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1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互いさま」の心で海外の被災地支援を行っています。 災害時の支えあい・学びあいを通して地球の市民どうしのつながりを築いています。
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インドネシア・スラウェシ島地震・津波
・発生時期 :2018年9月28日・地震規模 :マグニチュード7.5・場所 :インドネシア・スラウェシ島 中スラウェシ州パル市、ドンガラ県・死者数 :2,115人・行方不明者数:1,309人(5,000人との情報も)・負傷者数 :4,438人・避難者数 :22万3,751人・被災家屋数 :6万8,451棟 (2018年10月26日インドネシア国家防災庁発表)
活動レポートや現地の写真等を掲載しています。インドネシア・スラウェシ島地震津波救援ブログ
CODEは2018年11月、2019年1月にスタッフを派遣し、被災地パルの建築家ラーマットさんたちと現地視察や協議を行いました。被災地では、地震の揺れによる被害だけでなく、地震に起因する海底地すべりによってわずか数分で津波が到達したこと、地盤沈下による大規模な液状化が発生したことにより、内陸部も含めて甚大な被害が生じていました。 CODEはラーマットさんたちが行っている伝統木造建築を活かした仮設住宅やコミュニティスペースの再建を支援することにしました。この建築は”Tambi”や”Bantaya”と呼ばれ、山岳民カイリ族などが伝統的に継承してきた構法です。日本の軸組み構法と同様、木や竹を組み合わせています。ラーマットさんいわく「伝統建築は、免震で地震にも強く、安価で、涼しく過ごしやすい」そうです。 ジョノオゲという地区は大規模な液状化で被災し、故郷を失った人たちが隣接するランガレソ村に移り住んでいました。そこで、ランガレソ村に伝統建築によるコミュニティスペースを建設しました。コミュニティスペースは、移転してきたジョノオゲの子どもたちと地元のランガレソの子どもたちが、歌や踊り、読み書きを行う交流の場として活用されます。
写真左:液状化の被災地 写真右:伝統建築Bantaya
写真上:液状化の被災地写真下:伝統建築Bantaya