【2014年雲南省地震ニュース No.7】

雲南省でM6.5の地震が発生してから4日目を迎えましたが現在も被災住民の救出作業が続いています。省政府によると、これまでに589人が死亡、2401人が負傷、8万以上の家屋が損壊、23万人が避難しているようです。被災地では発災から72時間が経過し、行方不明の被災者の現状はより厳しいものとなっています。一方で、救助隊の懸命の捜索により72歳の男性と88歳の女性が、瓦礫の下敷きになってからから3日近く経過した後に救助されています。

OCHAからのニュースでは、一人の医師が「現地はとてもひどい状況であり、自身も友人や同僚を失った。」と語っています。また、150ものテントで避難所が用意されたが、ゴミや排泄物の臭いがひどいと訴えられており、衛生面での問題も発生しています。
各地でボランティアが被災地へ入ろうとしていますが、軍や政府関係の車両以外に規制がかけられており、民間の救援隊は容易には被災地へと入れない状況となっています。しかし一部では、車両以外での被災地入りの規制は厳しく行われておらず、ボランティアが徒歩で被災地に入り活動しているようです。

CODEは現在、中国にいる吉椿を通じて情報収集を行っております。
引き続き情報が入り次第、お伝えいたします。

発生日時:8月3日午後4時30分頃(日本時間:午後5時30分 頃)
規模:M6.5
震源:中国雲南省昭通市
深さ:10km

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