ネパール地震救援ニュースNo.35

CODEのネパール地震復興支援プロジェクトについて

CODEは、辺境の標高3000mのソルクンブ郡グデル村でシェルパ族のコミュニティを通じて耐震の住宅再建プロジェクトを行います。このプロジェクトの特徴は以下の5つです。

1.辺境でアクセス困難な支援の届きていない地域である
このグデル村は、最も近い町から徒歩で2~3日かかり、外部からの支援はまったく入っていません。

2.少数民族シェルパ族の村である。
ヒマラヤトレッキングのポーターとして知られるシェルパ族はネパール全人口の0.5%で、標高3000m前後に約3500人が自給自足の生活をしています。

3.カトマンズとグデル村の2段階方式の支援
第一段階として、カトマンズで日本、ネパールの専門家の方たちとともに耐震のモデルハウスを建設します。その際にグデル村の大工や石工にも技術を学んでもらう学校のような場を作ります。第二段階で、技術を学んだ大工たちが村で住宅を再建し、耐震を普及していきます。

4、現地で調達可能な木や竹、石などの資材を活用した持続可能な耐震住宅の普及
グデル村はアクセスが非常に厳しい事から現地で資材を調達しなければなりません。地産地消のようにその風土にあったもので耐震住宅を再建する事が持続可能な暮らしへの第一歩になります。

5、シェルパ族の村の自立に向けた中長期的支援
シェルパ族のコミュニティのメンバーは、観光や農業などを使った発展の道を模索しています。CODEはこのコミュニティを通じて村の自立への道を中長期的にサポートしていきます。

CODEは、この災害を機にネパールの人たち自身が自らの暮らしや文化を見つめ直し、自信と誇りをもって暮らしていけるような支援を考えています。引き続きご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。(事務局長 吉椿雅道)

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ご支援よろしくお願いします。
☆救援募金にご協力下さい 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「ネパール地震」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方はホームページ(下記)からご寄付いただけます。
http://www.code-jp.org/cooperation/index.html
*クレジットカード決済ページ備考欄に支援先(例:ネパール地震)と明記してください。

1 thought on “ネパール地震救援ニュースNo.35

  1. 愛のかけはし 澤村典子

    先日、お電話しました澤村典子です。ネパール教育支援を行っている「愛のかけはし」の代表です。今日も朝日新聞を拝見しました。昨日より、私たちのグループのネパール人、ラマ・インドラ・ジットがネパール入りしています。12月ごろまで滞在予定で、11月のカトマンズでのCODEさんの耐震住宅技術指導に参加させていただきたいと予定しております(カブレ郡の村の職人さん)。詳しい日程やカリキュラムなどが決まりましたら、ぜひお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。

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