1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。
災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。
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ハイチ地震 救援プロジェクト(継続)

(1)初動支援:メキシコのパートナー・クワゥテモックさんの派遣


クワゥテモックと子どもたち
クワゥテモックさんと孤児院の子どもたち




クワゥテモックと子どもたち
たくさんの孤児院の子どもたちと




移動診療所
医療支援をサポート



●メキシコのパートナー・クワゥテモックさんの派遣
CODEは地震直後からメキシコ人のパートナーであるクワゥテモックさんに被災地に入ってもらいました。クワゥテモックさんは、阪神・淡路大震災をきっかけに出会い、これまで主に中南米の災害時に連携して活動してきました。ハイチでは、約9割の建物が倒壊した最大の被災地レオガンを中心に次のような活動を行いました。

●ラジオでのメッセージ発信
ラジオ関西との協力で集めた日本人からのメッセージ約50通をクワゥテモックさんに託し、1月下旬から2月上旬にかけてハイチのラジオ(レオガンのRadio Cool, ポルトープランスのRadio Caraibeなど5局)を通じて被災者に伝えました。

例えばこんなメッセージを届けました。
《被災地から見守っています!!》
私たち神戸市民は、15年前に大震災を経験しました。
ハイチの大地震による多くの方々の被災に、私たちは胸を痛めています。家族を失い、ケガをし、家をなくし、どれほどつらくたいへんなご状況か、想像しきれません。しかし、いま同じ被災地として、ハイチの皆さんの痛みを共有し、見守っています。私たちも震災で計り知れない悲しみを経験しました。それを人と人との支え合いで乗り越えてきました。ハイチでは一部暴動などが報じられていますが、地震で壊れた町をさらに人が荒廃させるようなことが起こらないよう祈っています。このようなときこそお互い支え合い、尊い命を大切にされ、今後の再建に力を注がれることを応援しています。日本全国の人々も、同じように応援しています。                          ハイチを応援するKOBE市民 より


●避難キャンプや移動診療所のコーディネート
1月下旬から2月にかけて、レオガン市内の壊れた病院、Cardinal Legerの敷地を拠点にコミュニティのニーズをヒアリングし、Ayuda a Haitiなど他の支援団体と連携して医療キャンプの立ち上げに加わりました。ここでは日々約700人の診察が行われ、立ち上げ以降、クワゥテモックは非医療スタッフとして活動の調整やコミュニティのヒアリング、キャンプ外の会合への参加などを継続し、運営を支えました。

●孤児院訪問
クワゥテモックさんは2月から5月にかけての現地滞在中、レオガンおよび、その約15km東のグレシエという街にある5つの孤児院をそれぞれ週1回ほど訪問し、被災した子どもたちが楽しめる様々なアクティビティを企画しました。歌やゲームだけでなく、映画の上映やジャグリング教室も行いました。



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