僕の日常は揺らがない

11月14日

13日僕は午前中用事があり、午後から出勤しました。すると僕のパソコンの上に『イラン・イラク地震』の情報がまとめられた紙が置いてありました。

日本時間で11月13日午前3時20分にイラン・イラクの国境付近でM7.3の地震がありました。14日現在でイランでは死者が445名、負傷者7000名。イラクでは死者が7名、負傷者が535名。現地では、がれきの下に埋もれている人も多くいると考えられていますが、停電などの影響で救助活動が進んでおらず死者、負傷者の数はまだ増えていくだろうと考えられています。

僕は今、国際災害NGOでインターンシップをしています。当然こういった情報にはアンテナを張っていなければいけません。しかし、僕は13日の午後出勤するまでこのことを知りませんでした。

そして、おそらく僕が今インターンをしていなければ、『イラン・イラク地震』のことを全く知ることもなくただ何も変わらない日常を過ごしていたと思います。実際、昨日も今日も災害関連の情報をネットで探したりして業務内容は少し変わりましたが、大体同じ時間に帰り、いつも通り夜ご飯を食べ、いつも通り寝ました。僕の日常はあまり揺らぎませんでした。

今イランやイラクでは多くの人が帰る家を失い寒い中助けを待っています。しかし僕の日常は揺らぎません。

世界にも、日本にも沢山の問題があります。そのことは多分みんな知っていると思います。

飲み会の席でなんとなく食べ物を残してしまっているときに、世界のどこかで飢餓で苦しんでいる人がいることも。

薄い布団でさみーと言いながら眠る時、帰る家がない人がいることも。

多分みんな知っています。

でも、僕らは何もしないのです。だって世界のどこかで誰がどうなろうと僕らの日常は揺らがないのだから。

僕は今回の地震をCODEでインターンをしているから知っただけです。今までも数多くの災害があって、僕はそのとき何も変わらない世界で何も起きていないかのように日常を過ごしていました。

世界のどこかで災害が起きて、いくら大変な状況の人がいようと僕らの日常は変わりません。だからって、無視をしてもいいのだろうか。僕に何ができるのだろう。

ただの僕のもやもやをぶつけてしまった内容になってしまいました。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

それでは今日はこの辺で。

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あと、写真はネパールの長い橋です。