スリランカ防災「共育」プロジェクト 現地レポートNo.17

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【写真】「稲村の火」の物語を描く様子
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【写真】フェルトペンで塗り絵用に描く
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【写真】女の子が描いた「MY HOUSE」。太陽がこっそり覗いているよ

(クキさんレポート11)
  第2週目は、「『お・は・し・も』の歌の伝授共育」をタララ村で実施される予定だったが、このタララ村は、既にイシャンカというデビヌワラ出身の大学生によって伝授されてきたので、第1週目の「稲村の火」の物語の読み聞かせ共育を再度実施することになった。今回は、お絵かきをカラーで描くのではなく、黒いペンで描くのみとし、最終、4ヶ所のプロジェクトサイトの子どもたちの絵を「塗り絵」にして、「稲村の火」スリランカバージョンを作成する計画である。
「塗り絵」にすることにより、子どもたちが家に持ち帰っても読むだけでなく同時に色を塗る楽しみがある。スリランカの両親は、非常に子どもとの時間を大切にする。と、同時に教育にも熱心である。このスリランカバージョン「稲村の火」の塗り絵を通して、両親、更にはコミュニティー全体に防災の意識が広がる可能性は充分にあると思う。
ある女の子が、絵が描き終わったと言って、ヒロに見せにきた。タイトルは「MY HOUSE」、私の家と題したその絵は、太陽が雲から彼女のお花畑が広がる家を覗いている。何とも愛らしい、微笑ましい絵である。「『稲村の火』の絵を描きましょう!と言ったはずなんだけどなぁ~」とヒロはテレ笑いしながら私に言った。そしてその女の子に「よく描けたねぇ~Very Good ♪」と目を細めながら優しく微笑んだ。「稲村の火」の物語の内容が重要なのではない。そこから感じる心やみんなで「お絵かき」をする時間が大切なのだと思う。その時間の共有が防災「共育」であると思う。その女の子が私に「私の家のお花をみんなに分けてあげるの」と嬉しそうに話していた姿が心にほのぼのと残っている。彼女が、ヒロの、私の、心を癒してくれた。私も彼らと共に育っていく。感謝。
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