月別アーカイブ: 2022年12月

「ウクライナ 子守りボランティア」レポートNo.2

いつもお野菜を届けているVさんのお宅でも、子守ボランティアを始めることになりました。Vさんには6才の娘さんのZちゃんがいます。子守ボランティアを始めたことをVさんに伝えると、「12/20から1週間私が仕事の間、Zちゃんの面倒を見てほしい」と。Zちゃんの幼稚園が冬休みに入ると、Vさんが仕事中にZちゃんを見る人がいないのです。そのため、急遽学生ボランティアが1週間子守ボランティアをすることとなりました。
Vさん宅での子守ボランティア1日目は、学生インターンの島村と大阪大学のウクライナ人留学生のRさんで行いました。Rさんは私(島村)の大学の友達です。
仕事に行くVさんを見送った後、最初は家の中でオセロやおもちゃ遊び、かくれんぼをしました。その後、外に出て自転車に乗ったり、公園に行ったり、とZちゃんはとにかく元気で、体を動かしたい様子でした。大学生2人で一緒に遊んでいてもヘトヘトに。Rさんも子どもと遊んで運動不足に気づかされた、と笑っていました。
RさんはZちゃんとウクライナ語でやり取りが出来るので、終始二人は姉妹のようにやり取りをしている様子が、印象的でした。また、Vさんが仕事から帰宅後も、RさんはVさんとウクライナの話をしていました。
Rさんはその際のことについて、「ウクライナ人と話すことができて、ただただ本当に嬉しかった。日本で、ウクライナ語を聞くことは自分にとって、特別なことだから。初めて会ったのに、既に前から知っている人と話してるような気持ちになった」と言っていました。
また、アパートの前で自転車に乗っている際に、近隣の住民の方数名が「自転車の練習〜?」「寒くても元気だねぇ」、など声をかけて下さいました。子守ボランティアの存在を通して、近隣の地域の方とも繋がれていけたらいいのではないかと思います。
(島村)

*CODEでは、2015年にCODE未来基金を立ち上げ、災害NGOや国際協力を志す若者を応援しています。未来を担う若者たちの活動にご支援、ご協力お願いいたします。
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「ウクライナ 子守りボランティア」レポートNo.1

今月からCODE未来基金の企画として、ウクライナの母子家庭へ子守りボランティアを行っています。
ウクライナでは男性が戦争のため出国できない状況にあり、日本に来られている方々の多くが女性という現状があります。その中にはシングルマザーの方々もおられ、子育てに追われながら日々生活されています。
CODE未来基金では、高校生・大学生が子守りを行うことで、少しでもお母さんたちの息抜きになればと思い活動しています。

以下、参加した学生の感想をご紹介します。(植田)
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12月18日にベビーシッターのボランティアに参加しました。お母さんのOさんが外出している間、息子のLちゃんとパズルをしたりミニカーで遊んだりして過ごします。
Lちゃんは無尽蔵の体力の持ち主で、一緒に遊んだ約2時間半はずっと元気に部屋を駆けていました。私たちはついていくのに必死です!おしゃべりも上手で、遊びながらたくさんお話してくれました。Oさんが帰ってきた時に、久しぶりの外出でリフレッシュできたとおっしゃっていて嬉しかったです。
私は普段小さい子どもと接する機会がほとんどないので2人に会う前は少し緊張していましたが、フレンドリーなOさんとパワフルなLちゃんに会えて、楽しい時間でした。また2人に会いに行きたいと思います!
(奈良女子大学 生活環境学部2年 植田晶菜)

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