【フィリピン台風30号】救援ニュース No.15

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フィリピン台風30号(Haiyan) 救援ニュース No.15
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 昨日23日は、引き続きばらバランガイArcabolo地区の調査に入りました。
ここでも、今回の台風は今までの中でも最も大きかったという証言を耳にしています。
でも午前8時には避難勧告が出ていて、そのときはまだ雨風が弱かったため避難しなかったという話を聞きました。おそらくそのため、被害を受けた方もおられるのだろうと思われます。この場合の避難勧告は、日本で言う「非難準備情報」と理解でき、むしろ”空振り”でもどんどん早めの非難を促すことが大事ではないかと思います。今年は、日本でも台風被害が多かったが、やはり避難準備情報が的確に出せなかったことも被害を大きくした要因のひとつではないかと思われます。そういう意味では、今後日本・フィリピンが同じスタートラインに立って、減災のための情報共有や研修などを行うことが効果的ではないかと思います。
ARCABOLO地区・破壊された家.jpg
インタビューした方々にまけないぞうを渡す.jpg
 昨日災害保険について、公務員に関わる部分だけをレポートしましたが、もう少し詳細が判りましたので報告します。
この保険は民間保険会社が運営しています(Douganonの子会社であるMercantileが運営)。上限は3000~4000ペソ。保険に入れる条件は4人で連帯保証することだそうです。
いかにもアジアらしい、コミュニティの相互扶助を背景にしている仕組みだと感じます。貧困層に関しては、こうした工夫が必要かもしれません。(こうした仕組みは必ずしもすべて上手くいかないという事例もありますが・・・)
 またイロイロ市では、障害者も積極的に参加した避難訓練もあったそうです。このことについては、帰国してからの報告になりますが、楽しみにしていて下さい。
ちなみに、二人は今晩フィリピン航空408便で帰国します(関空着19:20の予定)。

(村井雅清)