CODE海外災害援助市民センター

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1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに
「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。
災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。

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44. イタリア・ラクイラ地震

災害概要&地図

発生時期:2009年4月6日
地震規模:マグニチュード6.3
被  害:死者308人
活動期間:2009年4月7日~2010年
募金総額:671,191円
現地の心のケアの一つである「ドクタークラウン」の活動にスタッフが参加。また、イタリア音楽の演奏活動をしている関西在住のプロ音楽家らが企画したチャリティコンサートを共催し、被災地に寄付しましたた。

プロジェクト内容

日本航空株式会社の協力により、スタッフ尾澤良平を被災地に派遣しました(4月23日~30日)。尾澤は被災者に対する心のケアの1つとして、「Ridere per Vivere」という団体による「ドクタークラウン」の活動に参加しました。ドクタークラウンとは道化師の恰好をしておどけることで人を笑わせ、病気の子どもや被災者の精神的、肉体的負担を和らげるというものです。「ドクタークラウンには言葉はいらない、子供と遊ぶという感じだ。誰でもできることだと思う」と尾澤は活動を振り返ります。もちろん、プロとして厳しい修行や研修を受けて実践されている方もおられますが、当時尾澤は「一人の市民として自分ができることをやろう」という思いを大切にしていました。イタリア語が話せない尾澤でも、ちょんまげのかつらを被ったサムライクラウンとなり、被災者やボランティアと笑いあうことができました。

尾澤は東日本大震災の後、「誰でもボランティアができる、何でもできる」ということを後押しするため、東北行きのボランティアを乗せるバスを40回以上も走らせています(不良ボランティアを集める会)。なお、イタリアから帰国して報告会を開催し、さらなる支援を呼びかけたところ、関西在住のイタリアバロック音楽家の方々が「チャリティコンサート」を開催して下さいました。また、CODE会議室でも「チャリティアート展」を開催し、これらの収益金は支援金として寄付されました。