CODE未来基金のプロジェクトとして、丹波市での農業フィールドワークが始まりました。農業を通じてひとつの地域にかかわり、農村のくらしと課題、食の安全などについて地域の方と共に考える機会にしていければと考えています。丹波市市島地区の農業グループ「ムラとマチの奥丹波」のみなさんにご協力いただき、今後数か月に1回実施していく予定です。
第1回となる今回は3月13~14日に実施し、大学生3名が参加しました。ジャガイモの植え付けや、農作物の加工品づくり(黒大豆味噌、玄米ヨモギ餅)を体験したほか、2014年の豪雨災害の被災地域を視察させていただきました。また、夜の時間には「ムラとマチの奥丹波」のみなさんと一緒に意見交換の場を持ち、安心・安全な食の大切さや、食料自給の問題、有機農業を普及させていくための課題などについて話し合いました。
農業や食は、国を問わず、生きていくうえで欠かすことのできないものであり、土地に根差した営みであり、被災地の生活再建においても重要なテーマです。また、今後の大災害を見据えて、自分たちの食べるものをどうするのかという問題を考えておくことも重要です。このフィールドワークを通じて、学生と丹波のみなさんお互いにとって良い学びや気づきのある、そして楽しい時間を共有していければと思います。
これからのレポートで数回に分けて、参加した学生の感想をお届けいたします。