スリランカ防災「共育」プロジェクト 現地レポートNo.8

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【写真】津波直後のスリランカの避難所(2005年1月)

『ボランティアをするというのは何なのか?』こんな質問が頭をよぎった一日でもあった。先日、こちらのボランティアの子どもたちに「なぜボランティアをしようと思ったのか、土曜日、日曜日を自分たちの時間を削ってでもボランティア活動をしようと思った理由は何なのか?」と、UNDPの方が聞いたことがあった。大人に聞いてもなかなか答えられない難しい質問である。
子どもたちも少々戸惑っていたように感じられたが、「歌が好きだから。」、「ちいさい子どもが好きだから。」、「踊りが好きだから。」等があがった。多分、質問者の期待していた答えと若干違ったかもしれないが、これが正直な彼らの気持ちであり、それ以上でも以下でもないと思
う。ボランティアという観念?は、西洋から持ち込まれたものであり、彼らの地域で、隣の家が隣の家の子守をするのは日常生活に組み込まれている。
困った時に手を差し伸べるのも当たり前のことであり、支えあい、助けあい自体が自然になされているのではないかと感じる。それが「ボランティアなのですよ。」と言ったところで、この言葉は後から作られたもので、元々から彼らの中にあるものだと感じる。ボランティアをしようと思った理由など本当は、ないのだろう。そう思うと、以前から考えている、『人間は元々ボランティアとして生まれている。』ということが、しっくりくる。物がなければないほど、足りなければ足りないほど、このボランティアという人間の生まれてもっている本質が発揮?されるのではないか。だから、あのKOBEの震災の時、何もかも失ってしまって、皆がボランタリーな活動を自然と、何も考えずにできたのでないかと思う。
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