レポートも23号までになったので、ちょっと一休み!!

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【写真】絵葉書ではありません:スリランカ最南端デウランダラ岬

1月21日に濱田久紀さんがスリランカに派遣されて1ヶ月余りになります。CODEがスリランカYMCA、UNVの3者で展開する防災共育プロジェクトを地域に広めるためです。濱田さんは、1昨年TSUNAMIの被害にあったインドネシア、モルディブでも防災共育として防災ソング「おはしも」を広めたり、地域のハザードマップづくりを伝えたりという活動をしてきたのですが、今回のように長く滞在しての活動ははじめてのことです。以前にインド南部で暮らしたことはあるようですが、スリランカは初めてです。
でも元来アジア系というか、水には馴染んでいるようです。インドでの生活時代に少しタミール語を覚えたので親しみはあるようですが、でも今のフィールドは南部のシンハラ語の生活圏です。昨年一緒にスリランカの南部のお寺を見学したときに、見学者に食事が出されたのですが、彼女はスプーンやフォークを使わずに、実に上手く手だけでご飯を食べる姿にはビックリさせられました。おもわず「クキさん!あんなに素直な表情をしている顔を見たのは初めてや」といったら、インドでは独特の、首を横に振りながら「ニコッ」と笑っていました。スリランカレポートはいわゆる濱田さんの「体当たり奮闘記」のようなもので、実は彼女は、場所によっては喜怒哀楽を100%表現される方なので、子どもたちがいるところに子どもが一人加わったというくらいのものです。
手前味噌で恐縮ですが、レポートに「共育」とつけさせて頂いていますように、まさにスリランカのフィールドのみならず関係者の共育の場になっているようです。
「クキさんのレポート」は、着任して1ヶ月余りで23号まで行きましたので、この先どれほど積み重なるか・・・・・。懲りずに楽しみにして下さい。

(事務局長 村井雅清)