「土に触れ、ウクライナを想う。」農業体験レポート②

元CODE理事の村上忠孝さんのご協力で、11月から西区の畑でウクライナ人のLさんとCODE学生スタッフが毎週農業体験をさせて頂いています。
きっかけは、Lさんの「ウクライナでは畑が身近にあったのに、神戸は都会でそのような場所が近くにないのが寂しい。」というひと言でした。
活動の様子と参加したスタッフの感想をご紹介します。この日はLさん、CODEスタッフの山村が参加しました。(植田)

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これまで「農業と国際協力」や「丹波での農業フィールドワーク」、「食育プロジェクト」を通して、農業と国際協力の関係性や人と人との繋がりの基本に農業があることは体験し知り感じていました。それを、今回Lさんと一緒に農業をすることによって、自分自身も体験し改めて確認することができました。また、農業の奥深さも改めて感じました。行った農作業としては、ビーツの種を植えるという至ってシンプルなことだが、植え方一つ、土一つに意味があり、なぜこの土を使うのか、なざ、わざと間引くのか、なぜ水は池から引いてきたものを使うのか、常に「なぜ」がつきまとう時間でした。この「なぜ」を考えることが非常に大切で、「なぜ」から見えてくる食料自給率の課題、環境問題、農薬の安全性、慣行の農業などがあり、種一つ植えるのに様々な要素が関わり合っているのだと感じました。
(山村太一)

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