ネパール地震救援ニュース No.36

「シェルパの若者たちが立ち上がる!」

ネパール地震からもうすぐ4か月です。雨季の被災地では、一日に一度は大粒の雨がまとまって降っています。山間部では、雨によって複数ヶ所で地滑りが発生し、都市部でも地震により被害を受けた壁の亀裂は雨によって確実に広がっている家屋もあります。
CODEは、東部ネパールのソルクンブ郡のシェルパ族のグデル村での耐震の住宅再建プロジェクトを決定しました。先日、ネパールを再訪し、カウンターパートであるGudel Sherpa Communityの方々と協議を重ねてきました。
今後、このプロジェクトを進めていくためにコミュニティの中に「再建プロジェクトチーム」が結成されました。グデル村とカトマンズに住む20代の若者を中心にした7名が、自分たちの村を変えていこうと立ち上がりました。約60名のコミュニティの方が参加したミーティングでも若者たちが中心で運営しています。また、プロジェクトを行うあたって、シェルパ族の文化を見てほしいということで、民族衣装をまとった若者たちが踊りを披露してくれました。その後ろで、若者たちが復興の中心を担っていこうとする姿を頼もしそうに見つめている高齢者の姿もありました。
CODEは、乾季(10月以降)に入ったら第1段階としてカトマンズで耐震のモデルハウスの建設を行い、地元の人たちが皆で学べる場をを作っていきます。引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。(吉椿雅道)

ネパール写真36 ネパール写真36-2
再建プロジェクトチームの若者たち                             シェルパの踊りを踊る若者たち

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)