もやもやしたこと。
- 2018.02.21
- 未分類
2月20日
今日は次の食と国際協力の準備やインタビュー記事のまとめを行っていました。
今日の作業とは関係がないのですが、少し前からすごくもやもやしていることがあるので、ここで自分自身の整理のためにも書かせていただきたいと思います。
先日日本時間で2月7日0時50分に台湾の花蓮県でマグニチュード6.0の地震が発生し、花蓮市および宜蘭県南澳で震度7を記録しました。
台北駐日経済文化代表処が発表した2月12日18時(日本時間19時)の最新データによると、死者16名、負傷者291名、行方不明者1名となっています。
当然地震発生後、事務所内でも情報収集を行いました。
情報収集をしていく中で、ツイッターなどをみてみると、日本が被災した際に多くの支援をしていただいていたこともあり多くの人が何かしたい、どこに寄付をすればいいのか、寄付をしたなど積極的に動いているのが分かりました。
またそれに伴い、いくつかの団体が支援を立ち上げ寄付を募っていました。
当然、市民が他国のために立ち上がり寄付をするというのは素晴らしいことだと思います。
「花蓮は、倒壊した4棟の古いビル以外はまったく問題ない。道路も、鉄道も、市民生活もいつも通りだ。ただ、街から観光客が消えてしまった」
現地在住の観光ガイド、播磨憲治氏はこうため息をついた。
(夕刊フジより)
ツイッターなどではマグニチュード6.0、震度7、深刻な被害、といったワードが中心的に飛び交っているように感じました。
今回地震が起きた花蓮は観光地で、自然豊かな観光スポットがたくさんあり、「台湾最後の桃源郷」と言われているそうです。そして中国の旧正月を目前に控えた今回の地震により、観光客の予約のキャンセルも多く観光面での被害が心配されています。
僕は現地に直接見に行ったわけではないので、花蓮の本当の状況を完璧には知りません。
しかし、台湾のためにと思っても不用意に声を上げてしまうと、もしかしたら少し食い違った方向に理解が広がり、風評被害につながってしまうのかもしれないと感じさせられました。
今回台湾のためにということで、日本からも多くのお金が動いています。それがどのように台湾の方のために使われるのか、僕達はしっかり見届けなければいけません。
震度や寄付の金額だけでなく、もっと本当に台湾の被害にあわれた方が知ってほしい情報があるんじゃないのか。
ネット上での「台湾加油」の声の高まりとともに、どこかモヤモヤを感じたので書かせていただきました。
時間ができた時に、ぜひ花蓮市に遊びに行きたいと思います。
それでは今日はこの辺で。