No.64「若者が見た被災地31」

CODE未来基金の若者たちがトルコ・シリア地震の被災地でボランティアを行い、ボランティアについてトルコの被災者、ボランティア、NGOたちと共に考えました。参加した若者たちの感想をお届けします。
(吉椿)

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今回の渡航は自分にとって被災地と「つながる」ということについて、改めて考えさせられた機会となりました。渡航前は、未だ現地が厳しい状況にあると聞く中で、本当に自分達が行くことに意味はあるのであろうかという不安がありました。しかし、現地で活動をする中で、アディヤマン(大きな被害を受けた都市の一つで、市の建物の少なくとも1/4は解体予定)のNGOのNさんは「皆去っていく中で、日本から来てくれてありがとう」と繰り返されていました。この言葉を聞き、今私にできる一番大切なことは、被災地との直接的なつながりをつづけ、この災害について現地の人びとと共に記憶していくことなのではないかと思いました。また、この「つながり」は、阪神・淡路大震災をきっかけにできたCODEだから、専門家ではなく曖昧な立場の学生たちだからこそできたつながりでもあると感じました。
世界で戦争・災害・気候変動などの大きなことが起きている今、正直自分がどう生きていけばいいのか、わからなく感じる時があります。でも、だからこそ私はまずこのトルコ・シリア地震の被災地で自分が出会った人達のためにできることを、ボランティア・NGO・研究者などのどんな形であったとしても、この「つながり」を通して考えていきたいと思いました。
(大阪大学 島村優希)

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No.63「若者が見た被災地30」

CODE未来基金の若者たちがトルコ・シリア地震の被災地でボランティアを行い、ボランティアについてトルコの被災者、ボランティア、NGOたちと共に考えました。参加した若者たちの感想をお届けします。
(吉椿)

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今回の被災地でのボランティアとトルコの若者との交流を通して、感じたことを主に三点取り上げて書こうと思います。

第一に、感情が揺れ動くことを恐れすぎず、行動し続けようと決めました。私は、被災地に行くこと自体が初めてだったので、正直行く前は、’’自分が被災地で何を感じるのか’’’’その後の自分の行動にどのように影響を与えうるのか’’が分からず、少し怖がっている自分がいました。もし、これまでの人生で感じたことのないようなネガティブな気持ちになったらどうしようなど、不安な思いでいっぱいでした。しかし、今回の被災地でのボランティアで、どうなるかわからなくても、恐れすぎず、まずは、行ってみる、挑戦してみることが大事だと気付かされました。

第二に、縦のつながりではなく横のつながりが大事であると感じました。私は、大学ではハンガリー語を学んでおり、マイノリティ問題をめぐる政治レベルでの二国間の関係について研究しています。一見ボランティアとは全く関係がないように思える専門分野ですが、普段のボランティア活動や今回の被災地でのボランティアで培っている、問い続け、時には反省し、実践に移していく力は普段の学習や研究にも通じるものがあります。つまり、普段取り組んでいることとボランティアがリンクしているように感じました。

第三に、現地では、非常用持ち出し袋やクロスロードの活動を通して、正解がない問題に取り組む機会が多かったのですが、私自身日本で生活しながら、常に正解か不正解かで物事を考えさせられている/考えている傾向にあったのではないか?と、はっとさせられました。トルコの子供たちが、素直に、自由に、自分たちなりに考えたことを、みんなの前で堂々と発表する姿にとても感銘を受けたと同時に、子供たちの柔軟な発想や考え方を私を含めた大人が無意識のうちに潰してしまうことのないようにしていきたいと思いました。
最後に、このような機会を頂き感謝しています。
(大阪大学 那須公香)

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No.62「若者が見た被災地29」

CODE未来基金の若者たちがトルコ・シリア地震の被災地でボランティアを行い、ボランティアについてトルコの被災者、ボランティア、NGOたちと共に考えました。参加した若者たちの感想をお届けします。(吉椿)

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私は出発するまでトルコに行くことが少し怖いなと思っていました。また無力感を感じるのではないか、自分以外の人が行ったほうが意味があるのではないかと不安な気持ちでいっぱいでした。実際に現地で活動して、確かに無力感を感じたことはあったけれど、それ以上にそこで終わっちゃいけないんだと強く思うことができました。

夕食の際に、シリア人の子供がお金が欲しいと話しかけてきました。私は当たり前のようにその子を無視して冷たい対応をとりました。しかしその夜、ふと目覚めてその少年が第一次派遣の際に避難キャンプで出会った子と似ていたことに気づきました。被災直後は、どんなバックグラウンドを持っていたとしても誰もが平等に食料や物資を得られて、自分も一緒に笑顔で写真を撮りました。しかしながら、その状態は今は無く、明らかな格差がそこにはありました。8ヶ月間、ほんの少しでも被災前の生活よりも良くなるようにと希望をもって暮らしていたのかもしれないと思うとその子に対する態度や気持ちまで変えてしまった自分を情けなく思いました。「ぼくはこれからどうなるの?」とその少年に訴えかけられているようで、その日はうまく眠れませんでした。

私は来年度から国際協力の道に進む予定です。1人の少年に関わり続けることは難しいけれど、この少年に気づかせてもらったこの気持ちを大切に、人生を賭けるつもりで自分自身に向き合い、問い続けていきたいです。
(関西学院大学4年 植田隆誠)

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No.61「若者が見た被災地28」

CODE未来基金の若者たちがトルコ・シリア地震の被災地でボランティアを行い、ボランティアについてトルコの被災者、ボランティア、NGOたちと共に考えました。参加した若者たちの感想をお届けします。(吉椿)

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私は今まで被災地を実際に見たことはなく、今回のトルコ、特にアディヤマンでの光景はとても衝撃的でした。倒壊した建物の下で何時間も下敷きになっていたと言われていた方や、仮設住宅で、様々な面で窮屈な思いをされている方々、被災して辛い思いをしている中でもボランティアに精力的に活動されている方々。日常生活が一つの出来事で失われてしまう恐ろしさを感じました。同時に、被災者の方の声に耳を傾けることがすごく大切な活動だということは理解していたつもりだけれど、やはり直接的にどうにかすることはできない自分の無力さに、すごくやるせなさを感じました。
しかし、被災地の方々は、たくさんの困難を抱えているにも関わらず、お話を伺った後やワークショップを開催した後などに必ず「Teşekkürler(ありがとう)」と感謝の言葉をかけてくださいました。辛く、厳しい現状の中で、被災地のみなさんが日々の生活に工夫を凝らしている光景や、素敵な言葉をかけていただくことは、何も出来ないと感じていた私の励みにもなりました。
私は、この時に感じた衝撃や、現地の方たちの力強さ・温かさを今後も忘れないように、絶対に覚えていようと思います。そして、引き続き活動を通して、ボランティアとしてできることや、その意味を見出していきたいです。
(関西学院大学1年 近藤明日花)

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No.60「若者が見た被災地27」

トルコ滞在最終日の本日(10/24)、CODE未来基金の若者たちは、被災地ハタイ県のNGO Collective Coordinationのメンバーなど、被災地でボランティアに参加している若者たちと交流会を行いました。
なお、本事業はコープこうべハート基金さんのご支援で実施されています。(吉椿)

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特に印象に残ったことは、地震直後からハタイ県を訪れ、ボランティアとして7ヶ月滞在していたCさんのお話です。Cさんはボランティアを通して、「ハタイが自分にとってホームのようになった」と笑顔で話す一方、今イスタンブールに戻って自分がどうすればいいのか混乱していると語っていました。

「自分もイスタンブールでの生活があるから被災地にこれまでのようにいれない。経験を通してイスタンブールで起きるかもしれない災害に向けて備えたいと思うが、現在のトルコの災害対応の組織体制では難しい」。Cさんは言っていました。
その他の意見からも、資金や許可の側面から現在のトルコのボランティア活動への参加の難しさの裏にある背景を知りました。

一方で、今回の集まりで私が感じたのは共にボランティアに参加していた人たちのつながりの強さです。現在はそれぞれのあり方で被災地支援に関わりながらも、現地で築いた互いの信頼関係は長期的な被災地とのつながりをもたらすのではないかと感じました。
(大阪大学 島村優希)

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No.59「若者が見た被災地26」

本日23日、CODE未来基金の若者たちは、午前中はヌルダのACEVの『子どもと家族のケアセンター』にて防災ダックを実施して、午後はイスタンブールに移動し、ボアジチ大学の学生と防災クロスロードを共に行いました。
なお、本事業はコープこうべハート基金さんのご支援で実施されています。(吉椿)

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午前中は、ヌルダにあるACEVの『子どもと家族のケアセンター』で防災ダックを行いました。これまで日本の小学生には実施したことはありますが、海外で通訳さんがついている状況で実施するのは初めての経験で貴重な時間となりました。印象に残っているのは二つです。

一つ目は、実際に子どもたちが体を動かして音楽に合わせて災害のファーストアクションをとります。この一連の流れに、音楽もアクションも言語の壁を超えて伝わるものがあり、楽しむことができると感じました。言語が分からなくても気持ちは、伝わります。裏を返せば、本当の気持ちを伝えるのは、言語だけでは不十分なのだと学ぶことができました。

二つ目は、教育の責任感です。防災ダックをする中で、一人の男の子が『火事』のカードを見た時に、「僕の家も家事になった」と言いました。僕も先生たちも、その瞬間時間が止まり、どのように返していいのか分からず、ワークショップを進行しました。頭では理解していましたが、被災地で防災授業をすることは、実際に経験した人たちに話すことです。私たちは、実際には被災したことがありません。そのような人たちが、教えてる防災ワークショップは、とても薄っぺらいものに当の本人からしたら、聞こえてしまうのではないかとも思いました。防災教育とは、命の授業です。一つ嘘を教えてしまうと、命を落としたり、傷つけてしまったりするかもしれせん。だからこそ、必要であり責任感があるのだと感じました。

午後は、イスタンブールに移動してボアジチ大学の学生と防災クロスロードを行いました。ボアジチ大学の学生さんたちは、温かく迎えてくださり、私たちの進行のサポートまでしてもらいました。改めてトルコの人たちの、コミュニケーション能力の高さと勢いに圧倒されました。

クロスロードのテーマは、『アスベストや感染者が蔓延している中で、全然人数が足りてない、現地の被災地にボランティアに行くのか?』だ。行く派と行かない派と割合は、行かない人派の人が三分の二くらいで、それぞれが意見を交わしました。行く派の意見としては、「良心には嘘をつけない」や「私よりも困っている人がいる事実は変わらないので行く」と言う興味深い意見がありました。

特に印象に残っているのは、行かない派の人たちの意見で、みんなが口々に「経験がないから」「プロフェッショナルではないから」という意見がありました。その意見に対して、私が「最初は誰しもが初心者ではないか?なぜ、経験した人は行ってはいけないのですか?」と問うと「あたなは初心者だからと厄介払いされてしまう」「家族に、初心者が行っても役に立たないと止められる」と言われると答えました。その返答に対して私は「では、仮に周りから初心者でもボランティアが行って良いと言うと来る?」と聞くと全員が満場一致「行く」と答えた。この瞬間に、私は大学生の時に、ボランティアサークルの語り部さんに言われた「君たちのような学生がトルコに行っても何の役にも立たない。迷惑をかけるだけだ。行かなくてもできる支援はある」と言われたこととリンクしました。みんな、どのような状況であれ、誰かの役に立ちたい、困っている人を助けたい。そのような気持ちは、一緒なのだ。ただ、その邪魔をしているのは、世間一般、周りの人たちなのだと実感しました。プロフェッショナルでなければできないと決めつけているのも、世間一般なのだと感じました。確かに、プロフェッショナルにしかできないこともありますが、ボランティアには様々な形があり、必ずその人にはその人にしかできないことがあるのだと私自身もこの活動を、通して身を持って経験したいと思います。
(CODEスタッフ 山村太一)

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No.58「若者が見た被災地25」

本日22日、CODE未来基金の若者たちは、午前中はここまでの活動についての議論、午後はガジアンテプから1時間の被災地カフマンマラシュ県の仮設コンテナの施設にて、防災ワークショップを子どもたちと共に行いました。
なお、本事業はコープこうべハート基金さんのご支援で実施されています。(吉椿)

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本日の活動の中で印象に残っているのは「痛みの共有」ということです。地震後に甚大な被害を受けたハタイ県出身である通訳のBさんが、昨日の活動を思い出して、「自分も地震のことをよく考えていたから、数時間の活動ですぐNさん(被災地で活動するNGOの方)と仲良くなった。彼の地震の話を聞いて、しんどくもなった」と仰っていました。この言葉を聴いて、被災者の方々は、複雑な思いを抱えながらも、痛みの共有ということが一つのつながりをもたらしていると感じました。
また、本日の仮設コンテナの活動において日本で様々な人びとが描いたメッセージを載せたうちわを渡し、最後に日本とトルコの曲を共に歌う中で、阪神・淡路大震災をきっかけにできたCODEと、通訳者さんたちやドライバーさんを含めたトルコの様々な被災地の方々での場の一体感を感じたと共に、このようなつながりをこれから続けていくために自分ができることを改めて考えさせられました。
(大阪大学 島村優希)

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No.57「若者が見た被災地24」

本日21日、CODE未来基金の若者たちはガジアンテプから2時間半の被災地アドゥヤマンを訪れました。
現地のNGO、イズデルネイの方々の案内でのまち歩き、仮設住宅で暮らす被災者の方々へのヒアリング、被災した子供たちとのミニ観光、うちわ作りなどの交流、イズデルネイの活動などのヒアリングを行いました。
なお、本事業はコープこうべハート基金さんのご支援で実施されています。(吉椿)

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私はそもそも被災地を訪れるということ自体が人生で初めてで、専門分野も防災に関連していないために、今日私にできたことは、被災者の方々やボランティアの方々からただ話を聞くことくらいでした。そのような中で、心に残ったことは、イズデルネイの方が、震災から約8ヶ月が経ち、他のボランティア団体が被災地に来なくなっている中で、私たちCODE が被災地のことを忘れないでいてくれてありがとうと仰ったことでした。この言葉を聞いて、「無知」であることよりも「無関心」でいることの方が怖いと思いました。被災地の状況についてまだまだ知らないことばかりですが、それでも、関心を持ち続けることだけはやめないでいようと思いました。
(大阪大学 那須公香)

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No.56「若者が見た被災地23」

CODE未来基金です。
日本の若者たち5名はトルコの被災地ガジアンテプに到着しました。
到着後すぐに第二次派遣の際にも防災の授業を行ったガジアンテプ中学校でワークショップを行い、その後、炊き出し等のボランティアとして活動されていたレストランの方などのお話を伺いました。
なお、本事業はコープこうべハート基金さんのご支援で実施されます。(吉椿)

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ガジアンテプの街に着くとその変化は一目で分かりました。当時はほとんど開いていなかった商店が賑わい、石壁が崩れていたガジアンテプ城も再建工事が行われていました。ただそこにいる人たちは相変わらずフレンドリーで私たちを快く受け入れてくれました。

CODEのカウンターパートのMさんの勤務する中学校では、子どもたちに様々な立場に立って非常持出袋について考えてもらいました。その中で、友達が必要だと言った子がいました。誰かと話すことが気持ちを軽くさせるのではと中学生ながらに考えていることに驚きました。それも普段から多くの人とのつながりの中で生活しているからこそ気づけるものなのかもしれません。

その後、レストランで現地のボランティアの方々にお話を伺いました。その中の1人はとても明るい方なのですが、その方が「人々が被災地で助け合って頑張っていた。自分もその1人になりたくて被災地に行った」と話され涙されたことがとても印象に残っています。その当時の覚悟や苦しさ、悲しみ、感動、色々な感情が込み上げたのだと思いますが、その方の気持ちを思うと自分の口からは何も言葉が出てこなくなりました。
トルコの支え合いの力を改めて思い起こさせられた1日となりました。
(関西学院大学 植田隆誠)

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No.55「若者が見た被災地22」

CODE未来基金です。2023年2月6日に発生したトルコ・シリア地震の被災地に明日の10/19から10/26、日本の若者5名が訪れます。現地を訪れる5名の意気込みをご紹介しています。
なお、本事業はコープこうべハート基金さんのご支援で実施されます。
本日は、CODEスタッフの山村のレポートです。

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よく被災地に行くと「無力感」という言葉を使います。実際に私もこれまでの、レポート「若者が見た被災地」でよく使いました。しかし、本当に「無力」なのか、本当に何もできないのか、よく考えます。「無力」だと思った時点で、何かできることがあったのに諦めてしまっているような、思考を停止させてしまっているのではないか、そんな風に思います。私は、トルコを訪れてわざわざ「無力感」を感じに行ったのではないです。何か現地の人たちの役に立つために行きました。きっと、この想いは、第一次派遣に行った隆誠(植田くん)も第二次派遣に行ったしまむー(島村さん)も同じだと思います。明日、トルコに行き一回目に行った時と同じような「無力感」だったり、「ただ勉強になりました」だけで帰って来ないようにしたいと思います。
そのために、今回のテーマであるトルコと日本の若者同士の現在の「つながり」、これまでの日本とトルコの歴史からの過去の「つながり」、そして若者だからこそ、さらにその下の世代につなげるための未来の「つながり」、この「つながり」を意識して、私たちでなくてもトルコと日本がつながり、助け合いの文化、ボランティアの文化が続けられるように取り組みます。
(CODE海外災害援助市民センター スタッフ 山村太一)

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