中国四川省地震救援ニュース 36

いつも被災地の様子をレポートしてくれているYさんですが、調査ばかりではなく、瓦
礫片づけ等のボランティア活動も行っています。その様子が届きましたので、お知ら
せします。
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P6050835.JPG
現在、日本人ボランティア約10人と韓国人、中国人、(ときに欧米人)でほぼ毎日被
災地で瓦礫の片付け、掘立テント小屋の建設、仮設住宅の建設手伝いを行ってい
ます。光明村ではすっかり人気者です。彼らがいることで子供達も集まって一緒に
作業するようになりました。皆暑い中、真黒になりながら明るく頑張っています。これ
からボランティアも増えてくるかもしれません。今は車1台チャーター(1日450元)し
ていますが、乗り切れなくなっているので、何か方法を考えなければなりません。以
上ジャパニーズボランティアの情報でした。
以下はCODE翻訳ボランティアによる情報です。
≪山東省;学校建築の立地条件を見直し≫
 山東省は「山東省普通中小学基本弁学条件標準(試行)」を定めた。これから建て
られる新しい中小学(日本の小中高)は次の6つの危険地帯を避けて建設することと
した。その6つとは、高層建物の蔭になるところ、地震断層の上、山地や丘陵地帯の
地滑りしやすいところ、崖のふちや崖の下、河や海の土石流の危険があるところ、
ダムの近隣の水があふれやすいところ。
 同時に、学校はできるだけ高速道路や幹線道路沿いを避け、交通騒音や高圧電
線、高圧ケーブルの影響を避けること、 船の航路を横切って通学するようなことが
ないこと、 病院や高圧変電所などの学生の生命健康に危険をもたらすかもしれな
い場所を避けること、を定めた。
 山東省はこれを示すことで、全省の学校建設の水準を改善し、標準化をすすめる。
また、省内各地の建設局と調整し、すでにある学校で危険な建築や改造が認めら
れるものは改築計画を定め、5年をかけてすべての学校が目標に達するようにする。
 (6月2日 新華網)
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