No.34「若者が見た被災地⑫」

第一次派遣でも訪れたカフラマンマラシュの高校を訪れた。地震直後から避難所となっているこの学校は、未だ避難する人々がいたり、炊き出しを提供する場となっている。カフラマンマラシュでは学校が再開していない地区も多く、訪れた学校には沢山の子どもたちが集まっていた。トルコの子どもたちはとても活発で、私達が訪れると興味津々で近づいてくる。
彼らに神戸の子どもたちからのメッセージや衣服を渡していると、1人の子が近づいてきて、「いつまでここにいてくれるの?」と聞いた。少しの時間しかいれないけど、また来たいことを伝えると、その子は寂しそうに頷いた。被災地に来て、多くの人と出会った。被災者と継続的に関係性を築くことはもちろん大事だが、現実的に短い滞在時間の中で一度切りの出会いとなることも多い。私は来る前の抱負として「被災者一人一人と向き合い、寄り添う」としていたが、果たしてそれが本当にできているのだろうか。出会った子どもたちや方々のために自分は何ができるのか、問い続けたい。
(島村優希)

**********
救援募金にご協力下さい。ご寄付はこちらからお願いいたします。
※通信欄に支援先をご記入ください(例:トルコ・シリア)。

★クレジットカード
こちらのページからご寄付いただけます。
https://code-jp.org/donation/

★郵便振替
郵便振替:00930-0-330579
口座名義:CODE

★ゆうちょ銀行
支店番号:〇九九店
店番:099
口座番号:0330579(当座)
口座名義:CODE(コード)
※口座名義をカタカナで指定されている場合は名義人に「コード」とご記入ください。

★近畿労働金庫
支店名:神戸支店
支店番号:642
口座番号:8881040(普通)
口座名義:CODE海外災害援助市民センター

※募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)