現地NGOグループ・ABAG! Central Visayas(以下ABAG)を通じてセブ島北部6地域の被災漁民にボート、修繕用材料、漁網などを提供します。提供されたボートはABAGが提案し各地域に組織したさせたアソシエーション(協会)と呼ばれる住民組織によって管理され、漁民どうしで共有されます。住民が集まり、ボートの活用方法を協議することで住民自身による自立を図っています。また、ボート提供と同時に住民教育も行われます。ABAGによる住民教育を通して、提供するボートをシェアすること、石けんや生薬作りなどの新しい生計手段を得ること、女性が自立すること、減災に取り組むことなどを住民が学びます。