1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。
災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。
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ハイチ地震 救援プロジェクト(継続)

(2)女性向けマイクロファイナンス


露天商震災直後の露天商の様子


露天商の女性
食堂を再建した女性


商売を再建した女性
揚げ物屋を再開した女性

●現地団体ACSIS
首都ポルトープランスの北に位置するラプレンという地域で活動している団体です。大阪府在住のハイチ人青年シャシャ・ピエールマリさんが、友人のルシアンさん(代表)らと設立しました。彼ら自身も家族や友人を亡くした被災者です。被災直後から物資配給などの支援を行ってきました。

●女性向けマイクロファイナンス
ハイチではもともと露天商などの小規模事業が経済の中心を占めています。地震直後から既に多くの露店が再開し、被災者がたくましく商いを始めていました。このプロジェクトでは、弱い立場に置かれがちな女性の被災者が生活を再建できるよう、融資によって小規模事業の立ち上げ・立て直しを支援しました。

2011年1月、ACSISはラプレン地域に住む女性の小規模事業主40名を対象に、事業再建のための資金約150~300US ドルの貸付および商いのトレーニングを開始しました。お金を借りた人は、利子を含めて資金を返済します。商いの内容は、露天の服屋さん、雑貨屋さん、食堂など様々です。新しく商いを始めたり被災した元の店を再開した女性の多くは、「ローンがあってよかった」「収入が増えた」と話してくれました。

●女性の声
Azor Gaelleさん(お総菜の販売)
「私や地域の人たちのビジネスを支援してくれてありがとう。あの震災後ハイチをサポートしようという気持ちを持ってくれている日本の人に本当に感謝しています。 この支援は家族の生活を再スタートさせるために大きなものです。3月に起きた日本の地震(東日本大震災)に対して心が痛んでいます。」
女性の声をもっと読む(ブログへ)

中には健康を害したり、家族の医療費や教育費などがかさみ、うまくいかなかった人もいます。公的な保護が十分でないため、失業や病気などで暮らしが苦しくなると、学校や病院に行けないどころか毎日の食事すら取れなくなる場合もあります。ハイチのこの厳しい現実に向き合い、今後の支援を考えていかなくてはなりません。




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