「ウクライナ 子守りボランティア」レポートNo.2

いつもお野菜を届けているVさんのお宅でも、子守ボランティアを始めることになりました。Vさんには6才の娘さんのZちゃんがいます。子守ボランティアを始めたことをVさんに伝えると、「12/20から1週間私が仕事の間、Zちゃんの面倒を見てほしい」と。Zちゃんの幼稚園が冬休みに入ると、Vさんが仕事中にZちゃんを見る人がいないのです。そのため、急遽学生ボランティアが1週間子守ボランティアをすることとなりました。
Vさん宅での子守ボランティア1日目は、学生インターンの島村と大阪大学のウクライナ人留学生のRさんで行いました。Rさんは私(島村)の大学の友達です。
仕事に行くVさんを見送った後、最初は家の中でオセロやおもちゃ遊び、かくれんぼをしました。その後、外に出て自転車に乗ったり、公園に行ったり、とZちゃんはとにかく元気で、体を動かしたい様子でした。大学生2人で一緒に遊んでいてもヘトヘトに。Rさんも子どもと遊んで運動不足に気づかされた、と笑っていました。
RさんはZちゃんとウクライナ語でやり取りが出来るので、終始二人は姉妹のようにやり取りをしている様子が、印象的でした。また、Vさんが仕事から帰宅後も、RさんはVさんとウクライナの話をしていました。
Rさんはその際のことについて、「ウクライナ人と話すことができて、ただただ本当に嬉しかった。日本で、ウクライナ語を聞くことは自分にとって、特別なことだから。初めて会ったのに、既に前から知っている人と話してるような気持ちになった」と言っていました。
また、アパートの前で自転車に乗っている際に、近隣の住民の方数名が「自転車の練習〜?」「寒くても元気だねぇ」、など声をかけて下さいました。子守ボランティアの存在を通して、近隣の地域の方とも繋がれていけたらいいのではないかと思います。
(島村)

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