中国四川省地震救援ニュース 58

「ニュース38」で紹介した、被害の大きかった北川県で誰一人けがをしなかった劉漢希望小学校。寄付をした会社「漢龍集団」のやり方を見習い、施行中も手抜き工事がないかをチェックしている企業があります。この動きが広がり、今後建てられる希望小学校を含めた全ての学校が子供たちにとっての希望になることを願っています。以下はCODE翻訳ボランティアによるものです。
≪ 劉漢希望小学校に学べ!≫
 6月16日午前、重慶のある企業が援助して建てられる四川省安県龍集村小学校の起工式が行われた。
 建設に参加した星芸装飾重慶支社の責任者は、「援助企業は日本の建築家迫慶一郎氏に依頼して校舎を設計してもらったそうだ」と述べた。
 地震で倒れない学校を再建することは児童教師みんなの願いだ。黄雪梅先生は、「煉瓦と木材を組み合わせた校舎は脆弱でした。地震で死者がでなかったのは、日頃の防震訓練のおかげです。」と言った。
 安県の副県長は言った。「龍集小学校はわが県で最初の再建される小学校です。」
 援助企業の責任者は、「この学校には60万元(900万円)を投資しています。施工期間中は現場監督を派遣します。漢龍のように。」
 新しい校舎は10月に完成予定だ。それまで児童は仮校舎で授業を受ける。
 この企業は200万元(3000万円)を出資して、安県、綿竹、都江堰に4か所の希望小学校を建てる予定だ。
 (6月18日 重慶商報)