No.49「若者が見た被災地17」

被災地ヌルダとカフラマンマラシュを訪れました。トルコに訪れて4日が経ち少しずつ生活にも慣れてきました。慣れてくると同時に、トルコ人、シリア人、クルド人等の民族の違い、宗教の違いも肌感覚でなんとなく分かるようになりました。ヌルダの仮設でも地震前からトルコ人とシリア人は、仲が悪いから同じ仮設には入れないようにしていると聞き、日本では中々考えられない民族間の軋轢を感じます。なぜ、そのような軋轢が生じているのか、歴史の教科書で知識だけを入れても、実際に肌で感じるのとは、重さが全然違うことを実感します。部外者の私が、その気持ちを4日ばかりでは理解できないですが、部外者としてどの立場に立ち支援をし、アプローチしていくのが正しいのか考えさせられました。
カフラマンマラシュでは、地震の際避難所にもなった高校に訪れました。高校生の中には、友達を亡くして学校に来ることができない生徒がいたりすることを知りました。私は、心の専門家でもないので、どのように対応して良いのか正直分からず、何をしにここに来たのか考えさせられました。また、その後にMさんの姪っ子さんの亡くなったビルの前にも行きましたが、圧倒的な自然の力の前での一人の人間のちっぽけさを感じました。私は、なぜトルコに来たのか、何を成し遂げるのか、4日目は自問自答の日々でした。
(山村)

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