【2014年雲南省地震ニュース No.8】

発災から5日目を迎えましたが、犠牲者の数は現在も増加し続けています。7日朝の時点で、615人は死亡、3143人が負傷、8万以上の家屋が全壊または損壊、約23万人が避難していると中国国営メディアは伝えています。また未だに被災地の数百~数千世帯では電気が復旧していない状況です。

避難者の多くは学校や川岸などの平坦な場所にテントなどを張って避難しています。しかし、被災地では酷暑や被災後にやってきた暴風雨によって被災者の生活は心身ともに厳しいものとなっています。また現地で活動している国際赤十字のメンバーは、被災地は避難者のためのシェルターやテントが足りず、また医療チームなどの専門家も足りていないと述べています。

中国のキリスト教系団体である愛徳基金会のニュースによると、被災地の特に山間の村々はもともと貧困地域であり、多くの家は泥とレンガで作られた単純なものであるようです。そのため今回の地震では多くの建物が壊れ、下敷きになった多くの住民が犠牲となりました。
CODEは現在、中国にいる吉椿を通じて情報収集を行っております。
引き続き情報が入り次第、お伝えいたします。

発生日時:8月3日午後4時30分頃(日本時間:午後5時30分 頃)
規模:M6.5
震源:中国雲南省昭通市
深さ:10km

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