~【現状報告】漁業協同組合の支援~ 第6次現地レポートvol.4

8月8日 スリランカ
 女性グループと会った後、新たにUFFC(漁業協同組合)に入りたいという漁民グループと話し合った。私たちはすべてのものを与えるということはしないし、協同組合はこの地域の人々で作っていくものであるということをサラナプラさんたちと説明を行った。今後彼らがUFFCに入るかは検討される。
 CODEが支援を行うクダワラ地域のグループとミーティングを持つ。漁に出かけている男性も多く、女性の参加のほうが多かった。この時も女性自立グループの話になり、CODEとしてはここだけの女性グループを支援することはできないが、例えばUFFCの中に女性部門というものがあれば、各女性グループを統括でき、そこを通じて支援の道が他の女性グループも同じく開けるのではないかと話をした。
ここではそれぞれ個人が、あれが足りない、これが欲しいという話しが当然出たが、だからこそ協同組合を私たちは支援をしているのだと話しをした。この協同組合はCODEの協同組合でもなく、政府によるものでもなく、1人ひとりが責任を持ち、参加をすることで成り立つということを私のほうからは感想を言わせていただいた。来週にはCODEが支援を行う2つの協同組合にボート1隻が届けられる予定。既にガスランプや釣り針などは配給がされていた。

事務局スタッフ 斉藤容子