが地域で支え合う活動に使われます。どうぞご協力お願いいたします。
フィリピンは、阪神・淡路大震災の際、義援金やミネラルウォーターをKOBEに送ってくれました。また、東日本大震災の際は、東北への医療チームの派遣、食料パックやマスクなどを送ってくれました。そして東日本大震災から2年後、フィリピンを襲った台風災害では、東北から「あの時助けてもらったから」と支援のお返しがありました。
また、フィリピンの町を歩いていた時、僕が日本人だと分かると「台風の時はありがとう」と言われた事が何度かあります。ちゃんと支援を受けたことを知っているのです。
阪神・淡路大震災の経験から言われた「困った時はおたがいさま」というCODEの精神は、今や世界で共有されています。今もなお、世界で災害や感染症などで厳しい状況は続いていますが、一つひとつの小さな支え合いが、国を超えた市民レベルの支え合い、学び合い、そして寄付文化の醸成につながっていくと思っています。最終日のぎりぎりまでご支援のほどよろしくお願いいたします。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 months ago
CODEが、理事参画している関西NGO協議会の主催でKansai-SDGs市民アジェンダの第11回分科会を以下の通り開催いたします。コロナ禍で起きている人権問題を現場の方に語っていただきます。ぜひご参加ください。
12月9日(水)18:00-20:00
KANSAI-SDGs市民アジェンダ 第11回分科会(テーマ:人権)のご案内
続かない地球の環境・社会・経済を続かせようとする「持続可能な開発目標」(SDGs)。
2018年9月、このSDGsの達成のために何が必要か、関西・市民の視点で考えようという取り組みが始まりました。これまでの分科会には、のべ200人の方がご参加くださっています。
(詳しい様子はこちらのHPからぜひご覧ください。→http://kansaingo.net/kansai-sdgs/)
そして、今回開催する分科会のテーマは「人権」です。これまで開催を重ねてきた分科会全体を通して見えてきたとても大きなテーマであり、SDGsが誓う「誰一人取り残さない」世界の実現に向けて、欠かせない概念です。
話題提供者としてご登壇いただくのは、すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)の早崎直美さんおおさかこども多文化センターの村上自子さんです。
お二方とも日本にいる在留外国人の方を対象とした支援活動に従事されていて、本分科会では「COVID-19・SDGs・人権」というテーマでお話をしてくださいます。
新型コロナウイルスは、この社会が元々抱えていた課題をより顕著に浮き彫りにしていると言われますが、日本にいる在留外国人の方へはどのような影響を及ぼしたのか、皆さんはご存知でしょうか?
コロナ禍においてSDGsを通して見えてきた「人権」という大きなテーマについて、ぜひ一緒に考えてみませんか?
<概要>
日時:2020年12月9日(水)18:00~20:00
会場:オンライン(Zoom)
※URLはお申込み後のご案内となります
お申込み:https://ws.formzu.net/fgen/S81374440/
※お願い※
当日、A4程度のサイズの紙を1枚と、筆記具(カメラに見えやすいようになるべく太めに書けるもの)をご用意のうえご参加ください!
(最後に2030年に向けて、皆さんに一言書いていただき、それをカメラに映していただきたいと考えております。)
<プログラム内容(予定)>
①導入 18:00~18:20
・人権分科会開催に至った経緯(吉椿雅道)
・SDGsと人権について(岩崎裕保)
②リレートーク「COVID-19・SDGs・人権」 18:20~19:05
・三輪敦子(ファシリテーター)
・早崎直美さん[すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)]
・村上自子さん[おおさかこども多文化センター]
③ワークショップ 19:10~19:30
・少人数のグループにわかれ、お題をもとに話し合い
④全体共有 19:30~19:55
・各グループで出た意見を全体に共有
・登壇者からコメント
・写真撮影
⑤最後の挨拶 19:55~20:00
・新田和宏 ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.41
「フィリピン・コロナ支援 、あと4日です ‼ ご協力お願いします ‼ 」
フィリピンの新型コロナウイルス感染症の感染状況は、約42万4000人、死者は8200人以上になっています。
CODEが支援するセブ州バンタヤン島は、セブ島北部の町から船で約1時間半。面積110㎡(伊豆大島より少し大きい)の平たい島です。人口約12万人で、75%の人が漁業で生計を立てています。また、バンタヤン島は、フィリピンの裕福層や外国人などが別荘を持つなど人気のリゾート地でもあります。
2013年11月8日、史上最大級の台風Haiyanが、フィリピン中部を横断し、サマール島、レイテ島、セブ島、パナイ島などで死者・行方不明者約8000人、被災者1600万人(全国民の16%)という大きな被害を出しました。バンタヤン島にも直撃し、死者300人以上、全壊家屋1100棟以上の被害を出しました。
CODEは、セブシティのNGOと連携してバンタヤン島などの貧困漁村でボートや漁網を提供しました。その後も北陸学院大学の田中教授とJICAの草の根技術協力事業でバンタヤン島の女性たちの収入向上(石鹸プロジェクト)や小学生向けの防災カードの作成を行ってきました。
バンタヤン島のPoocとOkoyというバランガイ(最小行政単位)の貧困層の女性たちは、漁師の妻であり、子どもたちの母であり、家庭の経済的な柱でもありますが、その地位は低く、その労働の評価もあまりされていません。女性たちは、自らアソシエーションという自助グループを作ることで、時に愚痴を言い合い、時に助け合うなどアソシエーションが居場所のようになっています。
ある時、Poocの女性になぜこのプロジェクトに参加したのかを訊ねてみました。てっきり収入のためだと答えると思っていたのですが、「学ぶことが楽しいからよ」と返ってきました。生活は厳しい中でも学ぶことに喜びを見出している女性たちはとても輝いていました。
そんな女性たちが、何とか災害を乗り越えたと思った時に、コロナ禍で観光客はいなくなり、懸命に作った石鹸を売る場所がなくなりました。そして頻発する台風で男性も漁に出れない日々が続いています。女性たちが、互いに支え合おうとしている姿を応援してください。残りあと4日、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿)
*新チラシは、岸本くるみさん(CODE理事)が作成 ... See MoreSee Less
2 months ago
【コロナとこれからの市民社会に向けて 第1回「コロナとSDGs」を開催しました】
先日、オンラインセミナー「コロナとこれからの市民社会に向けて」の第1回「コロナとSDGs」を開催しました。
講師の三輪敦子さん(関西NGO協議会代表理事、ヒューライツ大阪所長)より、コロナ禍で起きている人権やジェンダーの問題をお話しいただき、平時から弱い立場にある人たちへの暴力がコロナで深刻化していることが指摘されました。
コロナ禍であらわになったこれらの問題に取り組むことは、「誰一人取り残さない」という人権目標としてのSDGsを追求することであり、またそれを「よりよい未来」につなげるチャンスとしなければならないことを学びました。
「これからの市民社会」に向けて、NGOが大事にしていることや実践していることをもっと発信していかなければならないというご指摘をいただき、私たちも身の引き締まる思いでした。
次回、第2回は「コロナと若者」がテーマです。
大学生や高校生が、コロナ禍で経験したことや感じたことを語り合い、若い世代の視点をこれからの市民社会にどのように取り入れていくのかを考えます。
ぜひご参加ください。
【第2回 コロナと若者】
日 時:2020年12月20日(日)10:50~12:20
スピーカー:アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
CODE未来基金
※ワン・ワールド・フェスティバル for Youth の企画として実施
コーディネーター:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
申込みはこちらから↓
forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6 ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.40
「フィリピンへの寄付 残り1週間、あと5万6000円です !!!」
コロナ禍で生活困窮に陥っているフィリピン・バンタヤン島の女性たちを支さえる寄付は、現在、1団体、52名の方々から34万4000円のご寄付が集まっています。目標額まであと5万6000円です!! 50名以上の方々、お一人おひとりの貴重なご寄付が集まっているいることに深く感謝を申し上げます。残り1週間ですが、目標に向けて引き続きよろしくお願いいたします。(吉椿)
以下、CODE未来基金でバンタヤン島を訪れた西本楓さん(当時、神戸大学1年生)から思い出が届きましたので、ご紹介いたします。
2016年にフィリピンでのCODEの未来基金のフィールドワークに参加しました。
私にとっては、その時が初めて旅行以外で海外に行く機会だったので、現地の人々と一緒に農作業をしたり、普段の生活について話し合ったりした日々はとても記憶に残っています。
ホームステイさせてもらった農家さんの家では、最初、緊張している私たちに対して、子供たちは率先して飲み物を持ってきてくれたり、座る場所を用意してくれたり、大人たちの仕事を手伝っていて、日本の子供よりもしっかりしていると感じました。
昼食には、トウモロコシの収穫は年に一度だけだというのにトウモロコシをわざわざ収穫して、食べさせてくれました。また、漁師さんの家では、家族の近くにいたいという気持ちから、収入は厳しくなるけれど、出稼ぎをやめて、家近くで漁師を始めたお父さんの話を聞きました。お金はなくても家族と一緒に日々を幸せに暮らしている様子をみていると、こんなに自分の感情に素直に生きていいんだと感じ、印象に残っています。
バンタヤン島で出会った人々が今どんなふうに暮らしているのか、コロナにも負けず家族と幸せに生活できていることを願っています。(BugMo 西本楓) ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.39
「北陸学院大学田中教授より応援メッセージ」
CODEです。フィリピンのバンタヤン島の女性たちの支え合いを支えるプロジェクトにご協力いただき、ありがとうございます。
2013年の史上最大級の台風ヨランダの後、CODEは、セブ島のNGO、FIDEC(Fisherfolks Development Center)やSPFTC(Southern Partners Fair Trade Center)を通じて被災した漁村の人たちにボートや漁網を提供しました。その後、2016年からは、北陸学院大学の田中純一教授と共にCODEは、JICA草の根技術協力事業を活用してバンタヤン島の女性たちの生活向上や小学生向けの防災カード作成の支援を行ってきました。
田中教授から応援メッセージが届きましたので、ご紹介いたします。目標額まであと少しです。ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿)
コロナ禍で現金収入の道が建たれた世帯の子どもや高齢者が腹を空かせている。女性たちが構想するコミュニティカフェは誰もが胃袋を満たせる場所、子どもも大人も誰もがつながる場づくりだ。現地を訪れているからわかる。女性たちは自分の家族のことだけで精いっぱいなはずだ。だが、彼女たちの意識はすべてのコミュニティメンバーに向けられている。フィリピン人のバヤニハン(相互扶助)魂だ。誰から苦しんでいるとき、共同体にある心はつながり、動き出す。逆境にあっても、未来を構想することを停止させないたくましさと明るさ。フィリピンの女性から学ぶことは多い。
彼女たちの取り組みがローカルのバヤニハンなら、CODEの取り組みはグローバルなバヤニハンだ。コロナ禍のいま、ローカルのバヤニハンを支えるためもう一つのバヤニハン、グローバルなバヤニハンは、ローカルのバヤニハンに力を与え、女性たちが思い描く未来のバンタヤン、暮らし続けられる集落コミュニティの実現に大きく前進させることを可能にする。ぜひグローバルなバヤニハンに賛同してほしい。
田中純一(北陸学院大学社会学科 教授) ... See MoreSee Less
あけましておめでとうございます🌱
本年もどうぞよろしくお願いいたします🐮
こんばんは🌟
今回は「第2回オンライン座談会」の前身である「第1回オンライン交流会」について共有します!
わたしたち関西の学生に何ができるのかを考える貴重なヒントをいただきました。
・栃木市の家屋修復の様子
・栃木市の方々の意識変化
・コロナ禍による課題
などをまとめました🙂
頑張って動画も撮りましたので、ぜひ🥲
one worldfestival for youth🌱 https://m.youtube.com/watch?d=n&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1XkoLxlWUTAPbMPfJYeO3kvCOE0QdofWSPcFmImS7hDncXWQGisa9JaY8&v=wSjrwqdA7Ok
☆NGOの国際協力活動紹介動画!期間限定!
CODE海外災害援助市民センター『災害支援から考えるSDGs』#ワンフェスユース #CODE #SDGs #npo #ngo #困った時はお互い様 #災害支援 #SDGsを自分のものに
https://www.youtube.com/watch?v=wSjrwqdA7Ok&feature=youtu.be
https://owf-youth.com/2020/index.html(ワンフェスユースHP)
頑張って動画も撮りましたので、ぜひ🥲
one worldfestival for youth🌱 https://m.youtube.com/watch?d=n&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1XkoLxlWUTAPbMPfJYeO3kvCOE0QdofWSPcFmImS7hDncXWQGisa9JaY8&v=wSjrwqdA7Ok
CODEの事務局長である吉椿さんのお話が聴けます〜!!!
#COVID19 プログラムは海外にいるユースからオンラインで、コロナ渦で経験した困難や各国での独自の対策などを共有します。
また中国・武漢の支援をいち早く行い、各国の医療現場などの状況をリアルタイムで追ってられるCODE @code_info の吉椿さんから貴重なお話も聞けます!
ワン・ワールドフェスティバル for youthに、CODEも出展します☺️🌱
高校生の皆さん、ぜひチェックしてみて下さい↓↓↓
私たちに何ができるのか 〜コロナを超えて、明るい明日へ〜|ワンフェスユース2020 ONLINE https://owf-youth.com/2020/04.html
オンラインセミナー「コロナとこれからの市民社会に向けて~SDGs・若者・災害の視点から~」を開催します!チェックしてみてね〜☺️ https://www.rokin.or.jp/release/news/2020/101412511/?fbclid=IwAR0Q7-rrLNRX2pC_-PspndVaKUrpVBUMgB6UcENbOBFZpd8oi2-ZDxdq-OM
先日まで四川に行っていたのですが、その時一緒に行ったメンバーの感想を読んで不思議だなぁ、と思った事があったのでそのことについて書きました。ぜひ。
『四川の感想を読んで。』 http://code-jp.org/blog/intern2017/2018/03/28/post-528/
こんばんは🌛
前回の投稿に続き、今回も1月に実施した現地調査の話について共有したいと思います。
・主婦の方のお話
・それを受けての気付き
・今後の活動への意気込み
の3点をまとめています。
#台風19号#関西#栃木#学生#災害支援#コロナ禍#防災#まちづくり#地域間交流
こんばんは!
台風19号被災地支援隊です😊
今回も、1月の現地調査の報告です。
とちぎ市民活動推進センターくららさんでのお話をまとめています!
#台風19号 #関西 #栃木 #学生 #災害支援 #防災 #地域間交流 #世代間交流
2013年のフィリピン台風から支援をしている、フィリピン・バンタヤンの漁村の女性たちを支援する新しいプロジェクトが始まりました。もともと経済的余裕がない彼女たちは、コロナ禍でさらに厳しい状況に陥っています。目標金額は40万円です。2000円からご寄付いただけます、よろしくお願い致します。
22013年のフィリピン台風から支援をしている、フィリピン・バンタヤンの漁村の女性たちを支援する新しいプロジェクトが始まりました。もともと経済的余裕がない彼女たちは、コロナ禍でさらに厳しい状況に陥っています。目標金額は40万円です。2000円からご寄付いただけます、よろしくお願い致します。
2僕・高橋大希は、愛媛大学を卒業後、今年の4月より愛媛のスタートアップ企業で働きます。
なぜこの決断をしたのか、あまり誰にも言わず決めたので、経緯等をつらつらと書きました。
堕ちゆく国の落ちゆく地域のど真ん中。新卒の僕はあえてこの場所で働く #note https://note.com/takadai4080/n/nd3f00b43dcdd
Facebook Posts
6 hours ago
インドネシア・スラウェシ島地震情報No.1
CODEです。
本日15日午前2時28分(日本時間午前3時28分)、インドネシア・スラウェシ島の西スラウェシ州でM6.2の地震が発生しました。震源は、西スラウェシ州マムジュ(Mamuju)の南、約36kmの地点で、深さは18kmとのことです。
国家災害対策庁(BNPB)の発表では、現在のところ死者34名、負傷者637名、倒壊家屋は約300棟、避難者は1万5000人以上にのぼっています。被害の最も甚大なのは、マムジュ県で複数個所で土砂崩れも起きており、街中でも停電も発生しているようです。
インドネシアでは、新型コロナウイルス感染症の感染者が約87万人、死者2万5000人以上と東南アジア最多となっています。
CODEは、2018年のスラウェシ島中部の地震後の支援で連携した建築家のRahmatさん(中スラウェシ州パル在住)に連絡を取り、情報収集を行っています。(吉椿) ... See MoreSee Less
16 hours ago
今朝の毎日新聞に掲載されました。 ... See MoreSee Less
2 days ago
震災26年企画「ポストコロナに向けて、『いま』、1.17とどう向き合うか」のご案内
まもなく阪神・淡路大震災から26年を迎えます。この26年間を振り返り、「いま」コロナ禍で何が問題なのか、何がおかしいのか、そして今後に向けて何をすべきか、参加者の皆さんと共に考えます。ぜひご参加ください。
日 時:2021年2月1日(月)18:30~20:30
場 所:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込み:以下のフォームからお申込みください。 https://forms.gle/JdzVurgHxWopAY917
主 催:CODE海外災害援助市民センター
内 容:
・震災26年企画に寄せて:村井雅清(CODE理事)
・テーマ①:コロナ禍の「いま」何がおかしいのか?
・テーマ②:ポストコロナに向けて
参考資料:
登壇する村井が、2020年7月豪雨の支援と関連し、「神戸宣言」「自助・共助・公助」「被災者主体と補完性の原理」「ボランティア元年の意義」「阪神・淡路大震災が生んだ創造的復興」等について以下の「支援ニュース」で書いています。
当イベント参加のご参考に、ぜひご一読ください。
(第103報:7・4+新型コロナウイルス感染症から1・17へ)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/22/2020%e5%b9%b47%e6%9c%88%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e6%b0%b4%e5%ae...
(第104報:神戸宣言1995年12月10日①)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/22/
(第105報:神戸宣言1995年12月10日②)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/25/2020%e5%b9%b47%e6%9c%88%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e6%b0%b4%e5%ae...
(第107報:創造的復興①)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/28/2020%e5%b9%b47%e6%9c%88%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e6%b0%b4%e5%ae...
(第108報:創造的復興②)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/28/
(第109報:ボランティア元年の意義)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/29/
(第110報:被災者主体、補完性の原理、自助・共助・公助)
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/2020/12/30/ ... See MoreSee Less
7 days ago
近畿ろうきんさんとCODEのコラボ企画「コロナとこれからの市民社会に向けて」第3回コロナと災害・気候変動のご案内
昨年11月から3回シリーズで「コロナとこれからの市民社会」を開催してきましたが、いよいよ最終回です。阪神・淡路大震災から26年になるタイミングで、コロナ禍における災害、そしてその要因の一つでもある気候変動についてNGOの方々とともに考えます。ぜひご参加ください。
日時:2021年1月16日(土)14:00~16:00
開催:オンライン(zoom)
スピーカー:
伊与田昌慶さん(気候ネットワーク主任研究員)
寺本弘伸さん(日本災害救援ボランティアネットワーク常務理事)
コーディネーター:
吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
参加費:無料
申し込み:以下のフォームからお申し込みください。
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。)
主催:CODE海外災害援助市民センター
共催:近畿労働金庫
日本災害救援ボランティアネットワーク
関西NGO協議会
後援:神戸新聞
コープこうべ ... See MoreSee Less
1 week ago
新年明けましておめでとうございます。昨年は、新型コロナウイルス感染症で厳しい状況でしたが、今年は少しでも状況が良くなること、災害が少ないことを切に願っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ... See MoreSee Less
3 weeks ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.46
【「コロナとこれからの市民社会に向けて」
第2回コロナと若者】を開催しました !!!
先日、12/20(日)に「コロナとこれからの市民社会に向けて」の第2回コロナと若者を開催し、91名の方々のオンラインで参加していただきました。ワンワールドフェスティバル for Youthの企画の一部として同時開催させていただいた事もあり、たくさんの高校生や大学生にも参加していただきました。
登壇者:
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
・矢田七海さん(兵庫高校1年生)
・黒田瑞穂さん(京都女子高校3年生)
アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
・長尾美穂さん(関西外国語大学3年生)
CODE未来基金
・金山大輝さん(舞子高校2年生)
・柳瀬彩花さん(追手門学院大学2年生)
第2回は、高校生、大学生たち若者が、コロナ禍で何を感じ、どのように過ごしてきたか、そしてどのように一歩を踏み出し、今、新たに何を考え、何を始めたかなどを語り合いました。
年齢も環境も違う高校生、大学生たちが、それぞれ自粛期間中に感じていた「友達家族の厳しい状況で何もできない自分へのもどかしさ」、「ニュースで見聞きするコロナの状況と自分の身の回りとのギャップ」、「高校に入学したが、独りぼっちだった孤独
感」、「留学を途中でやめざるを得なくなった事による無力感」、「家族に医療従事者がいることの不安や恐怖」などネガティブな事を共有しました。
その後、そんな中でもそれぞれが一歩踏み出せたきっかけや新しい日常についても語り合い、「周りのために動くことで自分も元気になる」、「足元を見つめ直してみたら大変な人がいた」、「家族や友達とのコミュニケーションが大切だ」、「当たり前のありがたさに気づいた」、「オンラインも便利だけど対面だからこそできる事もある」、「普段からNGOとつながっておくこと」などのとても大切なキーワードが出てきました。
5名の若者たちの語る等身大の一つ一つの言葉を聴いて、僕たちはいかに「自分の目に入ってくる情報」しか知らないか、いかに地域とつながっていないか、見えないということは何も起きてないという事になってしまう事、声をあげることができない人たちに対して時にお節介も必要である、NGOや市民社会は、困っている人たちと若者をつなぐ役割を担っている事などを再確認する貴重な機会になりました。僕たち大人が、NGOが、市民社会が、若者の声をしっかりと受け止めていかなくてはならない事に気づかされました。(吉椿)
【次回のご案内】
「コロナとこれからの市民社会に向けて」第3回コロナと災害・気候変動近年多発する自然災害(気象災害)の要因のひとつでもある気候変動とコロナ禍での災害支援について考えます。
日時:2021年1月16日(土)14:00~16:00
スピーカー:
伊与田昌慶さん(気候ネットワーク主任研究員)
寺本弘伸さん(日本災害救援ボランティアネットワーク
常務理事)
コーディネーター:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター
事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。) ... See MoreSee Less
3 weeks ago
震災26年企画「ポストコロナを見つめて~いま、1.17とどう向き合うか」のご案内
CODEです。
2020年がまもなく終わろうとしていますが、今年は新型コロナウイルス感染症に世界が翻弄された1年でした。現在、世界191の国と地域で感染拡大し、未だ収束の兆しすら見えていません。
日本でも、第3波による感染が再拡大し、厳しい状況が続き、平素から厳しい人たちがより厳しい状況に追いやられています。 CODEは、2月より中国のNGOからの要請を受けて、オンラインボランティアによる武漢支援や国際アライアンス「IACCR」を立ち上げ、14の国と地域のメンバーと経験や取り組みを共有してきました。
まもなく震災26年の1.17を迎えるにあたり、今一度この26年間を振り返り、何が問題で、何が解決されていないのか、コロナ禍で何を学んだのか、などを皆さんと議論する場を持ちたちと思います。ぜひご参加ください。(吉椿)
震災26年企画
「ポストコロナを見つめて~1.17とどう向き合うか」
日 時:2021年2月1日(月)18:30~20:30
場 所:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申し込み:以下のフォームからお申込みください。 https://forms.gle/JdzVurgHxWopAY917
主 催:CODE海外災害援助市民センター ... See MoreSee Less
4 weeks ago
CODE未来基金ニュースNo.63「デイキャンプでの学び③」
先日、CODE未来基金の企画として六甲山でのデイキャンプを開催し、大学生・大学院生5名が参加しました。
参加した学生のみなさんの感想を、順にご紹介しています。
今回は、山村太一さん(神戸学院大学2年生)の感想です。
********************
今回私は、CODEのデイキャンプに参加させてもらった。参加する契機となったのが、大学での吉椿さんの授業だ。そこからお声がけいただき、参加することとなった。一人も面識がない状態だったので、駅で少し緊張はしたものの話していくうちに打ち解けあい、すぐに緊張はほぐれた。振り返ってみると、全く初対面の人同士だからこそ有意義で楽しい時間を過ごすことができたと感じる。
このデイキャンプで、一番に印象に残っているのが火起こしだ。そもそも、私はライターかチャッカマンで起こすものとばかり考えていたので、「まさかそこからするの!」と衝撃だった。はじめに、道具だけ並んでみた時に、何をどう使うのか全く見当もつかない状態で、とにかく手探りで道具を手に取った。どれも見たことがない道具が大半で、興味はそそった。たまたま、ファイアスターターを手に取って火花を飛ばしていたが、これがなかなか燃え移らない。もとより、ファイアスターターを使ったことがないので、火花が出る量も微量で、擦っても出ない時が大半だった。何回も何回も、試行錯誤するうちにコツを掴むことができた。薄い葉っぱや枝、麻縄、ポテトチップスなどにひたすら火花を浴びせたが、上手くいって煙が上がるくらいで炎らしい赤い物は一切出なかった。前日に雨が降ったこともあり、全体的に湿気が多く火がつきにくい状況下ではあったものの、あまりのつきにくい具合に驚いた。けっきょく、吉椿さんに火をつけてもらったのだが、私たちが出した煙の何十倍もの量が出ており目を見張った。けっきょく、火をつけることはできなかったが私たちは、2時間近く格闘した。だが、吉椿さんは10分ほどで起こしており、とても簡単なようにも思えた。しかし、付け方が分かったから、じゃあもう自分でできるというわけではないことが、この二時間で身に染みて理解している。火起こしは付け方の知識よりも、経験やコツの方が重要であると感じた。その後の、お昼ご飯は自然の中でいただいたこともあり、非常に美味しく大満足であった。
デイキャンプを振り返って、非常に有意義な時間であったと感じている。是非とも機会があれば参加したいと思う。また、今回のデイキャンプで終わりではなく、また集まって何か社会に貢献できるようなことをしたと感じた。コロナ禍で、難しいとはいえ何もできないわけではない。裏を返せば。コロナ禍だからこそできることもあるかもしれない。こういった事を、またみんなで話し合いたいと思う。今回話し合いで学んだことの一つは、農業の重要性だ。あまり農業と聞いても、まだ理解はできていないが興味はある。また、次の機会が楽しみだ。
(山村太一) ... See MoreSee Less
1 month ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.45
【「コロナとこれからの市民社会に向けて」第1回コロナとSDGsを開催しました。】
CODEは、近畿ろうきんさんとのコラボで「コロナとこれからの市民社会に向けて」というタイトルで、SDGs・若者・災害/気候変動という3つの視点から新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを考えようと企画しました。
先日、11/22に第1回目の「コロナとSDGs」を開催し、三輪敦子さん(関西NGO協議会代表理事、ヒューライツ大阪所長)にコロナ禍における人権やジェンダー、SDGsについて講演していただきました。
SDGsの前文には、「誰一人取り残さない」という最も大切な理念が掲げられていますが、このコロナによって取り残されている人たちがより明らかになったと三輪さんは語りました。また、「ウイルスではなく、失業や排除や偏見、不安に命を奪われている現実がある」とも話されました。
コロナ禍における人権問題では、ニューヨークではエッセンシャルワーカーである黒人、ヒスパニックの方がコロナで多く亡くなよっていること、女性や子どもへのDV、虐待がより深刻になっていること、ケアワーカーの女性への過度な負担、ジェンダーに基づく暴力などシャドウ・パンデミックと言われる隠れた問題が世界中で顕在化していることなども報告されました。
このような深刻な問題に対して、三輪さんは、「グローバルな問題は、グローバルな対応でしか解決できない、国際協調、国際協力を通じた共存と共生が不可欠である、世界中のすべての人が同じ問題を共有し、影響を受けている今こそ、SDGsの理念と存在意義を再確認すべき、それが羅針盤になる」という言葉で講演を締めくくられました。
閉会のあいさつでは、村井雅清CODE理事は、「わたしたちは、25年前の阪神・淡路大震災の後から{最後のひとり}とは、誰なのかという事をずっと議論する事で少しずつ見えてきた。{誰一人取り残さない}でいう{誰}とは、どういう人、どういう状況の人の事なのかを活動してるわたしたちが具体的に発信していなかなくてはならない。また、わたしたちは、もっとアドボカシーの力をつけていかなくてはならない。25年を機に振り返って、今一度、何が課題だったのか、今はどうなのかを考えていかなくてはならない。」という言葉で、会は終了しました。
内容の濃い1時間の三輪さんの講演でしたが、CODEも2月からコロナ支援を行ってきた中で実感してきた事とまったく同じ言葉も三輪さんから語られました。「わたしたちが、これまで、 見えていなかった 、見えない事にしてきた、対応してこなかった、もろもろの平時の問題やゆがみがコロナで露わになった。」
まさに災害後の被災地で起きていることと同じです。(吉椿)
【次回のご案内】「コロナとこれからの市民社会に向けて」 第2回コロナと若者 高校生、大学生が、コロナ禍でどのような想いで過ごしていたのか、コロナで何が変わってしまったのか、悪いことばかりじゃなく新たに見えた事などを語り合っていただきます。なお、この企画はワンワールドフェスティバル for Youthとの同時開催ですので、たくさんの高校生たちも参加します。どうぞ若者の声に耳を傾けてください!ご参加お待ちしています。
日 時:2020年12月20日(日)10:50~12:20
スピーカー:
アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
・長尾美穂さん(関西外国語大学3年生)
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
・矢田七海さん(兵庫高校1年生)
・黒田瑞穂さん(京都女子高校3年生)
CODE未来基金
・金山大輝さん(舞子高校2年生)
・柳瀬彩花さん(追手門学院大学2年生)
基調講演:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。) ... See MoreSee Less
1 month ago
CODE未来基金ニュースNo.62「デイキャンプでの学び②」
先日、CODE未来基金の企画として六甲山でのデイキャンプを開催し、大学生・大学院生5名が参加しました。
参加した学生のみなさんの感想を、順にご紹介しています。
今回は、金澤諒平さん(神戸学院大学3年生)の感想です。
********************
【感想】
今日一日有馬温泉周辺や六甲山を散策してみて感じたことは、地元についてまだまだ知らないことがあり、新たな発見がたくさんあったことです。私は、神戸に二年間住んでいるのにも関わらず六甲山を一度も訪れたことがありませんでした。有馬温泉や六甲山を訪れた偉人がいたり、子宝神社と言われている湯泉神社があったりするなど、神戸には訪れるべき場所があることに今回のキャンプで気づかせてもらいました。昼食時には、自分たちで一から火を起こしました。火起こしでは、火を起こすのに苦労し、普段の当たり前が当たり前ではないことを認識させられました。普段の生活がいかに恵まれているかを感じることができ感謝の気持ちが芽生えました。この経験は私にとって一生忘れない体験になりました。コロナ禍でリモートのやりとりが続く中、現地に足を運んで自分の目で見て確かめることの大切さが身に染みて感じました。百聞は一見に如かずと言いますが本当にその通りです。今は興味のあることの知識を貯め、コロナウイルスが終息したらフィールドワークがスムーズにできるように前向きに取り組んでいきたいと考えています。
【共有したこと】
座談会では教育に関する話題について7人中3人意見が出ました。私もその3人の中の1人でやはり教育は生きる上で大切だと思います。日本の識字率は99.9%であり、世界で見ると15歳以上の6人に1人が文字の読み書きができないとされています。ですから、世界の子供たちに教育を施すことが最優先課題ではないかという意見があがりました。SDGsの目標でも取り上げられるほど重要な問題です。他には、被災地の仮設施設においてトイレの問題や農業を学ぶことで世界と繋がれるのではないかという意見も出ました。農業を学ぶことで飢餓の方を救うことができ私たちの健康にも良い影響を与えるので次回は農業を体験してみたいです。
(金澤諒平)
******************** ... See MoreSee Less
1 month ago
CODEの紹介動画です。(動画の作成、出演は、ボランティアの原田さんです!)
ワンワールドフェスティバル for Youthより
m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=wSjrwqdA7Ok ... See MoreSee Less
災害支援から考えるSDGs_CODE海外災害援助市民センター_ワンフェスユース動画配信活動紹介ブース
m.youtube.com
【ワンフェスユース動画配信活動紹介ブース】 「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2020 Online~私たちが描く持続可能な社会の未来図~」の企画の一部として、関西圏の高校生チームによる活動紹介ブース出展および....1 month ago
CODE未来基金ニュースNo.61「デイキャンプでの学び①」
先日、CODE未来基金の企画として六甲山でのデイキャンプを開催し、大学生・大学院生5名が参加しました。
森を歩きながら、六甲山の歴史や山の文化、災害との関係について学んだり、
自分たちで火起こしをして昼食を作り、参加者同士の交流を深めたり、
関心のあるテーマや、今後やってみたいことなどについて意見交換をしたりと、
とても充実した時間となりました。
今回のデイキャンプで出たアイデアを、今後みんなで形にしていきたいと思います。
参加した学生のみなさんの感想を、順にご紹介していきます。
今回は、柳瀬彩花さん(追手門学院大学2年生)の感想です。
********************
当日の朝は有馬温泉駅に集合し、途中湯泉神社へ参拝に立ち寄ってから、目的地である六甲山の中腹まで登りました。湯泉神社は六甲山の麓にあり、そこで吉椿さんから日本の山林や里山の管理について解説がありました。
その中で、「日本には山林や資源が豊富だと思われがちであるが、手入れが行き届いていない木(材木として使える時期が過ぎたもの)が沢山あり、状態が良くない。」「一度人間が山林に手をつけたら、必ずそれ以降も管理しなければならない。」という言葉が特に印象に残りました。なぜなら、私はこれまで日本の山林に対してあまり意識を向けられておらず、正しい知識を持っていなかったことに気付いたからです。また、人間の都合や異常気象によって日本の山林や里山の状態は悪化しており、上手く循環して人間と自然が共存する生活で成り立っていたものが、現在は壊れていることを実感しました。その後は休憩を挟みながら山を歩きました。
昼食作りのための火起こしを、2チームに分かれて行いました。火起こしでは、吉椿さんが用意した道具をいくつか選んで使うということだけが伝えられ、どの道具をどうやって使うのか分からず、1時間ほど苦戦しました。最終的には全員の協力(主に吉椿さんの力)で起こした火でお肉を焼いたりお湯を沸かしたりして、タイ料理風のご飯ものとスープが完成しました。野外で食べる手作りご飯は本当に美味しかったです。
そして、下山してからはこれからのCODE未来基金について意見交換をしました。その中で出た共通テーマは「教育」や「国際協力」です。「教育」の分野では、私は不登校支援に関心があり、他に参加された方は紛争地帯の教育に関する研究をしていたり、この先教師を目指したりしている方がいました。そこで、私はCODEの職員さんや専門家、他団体の方などに海外の教育現場の事例を共有していただいてから、「日本の教育現場のあり方」を大人と若者でディスカッションをしてみたいです。
また、CODEでは「農業」も重要視しており、吉椿さんは「日本で良い土や悪い土を知っておくと、海外に行ったときにその土地の理解が深まったり、現地の方に詳しく話を聞けるきっかけになったりする。」と仰っていました。
ちなみに、私は小学生の頃には家族で、自分たちの手で採った新鮮な野菜を使って調理をするデイキャンプに行ったり、高校生の頃には農業に携わることに興味を持ち3日間トマト農家さんのところで農作業の勉強をしたりしてきました。そのため、「農業」にも関心があります。
そこで、若者が農家さんから農業の良いところや抱えている課題についての、生の声を聞く機会をつくりたいです。他にも、エリアを決めて実際に作物を1年間育て、その地域の環境や風土を学ぶ合宿を定期的に開催したいです。
最後に、今回のイベントでは山歩きや野外でのご飯作りなど非日常な経験ができた上に、関心のある分野が明確である同世代の人たちと語り合い、充実した時間を過ごすことができました。心から楽しかったです。これからも意見を出し合い、それぞれのやりたいことを形にしていきたいです。参加させていただきありがとうございました!
(柳瀬彩花)
********************
【ご案内】
「コロナと若者」をテーマにしたオンラインセミナーが近日開催されます。
柳瀬さんも登壇者の一人として、コロナ禍で取り組んでいるボランティア活動などについてお話します。ぜひご参加ください!
「コロナとこれからの市民社会に向けて―第2回 コロナと若者」
日 時:2020年12月20日(日)10:50~12:20
スピーカー:アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
CODE未来基金 ←柳瀬さんはこちらで登壇
内 容:コロナ禍を若者の視点で語り、Withコロナの時代をどのように乗り越えていけばいいのかを若者と語ります。
※ワン・ワールド・フェスティバル for Youthの企画として実施
コーディネーター:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
参加申込フォーム:https://forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6
(確認後、いただいたメールアドレスにセミナーのZoom ID等をお送りいたします。)
チラシ:https://code-jp.org/images/rokin-code_corona.pdf ... See MoreSee Less
1 month ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.44
「中国のNGOより感謝状が届きました !!!」
CODEは、中国四川大地震(2008年)以降、連携してきた四川のNGO備災センター(新安世紀教育安全科技研究院:院長、張国遠さん)よりSOSを受けて、2/4に新型コロナウイルス感染症を「災害」とみなして支援を行ってきました。
武漢に誰も入れない状況の中、四川のNGOたちは、SNSで約3000人のオンラインボランティアとつながり、 76日間ロックダウンをした湖北省武漢で高齢者や障がい者の買い物サービスやボランティアでもできる感染者への心のケア、ホームレスの方への救援物資の提供など数万人と言われる武漢市民のボランティアたちを支えました。
その後、CODEは四川のNGO、大阪大学の渥美公秀教授と共に国際アライアンス「IACCR」を立ち上げ、14の国と地域のNGOや研究者と共に新型コロナウイルス感染症の各地の取り組みや経験を共有してきました。CODEにお寄せいただいた寄付金は、武漢の支援やこのアライアンスの運営などに活用されています。
その立役者である四川のNGOリーダーの張国遠さんは、「今、中国は世界から厳しい目を向けられている状況の中、そして中国の政治環境が厳しい中、日本の人たちからの暖かい寄付は本当にうれしいです。国と国がどんな関係であれ、俺たちは民間でつながっていこう。すべての日本の支援者の皆さんに感謝しています。」と語っていました。
今、中国でのNGO活動は非常に厳しい状況にあり、日本のように国内で寄付を集めることやそれを海外に使う事はできません。そんな時こそ、「困った時はお互いさま」の被災地KOBEの精神で国を超えて支え合い、分断を乗り越えていかなくてはなりません。また、国を超えた学び合いを実践していく事で相互理解や共通課題を共に解決していく力になります。引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿) ... See MoreSee Less
1 month ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.43
「フィリピンのコロナ支援の目標額40万円を達成しました !!!」
フィリピン・バンタヤン島の女性たちの支え合い支援のための寄付の目標額40万円を達成いたしました。
11/30の最終日時点での寄付額は、434,500円となりました。2団体、67名の方々から寄付を寄せていただきました。郵便振り込みなどはタイムラグがあるため、もう少し増えるとか思いますが、
5歳から70代までの方々から、関西だけでなく、北陸や関東の方々からもご寄付をいただきました。一人ひとりの想いをありがとうございました。
この寄付を活用してフィリピン・バンタヤン島の女性たちが、自ら野菜を育て、地域で困窮している子どもや高齢者の方々へ食事を提供していきます。
リゾート地であるバンタヤン島では、コロナの感染が収束しないことには女性たちは、収入を得ることができません。これを機に地域で女性たちが自立し、コロナ禍を共に乗り越えていく姿をどうぞ見守ってください。引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.42
「フィリピン・コロナ支援募金キャンペーン、本日が最終日です !!」
2013年の台風Haiyanの被災地、バンタヤン島の女性たちが、コロナ禍で生活困窮に陥っています。地域の中で食べるのに困っている高齢者や子どもたちを女性中心の自助グループで助け合いをまもなく開始します。皆さまからの寄付は、女性たちが地域で支え合う活動に使われます。どうぞご協力お願いいたします。
フィリピンは、阪神・淡路大震災の際、義援金やミネラルウォーターをKOBEに送ってくれました。また、東日本大震災の際は、東北への医療チームの派遣、食料パックやマスクなどを送ってくれました。そして東日本大震災から2年後、フィリピンを襲った台風災害では、東北から「あの時助けてもらったから」と支援のお返しがありました。
また、フィリピンの町を歩いていた時、僕が日本人だと分かると「台風の時はありがとう」と言われた事が何度かあります。ちゃんと支援を受けたことを知っているのです。
阪神・淡路大震災の経験から言われた「困った時はおたがいさま」というCODEの精神は、今や世界で共有されています。今もなお、世界で災害や感染症などで厳しい状況は続いていますが、一つひとつの小さな支え合いが、国を超えた市民レベルの支え合い、学び合い、そして寄付文化の醸成につながっていくと思っています。最終日のぎりぎりまでご支援のほどよろしくお願いいたします。(吉椿) ... See MoreSee Less
2 months ago
CODEが、理事参画している関西NGO協議会の主催でKansai-SDGs市民アジェンダの第11回分科会を以下の通り開催いたします。コロナ禍で起きている人権問題を現場の方に語っていただきます。ぜひご参加ください。
12月9日(水)18:00-20:00
KANSAI-SDGs市民アジェンダ 第11回分科会(テーマ:人権)のご案内
続かない地球の環境・社会・経済を続かせようとする「持続可能な開発目標」(SDGs)。
2018年9月、このSDGsの達成のために何が必要か、関西・市民の視点で考えようという取り組みが始まりました。これまでの分科会には、のべ200人の方がご参加くださっています。
(詳しい様子はこちらのHPからぜひご覧ください。→http://kansaingo.net/kansai-sdgs/)
そして、今回開催する分科会のテーマは「人権」です。これまで開催を重ねてきた分科会全体を通して見えてきたとても大きなテーマであり、SDGsが誓う「誰一人取り残さない」世界の実現に向けて、欠かせない概念です。
話題提供者としてご登壇いただくのは、すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)の早崎直美さんおおさかこども多文化センターの村上自子さんです。
お二方とも日本にいる在留外国人の方を対象とした支援活動に従事されていて、本分科会では「COVID-19・SDGs・人権」というテーマでお話をしてくださいます。
新型コロナウイルスは、この社会が元々抱えていた課題をより顕著に浮き彫りにしていると言われますが、日本にいる在留外国人の方へはどのような影響を及ぼしたのか、皆さんはご存知でしょうか?
コロナ禍においてSDGsを通して見えてきた「人権」という大きなテーマについて、ぜひ一緒に考えてみませんか?
<概要>
日時:2020年12月9日(水)18:00~20:00
会場:オンライン(Zoom)
※URLはお申込み後のご案内となります
お申込み:https://ws.formzu.net/fgen/S81374440/
※お願い※
当日、A4程度のサイズの紙を1枚と、筆記具(カメラに見えやすいようになるべく太めに書けるもの)をご用意のうえご参加ください!
(最後に2030年に向けて、皆さんに一言書いていただき、それをカメラに映していただきたいと考えております。)
<プログラム内容(予定)>
①導入 18:00~18:20
・人権分科会開催に至った経緯(吉椿雅道)
・SDGsと人権について(岩崎裕保)
②リレートーク「COVID-19・SDGs・人権」 18:20~19:05
・三輪敦子(ファシリテーター)
・早崎直美さん[すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)]
・村上自子さん[おおさかこども多文化センター]
③ワークショップ 19:10~19:30
・少人数のグループにわかれ、お題をもとに話し合い
④全体共有 19:30~19:55
・各グループで出た意見を全体に共有
・登壇者からコメント
・写真撮影
⑤最後の挨拶 19:55~20:00
・新田和宏 ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.41
「フィリピン・コロナ支援 、あと4日です ‼ ご協力お願いします ‼ 」
フィリピンの新型コロナウイルス感染症の感染状況は、約42万4000人、死者は8200人以上になっています。
CODEが支援するセブ州バンタヤン島は、セブ島北部の町から船で約1時間半。面積110㎡(伊豆大島より少し大きい)の平たい島です。人口約12万人で、75%の人が漁業で生計を立てています。また、バンタヤン島は、フィリピンの裕福層や外国人などが別荘を持つなど人気のリゾート地でもあります。
2013年11月8日、史上最大級の台風Haiyanが、フィリピン中部を横断し、サマール島、レイテ島、セブ島、パナイ島などで死者・行方不明者約8000人、被災者1600万人(全国民の16%)という大きな被害を出しました。バンタヤン島にも直撃し、死者300人以上、全壊家屋1100棟以上の被害を出しました。
CODEは、セブシティのNGOと連携してバンタヤン島などの貧困漁村でボートや漁網を提供しました。その後も北陸学院大学の田中教授とJICAの草の根技術協力事業でバンタヤン島の女性たちの収入向上(石鹸プロジェクト)や小学生向けの防災カードの作成を行ってきました。
バンタヤン島のPoocとOkoyというバランガイ(最小行政単位)の貧困層の女性たちは、漁師の妻であり、子どもたちの母であり、家庭の経済的な柱でもありますが、その地位は低く、その労働の評価もあまりされていません。女性たちは、自らアソシエーションという自助グループを作ることで、時に愚痴を言い合い、時に助け合うなどアソシエーションが居場所のようになっています。
ある時、Poocの女性になぜこのプロジェクトに参加したのかを訊ねてみました。てっきり収入のためだと答えると思っていたのですが、「学ぶことが楽しいからよ」と返ってきました。生活は厳しい中でも学ぶことに喜びを見出している女性たちはとても輝いていました。
そんな女性たちが、何とか災害を乗り越えたと思った時に、コロナ禍で観光客はいなくなり、懸命に作った石鹸を売る場所がなくなりました。そして頻発する台風で男性も漁に出れない日々が続いています。女性たちが、互いに支え合おうとしている姿を応援してください。残りあと4日、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿)
*新チラシは、岸本くるみさん(CODE理事)が作成 ... See MoreSee Less
2 months ago
【コロナとこれからの市民社会に向けて 第1回「コロナとSDGs」を開催しました】
先日、オンラインセミナー「コロナとこれからの市民社会に向けて」の第1回「コロナとSDGs」を開催しました。
講師の三輪敦子さん(関西NGO協議会代表理事、ヒューライツ大阪所長)より、コロナ禍で起きている人権やジェンダーの問題をお話しいただき、平時から弱い立場にある人たちへの暴力がコロナで深刻化していることが指摘されました。
コロナ禍であらわになったこれらの問題に取り組むことは、「誰一人取り残さない」という人権目標としてのSDGsを追求することであり、またそれを「よりよい未来」につなげるチャンスとしなければならないことを学びました。
「これからの市民社会」に向けて、NGOが大事にしていることや実践していることをもっと発信していかなければならないというご指摘をいただき、私たちも身の引き締まる思いでした。
次回、第2回は「コロナと若者」がテーマです。
大学生や高校生が、コロナ禍で経験したことや感じたことを語り合い、若い世代の視点をこれからの市民社会にどのように取り入れていくのかを考えます。
ぜひご参加ください。
【第2回 コロナと若者】
日 時:2020年12月20日(日)10:50~12:20
スピーカー:アジア協会アジア友の会(アジアユースサミット)
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth
CODE未来基金
※ワン・ワールド・フェスティバル for Youth の企画として実施
コーディネーター:吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
申込みはこちらから↓
forms.gle/2GmfYqjPEdL7DG2z6 ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.40
「フィリピンへの寄付 残り1週間、あと5万6000円です !!!」
コロナ禍で生活困窮に陥っているフィリピン・バンタヤン島の女性たちを支さえる寄付は、現在、1団体、52名の方々から34万4000円のご寄付が集まっています。目標額まであと5万6000円です!! 50名以上の方々、お一人おひとりの貴重なご寄付が集まっているいることに深く感謝を申し上げます。残り1週間ですが、目標に向けて引き続きよろしくお願いいたします。(吉椿)
以下、CODE未来基金でバンタヤン島を訪れた西本楓さん(当時、神戸大学1年生)から思い出が届きましたので、ご紹介いたします。
2016年にフィリピンでのCODEの未来基金のフィールドワークに参加しました。
私にとっては、その時が初めて旅行以外で海外に行く機会だったので、現地の人々と一緒に農作業をしたり、普段の生活について話し合ったりした日々はとても記憶に残っています。
ホームステイさせてもらった農家さんの家では、最初、緊張している私たちに対して、子供たちは率先して飲み物を持ってきてくれたり、座る場所を用意してくれたり、大人たちの仕事を手伝っていて、日本の子供よりもしっかりしていると感じました。
昼食には、トウモロコシの収穫は年に一度だけだというのにトウモロコシをわざわざ収穫して、食べさせてくれました。また、漁師さんの家では、家族の近くにいたいという気持ちから、収入は厳しくなるけれど、出稼ぎをやめて、家近くで漁師を始めたお父さんの話を聞きました。お金はなくても家族と一緒に日々を幸せに暮らしている様子をみていると、こんなに自分の感情に素直に生きていいんだと感じ、印象に残っています。
バンタヤン島で出会った人々が今どんなふうに暮らしているのか、コロナにも負けず家族と幸せに生活できていることを願っています。(BugMo 西本楓) ... See MoreSee Less
2 months ago
新型コロナウイルス感染症支援ニュースNo.39
「北陸学院大学田中教授より応援メッセージ」
CODEです。フィリピンのバンタヤン島の女性たちの支え合いを支えるプロジェクトにご協力いただき、ありがとうございます。
2013年の史上最大級の台風ヨランダの後、CODEは、セブ島のNGO、FIDEC(Fisherfolks Development Center)やSPFTC(Southern Partners Fair Trade Center)を通じて被災した漁村の人たちにボートや漁網を提供しました。その後、2016年からは、北陸学院大学の田中純一教授と共にCODEは、JICA草の根技術協力事業を活用してバンタヤン島の女性たちの生活向上や小学生向けの防災カード作成の支援を行ってきました。
田中教授から応援メッセージが届きましたので、ご紹介いたします。目標額まであと少しです。ご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿)
コロナ禍で現金収入の道が建たれた世帯の子どもや高齢者が腹を空かせている。女性たちが構想するコミュニティカフェは誰もが胃袋を満たせる場所、子どもも大人も誰もがつながる場づくりだ。現地を訪れているからわかる。女性たちは自分の家族のことだけで精いっぱいなはずだ。だが、彼女たちの意識はすべてのコミュニティメンバーに向けられている。フィリピン人のバヤニハン(相互扶助)魂だ。誰から苦しんでいるとき、共同体にある心はつながり、動き出す。逆境にあっても、未来を構想することを停止させないたくましさと明るさ。フィリピンの女性から学ぶことは多い。
彼女たちの取り組みがローカルのバヤニハンなら、CODEの取り組みはグローバルなバヤニハンだ。コロナ禍のいま、ローカルのバヤニハンを支えるためもう一つのバヤニハン、グローバルなバヤニハンは、ローカルのバヤニハンに力を与え、女性たちが思い描く未来のバンタヤン、暮らし続けられる集落コミュニティの実現に大きく前進させることを可能にする。ぜひグローバルなバヤニハンに賛同してほしい。
田中純一(北陸学院大学社会学科 教授) ... See MoreSee Less
あけましておめでとうございます🌱
本年もどうぞよろしくお願いいたします🐮
こんばんは🌟
今回は「第2回オンライン座談会」の前身である「第1回オンライン交流会」について共有します!
わたしたち関西の学生に何ができるのかを考える貴重なヒントをいただきました。
・栃木市の家屋修復の様子
・栃木市の方々の意識変化
・コロナ禍による課題
などをまとめました🙂
頑張って動画も撮りましたので、ぜひ🥲
one worldfestival for youth🌱 https://m.youtube.com/watch?d=n&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1XkoLxlWUTAPbMPfJYeO3kvCOE0QdofWSPcFmImS7hDncXWQGisa9JaY8&v=wSjrwqdA7Ok
☆NGOの国際協力活動紹介動画!期間限定!
CODE海外災害援助市民センター『災害支援から考えるSDGs』#ワンフェスユース #CODE #SDGs #npo #ngo #困った時はお互い様 #災害支援 #SDGsを自分のものに
https://www.youtube.com/watch?v=wSjrwqdA7Ok&feature=youtu.be
https://owf-youth.com/2020/index.html(ワンフェスユースHP)
頑張って動画も撮りましたので、ぜひ🥲
one worldfestival for youth🌱 https://m.youtube.com/watch?d=n&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1XkoLxlWUTAPbMPfJYeO3kvCOE0QdofWSPcFmImS7hDncXWQGisa9JaY8&v=wSjrwqdA7Ok
CODEの事務局長である吉椿さんのお話が聴けます〜!!!
#COVID19 プログラムは海外にいるユースからオンラインで、コロナ渦で経験した困難や各国での独自の対策などを共有します。
また中国・武漢の支援をいち早く行い、各国の医療現場などの状況をリアルタイムで追ってられるCODE @code_info の吉椿さんから貴重なお話も聞けます!
ワン・ワールドフェスティバル for youthに、CODEも出展します☺️🌱
高校生の皆さん、ぜひチェックしてみて下さい↓↓↓
私たちに何ができるのか 〜コロナを超えて、明るい明日へ〜|ワンフェスユース2020 ONLINE https://owf-youth.com/2020/04.html
オンラインセミナー「コロナとこれからの市民社会に向けて~SDGs・若者・災害の視点から~」を開催します!チェックしてみてね〜☺️ https://www.rokin.or.jp/release/news/2020/101412511/?fbclid=IwAR0Q7-rrLNRX2pC_-PspndVaKUrpVBUMgB6UcENbOBFZpd8oi2-ZDxdq-OM
先日まで四川に行っていたのですが、その時一緒に行ったメンバーの感想を読んで不思議だなぁ、と思った事があったのでそのことについて書きました。ぜひ。
『四川の感想を読んで。』 http://code-jp.org/blog/intern2017/2018/03/28/post-528/
こんばんは🌛
前回の投稿に続き、今回も1月に実施した現地調査の話について共有したいと思います。
・主婦の方のお話
・それを受けての気付き
・今後の活動への意気込み
の3点をまとめています。
#台風19号#関西#栃木#学生#災害支援#コロナ禍#防災#まちづくり#地域間交流
こんばんは!
台風19号被災地支援隊です😊
今回も、1月の現地調査の報告です。
とちぎ市民活動推進センターくららさんでのお話をまとめています!
#台風19号 #関西 #栃木 #学生 #災害支援 #防災 #地域間交流 #世代間交流