知った気。
- 2018.02.15
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2月15日
最近は少し暖かくなり過ごしやすい日が近づいてきそうな予感がしてきました。そんな今日は、第3木曜日なので第39回の食と国際協力でした。テーマ国は中国雲南省で語り手は事務局長の吉椿さんでした。
イベント自体の様子は明日頑張ってCODEのSNSやCODE BLOGなどで挙げていこうと思っているのでそちらを見て頂ければと思います。
なのでここでは、イベントを通して僕が思ったことを書かせていただきたいと思います。最近少し暖かくなってきたので、温かい目で見守っていただければと思います。
今日の話の中で
『歴史に名が残らないいわゆる普通の人、1人1人に話をきくことからみえてくるものがある』
という言葉が出てきました。
僕はインターンをはじめて色々な人の話を聞いて、勉強をして自分なりに知った気になっています。そして、その結構知った気になっている自分を感じるたびにやばいなと思っています。
どこまでが知った気でどこからが知ったなのか僕にはあまり分かりません。実際に見たもの、体験したものしか本当の意味で知ったにならないのであれば、知れることがあまりにも少ないなぁとも思います。
それがどうであれ、僕は多分今知った気になりそうな自分を少し感じていて、だからこそ今日の
『歴史に名が残らないいわゆる普通の人、1人1人に話をきくことからみえてくるものがある』
という言葉が心に残ったんだと思います。
CODEのように何回もいろんなところに支援をしていたら、前回はこうだったからこうしようとか、日本ではこうだからとか、なにかに当てはめて考えてしまった方が効率よく進むような気がします。
でもそうせず、話を聞きその場所にある何かをまず知り、何かを活かそうとする。それはとても難しいことで、とても大切なことだと思います。
僕が今NGO/NPOで働いている色んな人にインタビューをしたくなったのも、もしかしたらそういう『1人1人話を聞かないと何も分からない』という考えを自分で実践したくなったからなのかもしれません。
インターネットが世界中に張り巡らされ、情報としては世界中の出来事を素早く知ることもできるし、知らないこともグーグルに聞けばすぐに分かりやすく教えてくれます。だからこそすぐに知った気になれてしまいます。
でもネットだけでは知った気から抜け出せないような気もするので、誰かの話からもっと知れる人間になりたいと思った今日でした。
それでは今日はこの辺で。