【2014年雲南省地震ニュース No.3】

中国四川省にいる吉椿(CODE事務局長)からの情報では、被災地ではまだ困難な状況が続いているようです。雲南省の魯デン県の10の郷鎮では今朝の段階でもまだ停電が続いているようです。魯デン県は昭通市から南西に30~40kmほどの場所に位置しています。
今回の地震で特に深刻な被害を受けている龍頭山鎮は魯デン県からさらに南西に30~40kmほどの場所に位置しており、山岳部の一本道を入った場所になります。そのため、救援隊が入ることも困難であることが予想されます。

雲南省は毎年、M5クラスの地震が起きており、非常に地震の多いところです。しかし、少数民族の多いところであり貧富の格差も大きく、耐震化も進んでいないのが現状です。
住宅を見ても近現代のコンクリートスレートの重い屋根の乗った住宅が、つぶれています。これは2008年の四川大地震のときと同様です。また土壁の木造家屋も倒壊しているようですが、伝統建築かどうかはまだわかっていません。

CODEは現在、中国にいる吉椿を通じて情報収集を行っております。
引き続き情報が入り次第、お伝えいたします。

発生日時:8月3日午後4時30分頃(日本時間:午後5時30分頃)
規模:M6.5
震源:中国雲南省昭通市
深さ:10km

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