~津波に呑み込まれた汽車~ 第6次現地レポート最終

8月9日 スリランカ
 南部最終日は、コロンボに帰るための移動が主となった。ある南部の町で、多くの人が乗っていた汽車に、津波発生の際、更に多くの人が中に逃げ込み、1500人が一気に波にのまれ亡くなったという話しの汽車をモニュメントとしてそのままの姿でおいてあるところがあった。災害直後は世界中のメディアから取り上げられた場所でもある。
そこを訪れた。そこで偶然にも私がスリランカへ入る前に出席をしたインド・チェンナイでのアジアNGOネットワークの会議に参加をしていた時に知り合った友人に再会をした。このようなところで、出会うとは思ってもみなかったのでお互いに驚いたが、どのようなことをCODEが行っているのかを説明し、一緒にいたサラナプラさんを紹介すると大変興味を持ってくれ、すぐにサラナプラさんたちがやっていることをもう少し聞きたいということになった。私自身は明日にはコロンボを離れるので参加はできないが、その団体の主な活動は、途上国のNGOに資金援助をしてサポートをするということなので、サラナプラさんとも話し、できればVol.3のレポートに述べた女性自立グループの支援をしてもらえないか提案をしてみることとなった。

事務局スタッフ 斉藤容子