~バンコクから、被災地復興への思い~ 第3次現地レポートvol.1

4月6日
 すでに出発前報告にて予定は書きましたが、4月6日、予定通りタイのバンコクに到着しました。湿っぽい暑さ。日本の夏ととてもよく似ています。


 ホテル到着後、早速晩ご飯を食べに出かけると、偶然、津波復興のための野外チャリティーコンサートを見つけました。このチャリティーは、タイの音楽会社(?)が主催しているようで、Recovery (復興・復活)を文字って、”Vecovery project”と名付けられています。日本の24時間テレビを、より若者向けにした感じで、会場いっぱいの若者のパワーに圧倒されました。若者のバンドがステージで募金を呼びかけたり、歌ったりしている。そこには、千人近くの人々が集まり、そのほとんどは10代から20代の若者だった。このコンサートは、野外の広場で開かれ、募金箱が数カ所に置かれ、CDやTシャツの販売(売り上げは津波復興支援に使われる)もありました。
もちろん、津波チャリティーだけが目的ではなく、音楽会社の宣伝やそこで演奏するバンドの宣伝が目的だと思いますが、これだけの若者を巻きこんで津波のチャリティーコンサートを開催していることにとても驚きました。見たところ、募金箱にはあまりお金が貯まっていなかったが、地震津波後3ヶ月以上がたった今、バンコクでのこのコンサートをとおして、被災地復興への思い、津波を忘れないという思いが、若者の間で共有されることはとても意味のあることだと感じました。
 明日は、関係団体であり、日本のNGOである(社)シャンティ国際ボランティア会バンコク事務所を訪れ、タイでの子ども防災教育の普及について、協議する予定です。
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