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(左上)情報ボード(上)完成した塗り絵(下)お手本を見ながら描く |
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「工作プログラム:情報ボード作成」4
今回のプログラムも多くの改善点を発見することができた。まず、塗り絵であるが、この作業もかなりの時間を要する為、小さめの絵柄は、事前に塗っておくことにすることにした。実は、塗り絵だけで、3点ほど用意していた。チャトランギーとも、とにかく多めに作業できる品数を用意しておこうと決めていた。ある程度の年齢になると、1歳違いでは、能力的にも、体力的にも余り大差はないが、園児ぐらいの年齢だと、1歳違いで大きな違いとなる。もしかしたら、早く塗ってしまう園児らがいるかもしれないし、ずっと手助けの必要な園児らもいるかもしれないからだ。「塗り絵、描く情報の絵柄を可能な限り多めに作成したいの」とリーダらに言った時、これこそ「防災」だと言って笑ったリーダらの顔を思い出す。
又、園児ら自身が描く情報は、こちらが提示した絵柄を真似て描くのではなく、園児らが考える情報を描いてもらうことにした。この案はリーダからでたものだ。真似ようとするから時間がかかってしまうのではないかとの意見である。園児らが考える情報とは?恐らく私たち大人では想像もできないような情報がでるかもしれない。次回、是非この方法でプログラムを実施してみたいと思う。
来週は、TSUNAMI教育プログラムである。「稲村の火の物語」の読み聞かせと、寸劇、更には、日本から持参した、「TSUNAMI」というタイトルの絵本を含める予定。既にシンハラ語に翻訳し終わっており、この絵本はリーダらによって園児に読み聞かせをする。 又「象」にちなんで、日本から持参した「まけないぞう」を今回作成した「情報ボードと共」に壁に飾る予定である。