~【現状報告】防災教育プロジェクト~ 第6次現地レポートvol.2

8月7日 スリランカ
 今回の南部へ行った目的の1つはマータラYMCAの子どもたちによる防災教育を見に行くことである。6月にスタッフが訪れたときに東部のカルムナイYMCAで子ども達による防災教育を見学した。CODEが持って行った日本の津波の話を劇にして演じたり、子ども達自身で劇の脚本を考えて演じていた。今回、南部ではどういったことをしているのか楽しみにして行った。
南部ではまだプログラムは始まったばかりで、子どもたちの場としてまずはお絵かきや遊技などで遊び、そしてその中に防災教育の趣旨を入れていこうとする計画のため、今日は東部のように演劇をするという形は取らず、子どもたちが集まって遊んでいる姿を見た。最初のクラスでは100人を超える子どもたちが来たということだったが、それではクラスができないので30人から40人ぐらいで今日は行っていた。イランのバム地震後もそうだったが、やはり子どもたちが元気に遊んでいる姿は勇気づけられ、それを見に来ているお母さんたちがうれしそうなので印象的だった。今後、ゆっくりと防災についての話しを取り込んでいきたい。

事務局スタッフ 斉藤容子