No.41「第3次派遣に出発します!―新スタッフの抱負」

6/18-25にトルコ・シリア地震支援第三次派遣として、スタッフの山村太一と事務局長の吉椿雅道がトルコ南部の被災地に出発します。
2023年3月に神戸学院大学現代社会学部社会防災学科を卒業し、CODEのスタッフになった山村太一(22歳)の初海外、初海外の被災地に向かう抱負をご紹介します。

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派遣前に・・・
なぜ、私がトルコに行くのか。たしかに、私は高校大学と防災を専門的に学び、被災地ボランティアも行ってきました。しかし、私くらいのレベルの人は他に幾らでもいるし、また防災について勉強していたとしても、災害現場は学校で習うことや私が経験した世界はまだ本当に一部の一例に過ぎず、言葉では表せられないものや、現場には現場を体験した人しか表現できないナニカがあります。これらの現実に私は、何ができるだろうか。何もできないかもしれません。では、私がトルコに行く意味は何だろうか。「君たちみたいな何もできない若者が行っても、何の役にも立たず迷惑をかけるだけだ」とトルコ・シリア地震発災直後に語り部さんに言われた記憶が、出発が近づくにつれて蘇ります。私もこの意見は、被災地に行く前のボランティアにとって正しいと思います。それだけ、生半可な気持ちで行くような場所ではないことを訴えています。ただ、被災地は何が正しく何が間違っているのか入り乱れ、時として間違っているとされていることや、何もできないと思われている人にもしっかりと役割がある場所だとも思っています。誰しもが必ず何か人の役に立つことができることがボランティアであると思っているからです。誇れる程大きなことはできないが、今の等身大の自分できることを探し続けたいと考えています。被災者は私の勉強のために被災したのではないけれど、その被災者に寄り添い自分の耳で目で肌で感じ、自分に何ができるのが模索することに被災地に行く意義があるのだと思います。
このような貴重な機会を与えてくださったCODE海外災害援助市民センター、いつもCODEを支えてくれた会員並び寄付者の皆様ありがとうございます。
いってきます!
(CODE新スタッフ 山村太一 )

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