No.68「丹波農業フィールドワーク第2回を実施しました」

CODE未来基金のプロジェクトとして、丹波市市島地区の農業グループ「ムラとマチの奥丹波」のみなさんにご協力いただき、学生たちとともに農業や農村の暮らし、食の安全について学ぶフィールドワークの第2回を実施しました。

前回植えたジャガイモ畑の土寄せ、サツマイモ植え、そして田植えをしました。「農薬を使わない農法ではどのように作物を育てているのか?」「なぜ土寄せをするのか?」などなど教えていただきながら、じかに土に触れて体験しながら、自分たちが口にする食べ物がどのように作られているのかを学びました。

また、今回もムラマチのみなさんと学生たちで意見交換の場を持ちました。学生たちそれぞれが持っている疑問や関心を投げかけ、ムラマチのみなさんが丹波で農業をすることになった経緯や想い、丹波での農業と水の関係、安全な食と国の政策・経済活動との関係などについて話し合いました。
その中で、「丹波に来て農業をするだけでなく、都会でも、ベランダで家庭菜園をしたり、隙間空間で畑をしたり(アーバンアグリカルチャー)など、安心・安全な野菜作りはできる」ということをご紹介いただきました。先日のレポートでお届けした、フィリピン・バンタヤン島の「コミュニティ・ガーデニング」も、まさに身近なところで、できる範囲で、自ら「食を作る」という実践をしていると言えます。

お天気にも恵まれ、楽しむときは楽しみ、学ぶときはしっかり学ぶ、充実したフィールドワークになりました。
これからのレポートで数回に分けて、参加した学生の感想をお届けいたします。

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