No.37「若者が見た被災地13」

アディヤマンで活動をする若者たちに出会った。彼らは大学にオンラインで参加しながら被災地に通ったり、現職をやめて被災地に長期間滞在したりなど自分自身に出来得る最大限の活動を行なっていた。

1人の同年代の女の子になぜ、今ここでボランティア活動をしているのかと聞いたら、「責任を感じたから」と言った。彼女はアディヤマンには地震の後初めて来て、仕事をやめてボランティア活動を行っている。災害が起きて、訪れたことの無い被災地に対して責任感を感じること、その責任感を実際に行動に移していることを知り、私はこれまで何に悩んでいたんだろう、と思った。今日まで数多くの被災地を巡る中、生活感の残ったままの状態で倒壊している家を見たり、未だ生活が整わない中で過ごす人々と話し、出会う子どもたちに「また絶対来てね」と言われ、この短い滞在期間において今は話を聞くことしか出来ない自分自身に対して無力感を覚えていた。彼女たちボランティアが他の学生や団体が去っても現地で活動を続ける様子を受け、この被災地に、私自身が出会った一人一人の被災者に向き合い続けるには何ができるのだろう、と自身に再度問い直した。だが、くよくよと考えているだけでは全く意味が無い。今日出会った大学生ボランティアたちの「責任感」とその行動力に、「とりあえず動け!」と背中を押された気がする。
(島村優希)

**********
救援募金にご協力下さい。ご寄付はこちらからお願いいたします。
※通信欄に支援先をご記入ください(例:トルコ・シリア)。

★クレジットカード
こちらのページからご寄付いただけます。
https://code-jp.org/donation/

★郵便振替
郵便振替:00930-0-330579
口座名義:CODE

★ゆうちょ銀行
支店番号:〇九九店
店番:099
口座番号:0330579(当座)
口座名義:CODE(コード)
※口座名義をカタカナで指定されている場合は名義人に「コード」とご記入ください。

★近畿労働金庫
支店名:神戸支店
支店番号:642
口座番号:8881040(普通)
口座名義:CODE海外災害援助市民センター

※募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)