中国四川省大地震救援ニュース 10

今朝、現地入りしているYさんからのレポートが来たのですが文字化けしてい
て解読するのに困難を極めています。
何となく、隙間に見える日本語?を頼りに解読して見ました。
(現地レポート 5/17)
通行規制があり、被害のひどい北川、都江堰などは外国人が入りにくい。マスコ
ミの記者の人たちは、こっそりと取材しているようです。
今日は成都の最大規模の避難所に行きました。ここには、北川県からの被災者
がおおいようです。入り口には救援物資や衣類が山積みになり、手前の公園に
は数多くのテントが張られ、献血車も配置されています。避難所の中に入り、3
名のボランティアと一緒に被災者の声を拾いました。
*永芙さん(44才女性、北川県手前の永安で被災)
地震のあった翌日13日に、ここにきた。一族16人のうち、10人がここに来てい
る。残りの6人は今も永安に残っている。ここではお粥、パン、弁当などを食べて
いて十分だとのこと。とにかく家を再建したいと訴えており、最後に「わざわざ日
本からありがとう!」って言ってくれました。
*王琳くん(22才、男性、北川県よりさらに北からの大学生)
地震のあったときは、成都の大学にいた。家族と再会したのは13日。親戚10人
のうち、3人は怪我をし、現在も入院中。兄夫婦と子どもは村に残っている。彼の
友人で瓦礫の下で亡くなった人もいる。また今でも子どもが埋まっているといっ
て、そこを離れない人もいる。いとこの女の子は、一人で逃げ出せたが「余震に
怯え、こころの不安がある」と母親が言っている。江西省に出稼ぎに行っている
旦那さんとは明日、地震後初めて再会するとのこと。
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